S株・ワン株・プチ株・まめ株とミニ株 

株は通常、100株や1000株など決められた単位(単元)でしか買う事ができません。1株5800円単元数100のトヨタなら、60万円近くの予算がないと買う事ができません。

それをもっと少ない金額で買えるのが、ミニ株単元未満株です。
単元未満株には各証券会社が愛称をつけており、SBI証券S株マネックス証券ワン株カブドットコム証券プチ株等があります。違いを表にまとめてみました。
ミニ株は証券会社によって手数料・取扱い銘柄等が違いますが、SMBC証券を代表として掲載しました。

売買単位
まず売買単位ですが、ミニ株は単元数の10分の1単位での注文になります。単元数が100ならば10株単位、単元数が1000なら100株単位。
それに対して単元未満株は1株単位で売買できます。例えば1株5800円単元数100のトヨタを10万円位買いたいなと思ったとき、ミニ株だと10株の58000円か、20株の116000円での売買になります。それに対して単元未満株はキリのいい10株や20株でも注文できますし、17株98600円といった注文ができます。なお株価はこの記事を書いた時のものですし、手数料等は含めてませんし、翌日の始値等での成行き注文になるので、多少上下します。

手数料(税別)

  S株
SBI証券

ワン株
(マネックス証券

プチ株
カブドットコム証券
まめ株
(野村ネット
&コール
ミニ株
(SMBC日興
ダイレクト
 手数料
(税抜)
0.5%
下限50円 
0.5%
下限48円 
2万円まで100円。
以降1万円ごとに+67円 
0.8%
下限100円
0.735%
下限945円
上限10500円 
5千円の約定 50円 48円  100円  100円  700円 
1万円の約定  50円 48円  100円 100円 700円 
3万円の約定  160円 160円  167円 240円  700円

5万円の約定

250円 250円  301円 400円  700円
10万円の約定 500円 500円  636円 800円  700円
20万円の約定 1000円 1000円 

1306円

1600円  700円
60万円の約定 3000円 3000円  3986円 4800円  700円
S株やワン株が手数料率(税抜)が0.5%と安め。プチ株やまめ株が続きます。SMBC日興証券のオンライントレードミニ株は700円均一(約定代金が2000円以上の場合)です。
以前はSBI証券の単元未満株(S株)には下限手数料が無かった為、数百円の株を一株といった買い方も「あり」でしたが。今は最低手数料が52円となり、往復で最低でも104円の手数料がかかる様になった為、数百円分だけ買うといった買い方はあまり現実的ではありません。
あくまで個人的な感覚ですが、単元未満株の片道手数料率として1%ぐらいまでなら許容範囲かなと考えます。S株ならすくなくとも5000円以上、できれば1万円以上の金額分を購入した方が良いかなと考えています。

取扱い銘柄  ◎売買可能 ○売却のみ可能 ×取扱いなし

  S株
SBI証券 
ワン株
マネックス証券
プチ株
カブドットコム証券 
まめ株
東証(1部・2部・マザーズ・JASDAQ)   ◎   ◎  ◎  ◎
名証(1部・2部・セントレックス)  ○  ◎  ◎  ◎
札証・福証  ○  ○  ○  ○
札証アンビシャス・福証Q-Board  ○  ×  ○  ○
ミニ株の取扱い銘柄は、各証券会社によってまちまちです。日興コーディアル証券の場合で約2300です。
それに対して単元未満株は東証(マザーズやJASDAQ含む)に上場銘柄のほとんどが売買可能です。以前は単元が1株の銘柄も結構有ったのですが、今は100株または1000株に集約されてきているので、ほとんどの銘柄が対象になりました。なお単元が1株の銘柄、整理ポスト・監理ポスト銘柄、保管振替非同意銘柄、外国銘柄、ETFREIT対象外です。
また名証・札証・福証に単元未満株に関しては、各証券会社によって取扱いが違います。S株は名証は購入できない、ワン株はアンビシャスとQ-Boardを売却できないです。
札証や福証などは売却のみなので、ミニ株のような使い方ではなく、株式分割などで生じた端株を処分する為という使い方になるでしょう。

