バーチャル株取引ゲーム 

インターネットでできる仮想株取引のゲームが、今いろいろ有ります。
株をはじめる前にやってみる人も多いようですし、実際の株取引に役立つ部分もあるんじゃないかと思い、代表的な4つのバーチャル取引ゲームを実際に試してみました。ちなみに成績は3月12日から3月31日までのものです。

野村のバーチャル株式投資倶楽部
まずは、参加人数が279,673名と断トツの参加数、知名度をほこる野村のバーチャル株式投資倶楽部を試してみました。
100万円を元手に、株式投資をしていくゲームです。私の成績は100万8556円で70,039位でした。なお2006年度のゲームは4月3日からスタートします。
このゲームの特徴は、気になる銘柄をMYウォッチ銘柄に登録できる事です。気になるいくつかの銘柄をチェックしておき、日々の値動きを見ながら買い時を考えるとゆうのは、実際の株取引においても活用できると思います。実際に株取引をする前(証券口座開設中とか)に気になる銘柄・購入を検討している銘柄の値動きを見ておくと、実際にいざ口座開設した時に役立つと思います。
株式の売買ルールは実際と結構違います。まず株数ではなく金額指定により株を購入します。単元数とか関係ないです。1株40万円の株を20万円分(0.5株)買うって事も可能です。また指値などはできなく、価格は売買日の終値です。
良い点
・株価情報やチャート、決算などの情報を見る事ができ、このサイト内の情報だけでもある程度の銘柄選定が可能。
・ウォッチ銘柄を登録でき、気になる銘柄の株価をチェックする習慣ができる。
・他の人が多く保有している銘柄のランキングを見ることができます。バーチャル投資をする人はこれから株を始めようとする人が多いので、どちらかとゆうと初心者が好みそうな銘柄ランキングになってます。この保有ランキングは少し興味深かったです。
改善要望点
・株式の売買ルールが、実際とだいぶ違う。

ストックウェビーシミュレーション(日興コーディアル証券)
このゲームの売買ルールは、指値も可能です。また購入は単元数単位になるなど、野村のゲームよりも実際のルールに近いです。
3000万円を元手に、自由に株式投資をしていくゲームです。私の成績は3154万3150円で8249人中1548位でした。
このサイト内で見れる情報は株価の時系列データ位なんで、他のサイトを見たりして銘柄を選定して、ここで実際にバーチャル取引してみるって使い方になると思います。個人的には、3000万円ってゆう元手が正直あまりピンとこないです。
良い点
資金が3000万円も有るので、自由度がすごく大きいです。

トレーディングダービー~K-ZONE大和の株式取引ゲーム)
このゲームは、上位入賞者すると結構豪華な賞品がもらえます。
1000万円を元手に、自由に株式投資をしていくゲームです。私の成績は976万9760円で16,249人中10,795位でした。商品にはほど遠い…。4月3日より2006年春が始まります。今度は商品getできるようにがんばります。
指値が現実よりも20分遅れで約定するので、他のゲームよりもより実際の取引に近い取引ルールだと思います。
実際の株取引をシミュレートするには最適なんじゃないかと思います。

ペットDE株式~三菱UFJ証券
このゲームのルールは、上記の3つとはだいぶ異なります。まず犬、猫、猿、牛、熊からペットを選びます。動物により好む銘柄が異なります(牛は強気、熊は弱気など)。ペットが5つの銘柄を選んで、その中からどれを買ったらいいか相談してくるので、1つ選んでアドバイスします。空売りする事も有ります。
元手は300万円で、1銘柄あたり約60万円分買い付けます。私の成績は308万1000円で、5833ペット中の1384位でした。4月3日から第10回大会が始まります。
このゲームは、全ての銘柄から選択ではなく限られた5つから選ぶのが逆に良かったです。(しかし次回の大会からは、アドバイスするだけでなく、自分で売買することもできるようになるようです。)
良い点
・自由度が低い分、逆にそれほど時間を取られるずにできるので、忙しい人やすでに実際に株取引している人におすすめ。他のゲームと同時進行でやるのもおすすめ。
・どうゆう銘柄を好むかはペットにより異なりますが、PERとかROEとかを元に結構良さそうな銘柄を見つけてきます。普段自分で実際に投資する際は、もともと知っている企業ばかりなので、こんな企業も有るんだゆうのが分かって楽しいです。
・普段あまり空売りについて考える事がないので、空売りの相談をされた時はちょっと新鮮でした。
・動物ごとの成績を見る事ができるのは、興味深かった。量的緩和解除決定前の株価が低迷していた時期は、弱気の熊の成績が良く強気の牛の成績が悪かったです。動物ごとの特徴が出ていてよかったです。
改善要望点
・ペットの名前は他の人と同じ名前がつけれない為、ペットの名前として思いつきそうな名前はたいてい登録済み。そしてペットのイラストのタッチはあまり私好みじゃない。ペットに対する愛着を湧かせるようもう少し工夫すると、より楽しいゲームになるんじゃないかと思います。
・自由に売買できるようになったのは自由度が増したとゆうメリットも有りますが、自由な売買だったら上記の3つのゲームでもできる事なので、かえってこのゲームの特徴を薄くしてしまった気がします。

