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PER 株価収益率 

PER=株価÷一株利益(EPS)

PER:株価収益率ともいい、株価が利益の何年分なのかを見る。数字は小さい方が割安。PER10倍なら、株価がその企業の10年分の利益と一緒。PER20倍なら、株価がその企業の20年分の利益と一緒という事。

日経平均のPERは20倍前後で、個別の企業を見る際もだいたい20倍というのが一つの目安とされる事が多い。
私的には大雑把に言って、15倍以下が割安、15~25倍が普通、25倍以上が割高って感じでとらえてます。

PERは成長力が高い企業・業種は高め、逆に成長力が低いと思われる企業・成熟業種は低めとなる。
なので、実際にPERを見る際は、単純に何倍かよりも同業種のライバル企業や業種平均と比べる方が有効
業種別のPERは東証のサイトで見る事ができます。


なお短期的な株価の動きは、PERなどのファンダメンタルよりも、相場の地合や需給などの影響の方がずっと大きいと思います。なので、3ヶ月ごとの四半期決算発表をまたがないような短期投資の場合はPERはそんなに気にする必要ないと思います。


PERは、低PERな割安銘柄を見つけるという積極的な使い方だけでなく、投資の候補銘柄から割高な銘柄をはじく為という使い方もあります。

私が読んで非常に参考になった「ウォール街のランダムウォーカー」では前半、チューリップバブルからITバブルまで、今までのバブルの歴史が書かれています。バブルの特徴は、割高だと思われるものまで、まだ騰がるだろうからと買われる事。バブルの時の日経平均はPERが40倍ぐらいになっていたにも関わらず、日本は特別だ外国と比べてPERが高くてもおかしくないと言われていたそうです。
また、ITバブルの時は、インターネット関連企業はこれからぐんぐん伸びるだろうと、PER100倍以上に買われた銘柄もあったようです。
しかし、バブルははじけました。

そして、2005年から2006年のライブドアショック前までは、成長力が高い新興企業が東証一部銘柄よりPERが高いのは当然といった感じで、PER50倍超えの銘柄も多かったです。その時2000を超えていたマザーズ指数は、現在800台です。JASDAQのPERもピーク時は50倍までいってましたが、今は20倍切りました。

高PERな投資対象を避ければ、バブル的な高値をつかまないですむのかなと思います。
高PER=バブルとは限りませんけど、高PERと低PERなら、バブルの可能性が高いのは高PERです。
もちろん、低PERな企業だけを買ってる人もバブル崩壊の時は全体が下がるので、損失を被ると思いますが、PERなどを気にしてない人と比べて、損失は小さく抑えられるんじゃないかと思います。


株価=一株利益×PER です。
つまり、株価が上がるには利益が上がるか、PERが上がるかする必要があります。いくら、PERが低くても利益が右肩下がりになると思う企業はだめ。

  PERが上昇 PER横ばい  PERが下落 
一株利益が上昇 株価↑↑ 株価↑  ↑or↓ 
一株利益が横ばい  株価↑  株価→  株価↓ 
一株利益が下落 株価↑or↓  株価↓  株価↓↓

利益が上昇した場合、PERが上がればもちろん株価は上昇しますし。たとえPERが上がらなくて、利益の上昇率以上にPERが下がらなければ、株価は上がります。
つまり、利益が伸び、PERが割安(PERがこれ以上下がりにくい)銘柄を選べば、株価は上がります
もちろん、これまで増益基調でかつ低PERの銘柄でも減益になってしまえば株価は下がる可能性が有ります。


逆の視点で、PERが下落した場合。利益が下落や横ばいの場合、株価は下がります。増益でも、PER下落率>増益率なら、株価は下がります。
なので、PERが高い銘柄を選んだ場合、PERがどこまで落ちる可能性があるか心配する必要があります
もちろん高PERでも、PERの下落以上の利益の伸びが続けば、株価は上がりますが。


まとめ
・PER(株価収益率)、株価を一株利益(EPS)で割ったもので、一般的に小さいほど割安。
・同業種のライバル企業や業種平均と比べるとよい。
・PERは中長期投資に有効な指標
・高PERの銘柄は、バブル的な割高さの可能性も有る。PERが大きく下がる可能性があり、その際は株価も大きく下がる。
・低PERの銘柄は、PERが下がる余地が小さいので、その分株価が下がる余地も少なくなる。(もちろん企業の利益が少なくれば株価が下がる可能性は有る)


私の基本戦略
低PERで、かつ利益が右肩上がりで今後も成長が続くと思う企業を、中長期保有。短期投資の場合も、PER30倍以上の銘柄は買わない

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株価キャッシュフロー倍率(PCFR) 

株価キャッシュフロー倍率(PCFR)=株価÷一株あたりキャッシュフロー=株価÷(一株あたり純利益+一株あたり減価償却費)

PCFRについて分かりやすく書かれていて、参考にさせていただいたサイト
PCFR(Price Cash Flow Ratio) [野村證券 証券用語解説集
PCFR(株価キャッシュフロー倍率)で成長力を読む [株の初心者から株式投資家への道]
PCFRとは? [株50円ショップ 

PCFRはPERを改良した指数で、PERを補完するものです。PERが株価÷一株あたり純利益なのに対して、PCFRは株価を、一株あたりの純利益と減価償却費を足したもので割って計算します。PERと同じで高い方が割高、低い方が割安となります。業種にもよりますが、一般的に20~30倍が標準的で、10倍以下が割安との事。

減価償却費は帳簿上は支出として計上されますが、実際それを新しい設備投資に回すまではお金は企業から出ていきません。なので大雑把に言うと純利益と減価償却費を加えた物が、その年企業に残るキャッシュフローとなります。