注文受付時間と約定時間
ミニ株や単元未満株ともに、寄りでの成行き注文になります。

東証・大証・名証・札証・福証 売買受付時間
スクリーンショットS株

S株・ワン株は注文ができない時間帯が有るのに対して、プチ株は1日中受付可能です。また、当日の後場始値で売買できる最終時間は、プチ株が10時まで、S株・まめ株が10時半、ワン株が11時までとなっています。また夕方時間での注文は、S株やプチ株・まめ株は翌営業日の前場寄りでの売買となりますが、ワン株は翌営業日の後場寄りでの売買となります。

ミニ株と単元未満株の違い
ミニ株は証券会社名義であり、他の証券会社へ移管したりできません。その証券会社で買ったミニ株に限りまとめる事ができ、単元数に達したら普通の単元株として売買できます。
それに対して、S株やワン株・プチ株・まめ株といった単元未満株は、自分名義(正確には証券保管振替機構名義)で他の証券会社への移管が可能で、合算もできます
また株式分割で生じた端株とも一緒にまとめる事ができ、単元数に達すれば普通の単元株として売買できます。

ミニ株・S株・プチ株.・まめ株全てに共通する特徴としては、株主総会での議決権はありません。配当金や株式分割に関しては、持ち株数に応じて受け取ることができます

ミニ株は株の保有はあくまで証券会社なので企業からは一切郵便物が届きませんが、S株・ワン株・プチ株・まめ株などの単元未満株の場合は事業報告書などが企業から送られてきます。配当金の受け取りもミニ株が配当金相当額が証券口座に入金されるのに対して、単元未満株は単元株と同じ受け取り方法です。

まとめ
1、ミニ株は普通の単元株よりも少ない金額で購入が可能です。S株ワン株プチ株まめ株等の単元未満株は、ミニ株よりもさらに低額での取引が可能。ただし購入金額が大きくなると、単元株との手数料の違いが目立ちます。

2、S株・プチ株・まめ株は、株式分割で生じた端株を売る事ができる。また端株と併せることにより、単位株にする事ができる。

3、S株・ワン株・プチ株・まめ株はほぼ同じサービスであるが、手数料がS株とワン株が安めでお得。
  プチ株は毎月積立が可能。

まずは予算10万円位で株を始めてみたいって人には良いと思います。20万円の予算なら、10~15万円位の普通の単元株を買って、余ったお金で単元未満株を買ってみるってのもいいかも。
手数料率もだいぶ下がってきたので、銘柄分散・時間分散で買いたい人にもいいと思いますし、金額が高くて単元では買えない銘柄を買いたい場合にも。私はよく使ってます。

LINK
1万円で投資できるプチ株・S株ってナニ?[ALL About]

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配当金は17円 

ミニ株は証券会社の名義となり、厳密にはその会社の株主になるわけではありません。その為、企業から郵便物が届いたりはしません。配当金は、相当額が証券口座に入金されます。この辺は信用取引の買いと似た感じです。

それに対して、プチ株・S株・まめ株は、個人の名義となるので、企業から事業報告書などが送られてきます。なので、ミニ株や信用買いと比べて、ちょっと株主気分を味わえます。(単元数に満たないと、議決権は有りませんし、株主優待ももらえません(※カスミというスーパーの優待は単元未満でも受け取れます)
配当金まで、単元株と同じ受け取り方法なんですよね。私はまめ株やS株は今年の夏に初めて買ったので、今回が初の配当金受け取りシーズンとなったのですが。
↓今回届いた配当金がこれ
配当金17円
配当金、17円