以上の4つのゲームをして一番面白かったのは、ペットDE株式です。
すでに実際に株取引をしている人も結構楽しめるんじゃないかと思います。
ちょうどゲームをした時期が個人的に忙しい時だったので、自由度が少ないのが逆に良かった。他のゲームは最初に買った銘柄を売らずにそのまま保有(ほったらかし)でした。

実際に株取引をする前にネット取引のシュミレーションがしたい人には、一番現実に近い取引ルールのトレーディングダービーをおすすめします。

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ミニ株の手数料が500円! 

マネックス証券ミニ株の手数料が一律500円になりました。
今まで、約定金額の0.735%、最低でも735円かかったので、この改定は個人的にすごく嬉しいです。
ミニ株を使う機会が増えそうです。あとは、取扱い銘柄がもっと増えれば言う事なしです。


久久の更新になってしまいました。
最近仕事が忙しくて残業が多い。
隣町の大きな図書館に行ったら、読みたい本がたくさん有り10冊も借りてしまった。ってのが要因です。
2週間で10冊ってのは、自分の読書量のキャパ超え気味で、全部読むの大変。
投資関係の本では、[梅屋敷商店街のランダムウォーカー]で絶賛されていて、前から読みたいと思っていた「ウォール街のランダムウォーカー」を読んでます。まだ100ページ位しか読んでないのですが、過去の欧米のバブルの様子が書かれていて、大変興味深いです。
この本は投資をする人だったら、一度読んでみるのをおすすめします。
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最近の相場 

このブログからもリンクさせていただいている、[無職30男が株でNEETから億万長者!]が更新終了してしまいました。毎日中身の濃い文章を書かれていて、ほぼ毎日の様に見ていたので残念です。
ブログランキングの投票数が下がっていったのも原因みたいです。

でも最近、売買高がすごく減っていたりするように、昨年の11月から今年の1月位にかけてほどは、みんな株に熱を上げてないってのもあるんじゃないかと思います。
このブログも、1月から2月中旬まではページビューで1000を超える日が多かったのですが、最近はたまにしか1000いきません。もちろん更新回数が減ってたりとかブログ自身の原因もあると思いますが、それ以上に検索エンジンからの訪問が減ってます。株についてインターネットで調べようとする人が1・2月よりは減ってるんじゃないかと思います。

株価の方も量的緩和解除の決定後は底は見えたと思いますが、上がったり下がったりを繰り返して方向性が見えにくいです。

ここで唐突ですが、株のことわざを一つ
天井三日、底百日
今まさにこの状態じゃないかと思います。
ライブドアショック後の高値を天井として、今が底。。
でも3ヶ月サイクルだとすると、4月には! と期待してみる。

この前の金曜日のクロージングベルで、岡三証券の人が今の相場状態について
閑散に売りなし
と言ってました。このことわざも今の状況にあってる気がします。

これから過去の格言通りになるかは分かりませんが、少なくとも今の状態はこの二つのことわざの言ってる状況に似てるんじゃないかと思います。
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財務データの読み方2、売上高営業利益率・売上高経常利益率 