野村證券 証券用語解説集]によると、国によって減価償却の方法が違う為、減価償却費を足し戻す事によって、減価償却方法の異なる企業の国際比較するのに使われるとの事。

また[株の初心者から株式投資化への道]では、将来へ向けて積極的に設備投資している企業は減価償却費が大きくなり、その分帳簿上の利益は小さくなる。将来へ向けて積極的に設備投資している企業の努力を評価する事で成長力を読む為の指標として取り上げています。

株50円ショップ]では、「PERは期間収益の有無に重きをおくのに対し、 PCFRは設備投資戦略を重視した指標である」 と書かれていて、やはり設備投資に焦点をあてています。

PERが高めなのに、PCFRが低い企業は、積極的な設備投資を行っていてその為利益が小さくなっている企業と言えそうです。

PCFRの数値は、楽天証券スクリーニング可能です 。で実際にどんな企業がPCFRが低いのか調べてみました。

PCFRの低さ順で並べた場合、1位のユニココーポレーションを筆頭に上位にはずら~っとリースなどの「その他金融」が並びます。その後はガス会社、自動車部品メーカーなどが続きます。業種によってのバラつきが非常に大きいようです。
同じ業種での比較、さらにPERと合わせての比較、がやはり適している のではないかと思います。

小売を比較してみると、

スーパー大手

PER  PCFR 
セブン&アイH 24.29 14.82 
イオン 21.27  10.16
ダイエー  39.50  10.58 

コンビニ

   
ローソン 18.18  9.51 
ファミリーマート 20.02  11.76 
サークルKサンクス 16.84  9.47 

北海道のスーパー

   
アークス 15.94 9.59 
マックスバリュ北海道 151.26  15.78 
ポスフール  -4.78  -11.72
北雄ラッキー -49.89 10.00 
ダイイチ 19.73  6.48

牛丼

   
吉野家 67.71 23.81 
ゼンショー  29.01  18.16 
松屋フーズ 45.02 8.13 
スーパー大手は、PCFRが10倍前後と良い数値のところが多いです。ダイエーがPERの割にPCFRがいいのは、過去の設備投資額が大きかったからでしょう。単純に減価償却が大きい・小さい・だけでなくその質も大事そうです。
コンビニ各社も、10倍前後のところが多いです。
北海道のスーパーは、マックスバリュ北海道や北雄ラッキーが、来期の利益予想が低くPERがひどい数字になっていますが、PCFRでみるとまともな数字で、キャッシュフローではそれ程問題がない事が分かります。PERが低い、アークスやダイイチはPCFRが1桁と、優秀な数字になっています。

牛丼チェーンは、PERと比べて、PCFRが低い所が目立ちます。利益に対して、積極的に設備投資(出店)してるって事でしょうか。

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株価収益率PER 

<2007年5月追記>PERについて新しく書き直したので、良かったらこっちをみてみてください→PER株価収益率



時間が有る方は紙とペン、もしくは計算機をご用意して計算しながら読んでみてください。

もし「好きな株を無料で差し上げます。その代わりこの株は絶対に売ってはいけません」(配当金はもらえる)」と言われたら、どんな会社の株を買いますか?

黒字の会社と赤字の会社が有ったら、黒字の会社を選ぶと思います。
3億円利益が出ている企業Aと1億円の利益が出ている企業Bだったら、企業Aの方が良さそうです。でも企業Aが100万株、企業Bが20万株発行しているとしたら、企業Aの株1万株と企業Bの株1万株、どっちがいいですか?
一株当りにすると企業Aは300円、企業Bは500円の利益が出ています。この1株当り年間利益をEPSといいます。この仮定だと当然EPSが高い程良くなります。企業Bの方をもらう方が得です。
ここで一つ仮定を変えて1万株ではなく、150万円分の株をあげます、だったら企業Aと企業Bどっちを選びますか?

そんなの株価を見ないと分かる訳ないですよね。
企業Aの株価が4500円で企業Bが10000円だったら?
私でしたら企業Aを選びます。企業Aだと4500円分の株で300円の利益がでます。企業Bは10000円分の株で500円の利益がでます。つまり企業Aだと15円分の株で年間1円の利益、企業Bだと20円分の株で1円の利益が出るからです。この考えが株価収益率PERです。株価収益率は株価を1株当り年間利益で割ったもので、倍とゆうのが単位になります。つまり企業AのPERは15倍。企業BのPERは20倍となります。基本的にPERは低い方がいいです
ちなみに東証1部全銘柄の平均PERは28倍、日経平均225銘柄の平均PERは19倍程度。なお前月の東証の平均PERやPBRは東証のサイトで見る事ができます。

ここからは、現実に戻ります。
ここまで読んで、頭がいい方でしたら、こんな仮定どおりになる訳ないじゃんと思われたのでないでしょうか?例えば、企業Aと企業Bの年間利益は毎年変動するだろ。企業Bの方が成長力が有ったら?例えば企業Aは利益はでてても借金が多かったら?
他にもいろいろ有るでしょう。だから株価は変動します。

それでも、PERは株価の目安の一つにはなるでしょう。
ちなみに株価収益率PERはわざわざ自分で計算しなくても、証券会社のサイトやYahooファイナンスで見ることができます。

他のサイトや本とかで読むと、PERはその企業の同業他社と比較するといいそうです
実際に、ビール会社各社のPERを見てみましょう。
10月11日時点でアサヒビール23.66倍、キリンビール24.87倍、サッポロビール44.53倍となっています。ちなみにサントリービールは上場していません。ちなみにアサヒビールは私が最初に買った8月時点では、株価が1270円だったのでPERは20.31倍でした。

PERについてもっと知りたい。私の解説では意味分かんなかったって人は、株価収益率、あるいはPERなどでググってみてください。
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