正直、これの為に郵便局行くのめんどくさい。(注*画像をUPする方がめんどくさいだろうってつっこみはいりませんw)
企業の方もこんだけの配当払う為に郵送したりとかの手間やコストがかかっている事を考えると、申し訳ないですけど。
来月だったら9月中間決算の銘柄がいくつかあるのでまとめて持って行こうと思うけど、期限が1ヶ月以内ってのも短いですよね。
配当金の受け取りでいったら、ミニ株の方がずっと楽でいいなと思いました。
ついでに、普通の単元株もミニ株みたいに証券口座に自動で振り込まれてくれたら便利なんですけど。

手数料率を考えると短期売買には向かないですけど、S株やまめ株、少ない金額で手軽に買えるので結構便利ですよ。私は夏に手数料が下がって以来、ちょこちょこ利用しています。

<追記 配当金の振込サービス~今回の記事のつづきです。>

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ミニ株のすすめ マネックス証券が手数料99円キャンペーン 

マネックス証券が、ミニ株の手数料を99円にするキャンペーンを発表しました。普段の手数料は500円なので、80%オフです。キャンペーン期間は2007年9月3日(月)~2008年1月31日(木)と、長めです。
これは結構嬉しいです!

ミニ株に関しては、「指値注文ができない」「手数料率が単元株と比べて割高」「取扱い銘柄が限られている」などのデメリットが有り、短期投資には向きません。
しかし中長期で半年以上とか保有するのであれば、手数料率の0.何パーセントの違いはそれ程気にしなくてもいいのかなと思います。
例えば、トヨタ新日鉄を1単元買うには、60~90万程度必要です。ニコンは1単元買うには、360万円以上必要です。
中長期投資ならば次から次へと買える値段では無いと思います。

はじめにミニ株ありきではなく、良いと思った銘柄を買いたい、しかし単元で買う余裕がないそんな時に効果が発揮するのがミニ株だと思います。

手数料が99円なら、1万円分だけ買っても手数料は片道1%程度。10万円分まとめて買うなら0.1%程度です。これなら手数料の高さは気にならないかと思います。
お金に余裕があり単元で買うつもりだったとしても、ミニ株で2回に分けて買うと、手数料は198円で済みます。場合によっては単元で普通に買うより手数料が低くなると思います。ニコンの様に単元が300万以上する株でも、手数料198円で買う事ができます。(※売る時は、単元株になるので指値や逆指値などの注文も可能になりますが、普通の単元株の手数料になります。それが嫌ならばあえて単元にならない株数に押さえて購入のも一考)


ブログ内関連リンク
S株・プチ株・まめ株とミニ株~ミニ株とよく似たサービスのS株・プチ株・まめ株とミニ株との違いをまとめた記事です。
通常マネックスのミニ株手数料は500円なので、一回の投資金額が5万円以下ならS株などが、10万円以上ならばミニ株の方が手数料的におすすめです。しかし、キャンペーン手数料99円なら、ミニ株が有利な状況が増えます。

ナンピンじゃなく分割買い~私は株価の下落時には、一遍に買わずに何回かに分けて購入します。そんな時、ミニ株などは便利です。
今回の下落時も、短期のリバウンド狙いは信用取引を使って買いましたが、安いから今買って中長期で保有したいなと思うものは、S株などを使って購入しました。(単元で現物株をいろいろ物色するほどキャッシュポジションが無かったので)
ミニ株の手数料99円キャンペーンがもう少し早く始まっていれば、S株よりミニ株を使ったと思います。

マネックス証券のメリット~私はマネックス証券を、主に投資信託と外貨MMFの積立、ミニ株、貸し株、ロイターのレポートを見る為に使っています。
マネックス証券では9月14日まで、新規口座開設+3万円以上入金で3000円もらえるキャンペーンを実施中です。(詳しくは記事を見てください)
口座を開いといて損はない、証券会社だと思います。

おすすめ関連リンク
マネックス証券、ミニ株(株式ミニ投資)の取引手数料を一律99円(税込)とするキャンペーンを開始 [NightWalker's Investment Blog]
インデックス投資派なら、こんな利用の仕方も面白いと思います。なぜかS株やプチ株ではETFが対象になっていないので。

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ミニ株の手数料が500円! 