今日は売上高営業利益率と売上高経常利益率について書きます。その企業がどれだけ儲けられる構造になっているかを見る為に、私はこの指標を使ってます。

営業利益売上高で割った物が、売上高営業利益率です。経常利益売上高で割った物が、売上高経常利益率です。営業外の損益が少ない場合はどっちも同じような数字になるので、どちらかを見れば良いと思います。前回書いたように営業外の損益はその年限りの事もあるので、私の場合は売上高営業利益率を見てます。
この2つの指標は効率の良い・コストをおさえた経営が出来ているかを表してます。売上高営業利益率が10%なら、100万円の売上が有った時に、仕入れ原価や従業員の給料なんかの運営費を全部引いても10万円利益が残るってことです。売上高営業利益率が1.8%なら100万円の売上で1万8千円の利益が残るって事です。多い方が当然良いです。

取引量が多く利ざやの少ない卸売り業や食品スーパーなんかは低くなりますし、金融や医薬品製造なんかは高めになります。gooによると、製造業が4.2%・卸売業1.8%・小売業が4.4%位が平均のようです。異業種を比較してもあまり意味がないと思います。
比べるべきはライバル企業。そして過去からの推移も見ると参考になります。

例としてアサヒビールを見てみましょう。2005年12月期は売上高1,430,026百万円が営業利益が90,248百万円ですので、売上高営業利益率は90248÷1430026×100=6.3%となっています。
ライバル企業も同様に計算すると、キリンビールは6.8%、サッポロは2.3%となってます。キリンとは互角ですが、やや負けてますね。
次にアサヒビールの推移を見てみましょう。2004年は7.0%、2005年が6.3%、2006年(予想)は営業利益予想がないので、経常利益で計算してみると6.9%となっています。利益率は良くも悪くも横ばいのようです。

おすすめ関連リンク
都道府県別にみた中小商工業の構造
統計が平成10年とちょっと古いのですが、規模別・都道府県別の売上高営業利益のデータが載っていて、興味深いです。

売上高営業利益率/売上高販売管理費比率[リアルタイムリテール]
小売業のいくつかの企業の売上高営業利益率について書いていてます。
このサイト自体は日経BPの中の小売業に関するサイトです。私は仕事が小売なんで、このサイトはちょくちょく見てます。
直接的には株には関係ないかもしれませんが、リアルタイムリテールに限らず日経BPのサイトでは、いろいろな企業や事例を紹介しているので、投資したくなるような企業が見つかるかもしれませんよ。

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明日は四季報の発売日 

明日四季報の発売日ですね。明後日だと思ってた…。四季報の記述によって株価が上下する事も有るんで、明日の朝は持ち株・気になっている銘柄だけでもチェックしようと思います。

今日、財務データの読み方2を書こうと思ってたのですが、明日にします。

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財務データの読み方1、売上げ・経常利益・営業利益 

売上高:収入の事で、モノを販売したり、サービスを提供したりして得たお金の総額です。収入が利益の元になるのでこれは大事ですね。

売上高総利益:売上高から売上原価(仕入原価、製造原価)を差し引いたもので、粗利益とも言います。これは、ユニークな強みを持っていて独占的な企業は高めになりますし、価格競争が激しい分野の企業は低めになります。

営業利益:売上総利益から営業費用を差し引いたものが営業利益です。営業費用とは給料などの人件費や、広告費、家賃・光熱費等売上げを上げるのに必要なもろもろの費用です。営業利益は、本業で稼いだ利益といえます。 

経常利益:営業利益に営業外収益(受取利息、受取配当金、有価証券売却益など)を足して、営業外費用(支払利息、有価証券売却損など)を差し引いたものが経常利益です。
例えば子会社が上場する場合などは、有価証券の売却益を得られるので、経常利益は高くなります。土地の売却なんかもここに入ります。バブルの頃盛んに行われた財テクは営業外収益を上げて、経常利益を上げようとしたものです。バブル崩壊直後は営業利益が悪くなくても、経常利益がマイナスになってしまった企業もあったようです。

税引後利益:営業利益から税金(法人税や法人住民税、法人事業税など)を差し引いたものです。税引後利益は当期利益、純利益、最終利益などとも呼ばれます。最終的に残る利益です。この利益がPERROEなどの計算に使われます。法人税の税率は決まっているので、経常利益とほぼ比例します。


会社四季報なんかで企業は財務状況を見るときって、どうゆうところを気にして見ますか?
人それぞれだとは思いますが、私の場合はまず売上の推移を見て、経常利益の推移を見て、経常利益と営業利益を見比べます。

売り上げの推移を見る事でその企業の成長性を見ます。当然右肩上がりの方が良いです。ただし多くの人が右肩上がりの企業の方が良いと思う為、右肩上がり企業は株価が高め、売り上げが伸び悩んでいる企業は株価が割安な傾向があります。
売上高の伸びを前年の売上高で割った物が、売上高成長率です。私の場合は目分量とゆうかてきとーな暗算で、10%位だなとか30%位だなとかって見てます。前年の成長率が12.6%とだったとしたら、今年もぴったり12.6%にはならないと思うので、大体の傾向がつかめれば良いかなと。

ただ売上げだけが良くても、会社としては儲けがなければ意味が無いので、営業利益の推移も大事です。成熟市場で売上げの伸びがあまり期待できないでは分野では、いかに効率よく経営し利益が出すかってゆうのが大事になってくると思います。営業利益の伸びを前年の営業利益で割った物が、営業利益成長率です。これも私の場合、売上高成長率と同じ様に概算で見ます。私の場合はどっちかって言うと売上げの伸びよりも営業利益の伸びの方を重視します。

特別な事が無いと、営業利益と経常利益は同じような数字な事が多いです。しかしたまに、その年だけ経常利益が営業利益よりも際立って高い事が有ります。なんらかの理由で営業外収益が良かったとゆうです。これ自体は会社の利益が増えたとゆう事なので良い事です。気をつけなくてはならないのは、PERやROEもこの営業外収益が含まれた利益で計算されるとゆう事です。大きな営業外収益は、その年だけの単発的な理由の事が多いです。つまり翌年の利益は営業利益が一緒なら、その営業外収益の分今年よりも悪くなってしまい、PERやROEも悪くなります。(もちろん翌年以降も営業外収益が高い見込みが有れば問題ないです)

いくつか気になる企業が有る場合は、以上の方法でおおまかに掴んで絞り込みます。で実際に購入するかどうか判断する時にはもっと詳しく見たりもします。それは次回書こうと思います。

財務情報は上場企業ならたいていその企業のホームページのIR欄で見られます。
NIKKEI NETEDINETなどでも財務情報を見る事ができます。
またイートレード証券マネックス証券に口座を持てば、会社四季報のデータを見る事が可能です。


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企業を分析する [大学生の株日記]
決算書の読み方や決算用語の解説。自分の言葉で説明されていて、とても分かりやすいです。おすすめ!

四季報の読み方 [夢を実現する株式投資初級講座]
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バーチャル投資をはじめてみる 

野村の株式投資クラブを始めてみました。

100万円を元手とするバーチャル取引です。

株を始める前にまずこれをやってみる人が多いようなので、実際どんなものなのか気になってました。

実際使ってみて、どんなものなのか?役に立つのか検証してみようと思います。普段買うのと同じような銘柄を買ってもつまんないと思うので、普段は手を出さないような所を狙ってみようと思います。

もし、野村のバーチャルトレードをやられてる方がいらっしゃいましたら、野村のバーチャルトレードに対するするご意見・ご感想のコメントをいただけると嬉しいです。

<追記>
ついでに、日興コーディアル証券のストックウェビーシミュレーションと、大和証券の株式投資ゲーム、三菱UFJ証券のペットDE株式も、比較する為に始めてみました。

他におすすめのバーチャルトレードがあったら教えてくださいな。
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量的緩和解除を経済学で考える。 

ちょっと記事書くの遅くなりましたが、量的緩和政策の枠組み解除が決まりましたね。

今さら書いても遅いかもしれませんが、いちおう大学の時経済学部だったんで経済学的な視点で量的緩和について見てました。(ちょっと自分の頭の中を整理したくて書きました。興味が無い人にはつまんないと思う、経済学に詳しい人には目新しい内容がないと思うので、無理に読まなくてもよいです。)
経済学では大きく分けて、新古典学派とケインズ学派の2つの考え方が有ります。ざっくり言ってしまえば、新経済学派はマーケットに任せておけば経済は最適になっていくとゆう「小さな政府」を志向する学派、ケインズ学派は不況時には政府の介入が必要とゆう考え方で世界恐慌の時のニューディール政策なんかが有名。