マネックス証券ミニ株の手数料が一律500円になりました。
今まで、約定金額の0.735%、最低でも735円かかったので、この改定は個人的にすごく嬉しいです。
ミニ株を使う機会が増えそうです。あとは、取扱い銘柄がもっと増えれば言う事なしです。


久久の更新になってしまいました。
最近仕事が忙しくて残業が多い。
隣町の大きな図書館に行ったら、読みたい本がたくさん有り10冊も借りてしまった。ってのが要因です。
2週間で10冊ってのは、自分の読書量のキャパ超え気味で、全部読むの大変。
投資関係の本では、[梅屋敷商店街のランダムウォーカー]で絶賛されていて、前から読みたいと思っていた「ウォール街のランダムウォーカー」を読んでます。まだ100ページ位しか読んでないのですが、過去の欧米のバブルの様子が書かれていて、大変興味深いです。
この本は投資をする人だったら、一度読んでみるのをおすすめします。
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初めてのミニ株注文 

日経平均とTOPIX、わずかですが今日も上げましたね。自分の持ち株は下がりましたが…。JASDAQ平均は10連騰です。これを、追い風が吹いていると見るか、ちょっと加熱し過ぎと見るかは難しいとこですね。

申し込みしていた、マネックスビーンズ証券の口座開設書類が届きました。キャンペーンは3万円以上の入金が条件ですが、とりあえず14万円入金しました。

で早速、銘柄選定。スクリーニングは使い慣れているイートレードでしました。今までは、購入金額20万円以下とかでスクリーニングしていましたが、金額の制限がないと沢山の銘柄が出てきて目移りします。
なんか楽しい気分になってきました。まあ新しい会社とかは単元数1の所が多く、ミニ株買えないですが。

でスクリーニングの結果5銘柄位に絞り、口座を開いている各証券会社の銘柄情報を見ていきました。中でも松井証券のリサーチネットが詳しくて良いです。
で厳正なる審査の結果、美津濃本田技研工業の2銘柄を買う事に。

で早速注文しようとしたら、ミズノはマネックスのミニ株の対象銘柄でなかった…。「株式ミニ投資のお取扱い対象銘柄は2,000銘柄以上に拡大する予定です。」の表記が悲しい。マネックスさん対象銘柄の拡大早いとこよろしくお願いいたします。<追記・現在は600銘柄に増えています>

で結局ホンダを2口(20株)買う事に。今日のホンダの終値は6390円、20株で127800円。で注文を出したら、「買い付け限度額オーバーです」
なぬー。まあミニ株をやっている人には常識なのかも知れませんが、ミニ株は指値でなくよく営業日の成り行きで注文されるので、制限値幅の金額+手数料がないと注文できないんですね。ストップ高になっても買えるだけの買い付け限度額が必要ってことです。
6390円に対する制限値幅は上下1000円なので、20株なら(6390+1000)×20×手数料1.00735=148886円が必要な計算になります。ちなみに1銘柄の購入金額が10万円以下の場合は手数料は735円で一定なので、ホンダを10株購入するとすると、(6390+1000)×10+735=74635円以上の買い付け限度額が必要になります。

仕方なく9000円を追加入金しました。5時を過ぎていたので新生銀行からの振込ではいつ反映するか分からなかったので、即時入金サービスを初めて利用しました。パスワードの入力とか少しめんどくさいですが、本当に即時に買い付け限度額に反映されました。ジャパンネット銀行に口座作っといて良かった。

まとめ マネックスでミニ株取引しようする人向け
1、スクリーニングで興味がある銘柄が有ったら、まずはマネックスでミニ株の取扱いが有るかを見ましょう。
2、10万円以下は手数料735円で一定なので、あまり安い金額のミニ株を買うと手数料が相対的に割高になる。
3、制限値幅+手数料分以上の買い付け限度額が無いと注文できないので、買おうと思うミニ株の金額の1.2倍位を入金しとく必要あり。
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