ケインズ学派では、貨幣の需要と供給から金利の動向を分析しています。金利が低い時には少ない利子収入よりも流動性の高い(使い勝手の良い)を優先し、財を貨幣で保有→マネーサプライの増大。逆に金利が高い時は貨幣の使い勝手の良さよりも、利子収入を得る事を優先し、預金をしたり債券などを保有しようとします。
なので、不景気時の金融政策としては金利を下げて、マネーサプライが増えるようにします。
しかしケインズは、金融政策が有効に働く条件として、①貨幣需要の調整のために大幅な金利の調整が可能であうことと、②少しでも金利が低下すれば、企業の投資が大きく増加する事をあげています。
逆に言うと以下の場合は金利政策が有効ではないと説いています。
①に関しては不況などによって名目金利がある低い水準まで下がると、それ以上マネーサプライを増やしても商品を買わず現金として保有してしまうとゆう流動性の罠に陥いってしまう。
②に関しては、不況下では経済の見通しが見えないので、金利が下がっても積極的には投資が行われない。

バブル崩壊後の日本経済はまさにこんな感じでしたね。物が有っても売れない物余りだと言われましたし、低金利であっても積極的な設備投資はあまり行われませんでした。

以上のような理由でケインズ経済学では、不況下においてマネーサプライの増加が産出量を増加させるものではないと考えます。なのでマネーサプライを増やす政策である量的緩和についても、否定的であると言えます。

一方新古典学派では、貨幣量(マネーサプライ)と物価との関係に密接な関係が有ると説いています。
式で表すと、MV=PY Mはマネーサプライ、Vは貨幣の流通速度つまり貨幣が何回使われるか何回転するか、Pが物価、Yが生産量です。左側が支払われる金額の合計、右側が購入される財の合計です。
新古典学派では完全雇用が前提で、その結果の生産量は一定で有ると考えるので、マネーサプライを増やしても物価を上昇させるだけで、産出量の増加には結びつかない。
なのでマネーサプライを増やす政策である量的緩和については、デフレ対策として物価を上昇する作用としてのみ効果が有る。


消費者物価指数が3ヶ月連続で増加するなど、デフレ脱却の出口が見えてきました。その意味では量的緩和もゼロ金利と合わせて、一定の効果があったと言えると思います。実際その効果がどれ位かは分かりませんが。

しかし最近の設備投資の増加には量的緩和によるプラスの影響は少なく、量的緩和が解除されてもそれほど負の影響はないんじゃないかと思われます。

量的緩和解除の負の影響の過大評価・不安が株価を下落させていました。実際に解除されてみてそれほど影響ないんじゃないかって事で必要以上に下げていた分は上がりました。
ただ量的緩和解除の決定自体は、それほど株価のマイナス要因ではなかったにしても、決してプラス要因ではないとゆうことに注意が必要だと思います。

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株主資本利益率ROEと総資産利益率ROA 

ROEと言われても知らない人には全く分からないと思いますが、日本語で言えば株主資本利益率です。利益を株主資本で割ったものです。
式にすると、 ROE = 当期純利益/株主資本×100となります。
特にアメリカの企業はROEを意識した経営を行っている所が多いそうです。数字が大きいほど効率的な経営をしていると判断される指標で、ROEの目安は米国では15%以上が目安と言われています(日本企業の場合はやや数字が低く12%前後以上が目安)

例えばトヨタは2005年3月決算で、純利益1兆1713億円・株主資本が9兆449億円なので、ROEは1兆1713億円/9兆449億円×100=13.6%となります。
数字が大きすぎてピンとこないかもしれませんが、100万円の株主資本を使って1年で13万6千円儲けてるって事です。

例えば松下電器は純利益585億円・株主資本3兆5443億円なので、ROEは1.7%になります。100万円の株主資本を使って1年で1万7千円の儲け。
こう見れば松下電器がすごく悪そうに見えますが、東芝のROEは5.9%、ソニーは6.2%と家電大手メーカーはどこもROEが低めです。
それに対して、楽天は純利益194億円・株主資本766億円でROEは31.8%と非常に高いです。100万円の株主資本を使って1年で31万8千円も儲けてる計算です。
これだけを見ると、楽天の方が家電大手よりもすごく良いように感じます。ではどうして楽天はそんなに儲けてるのでしょうか?実際に企業が使えるお金は自己資本と負債を足した金額になります。つまり負債(借金)が多めの企業は使える金額が大きいのでROEが高くなる傾向があります。

当期純利益を総資産(株主資本+負債)で割ったものが、ROA(総資産利益率)です。
式にすると、ROA=当期純利益/総資産×100となります。
ROAはトヨタで5.1%です。つまり100万円のお金を使って1年間で5万1千円儲けたってことです。
松下電器が0.8%、東芝が1.0%、ソニーが1.8%、楽天が2.0%です。東芝は100万円を1年間で101万円に増やし、楽天は100万円を102万円に増やした計算になります。
借金が多めでも、ROAが高い企業は借金を上手く利用して儲けていると言えるので、そんなに問題ないかも知れません。問題なのは借金が多いのにROAが小さい銘柄ですね。
個人的な意見ですが、ROAの方がROEよりも、企業の実態を表しているじゃないかと思います。例えば就職するとして他の条件が全く一緒だったとしたら、ROEが高い企業よりもROAの高い企業の方がいいです。
ただしROEの方が、より株主を向いた指標であると思います。発行株数が同じなら、ROEが高いほうが1株利益が高くなります。

それからPBRは低い方が良いとされていますが、低PBRで高PERの企業はROEが低くなります。つまり豊富な株主資本を上手く使えてないって事ですね。参考スクリーニング

まとめ
1、ROA(総資産利益率)=当期純利益/総資産×100
ROAは企業が同じ元手で、1年間にどれだけ儲けられるかの指標。効率的な経営をおこなっているかとゆう指標で、高いほど良い。

2、ROE (株主資本利益率)= 当期純利益/株主資本×100
ROEは、企業が株主のお金を効率よく運用しているかの指標で。発行株数が一定ならば1株利益に比例するので、一般的に高い方が良い。
ただし、負債の多い企業はROEが高くなる傾向があるので、ROEだけで判断しないで、ROAとあわせてチェックすると良い。

3、低PBRでもPERが高めの企業はROEが低いものが多いので注意。

おすすめ関連リンク
簡易スクリーニング株マップ.com
私はいつもイートレードでスクリーニングしてますが、口座を持ってない人にはここがROEを使ったスクリーニングするのに便利かと思います。
ちなみにROAを使ったスクリーニングできるところあまり無いです。自己資本比率とゆう指標は株主資本/総資産なので、ROA=ROE×自己資本比率になります。自己資本比率が低いとROAは低くなります。なので、ROEを使ってスクリーニングする時は、自己資本比率も合わせて使うのをおすすめします。

銘柄検索[ヤフーファイナンス]
ヤフーファイナンスでも、ROEとROAを見る事ができます。日本語で書いてますが、下段の左から2番目の株主資本利益率がROE、そのとなりの総資産利益率がROAです。

ROEとは[株で貯金を増やしちゃOH!!]
ROEについて詳しく書かれています。ROEについて勉強する時こちらのサイトは参考になりました。
ROEをお金の利回りみたいなものと書いてあったのが、分かりやすいなと思いました。
ROE以外についても、いろんな指標について詳しく解説されている良サイトです。

収益性指標と安全性指標[$一攫千金への道$]
ROEとROAと自己資本比率のバランスと経営について書いてます。式の意味をきちんと考えてみる、個人的にこうゆう理屈っぽいの好きです。

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2月を振り返って、他いろいろ 

私の2月の投資成績は6万円のマイナスでした。去年の8月に投資を初めて以来初のマイナスです。
日経平均も2月は去年の4月以来のマイナスでした。こうやって見ると改めて、今までプラスを続けられたのは好調な相場環境のおかげだったんだなあと感じます。
日経平均がマイナスの月でも、なるべく損失を出さない投資法を模索していきたいと思います。でもまあある程度はしかたないかなとも思ってます。


松井証券ネットストック・ハイスピードのトライアル版の受付が始まりましたね。早速申しこんでみました。

丸三証券から、利用者アンケートが郵便で届いてた。簡単なアンケートに答えるだけで500円の図書カードもらえるみたいなんで、書いて送りました。
インターネット使えば郵便代もかからないし集計も簡単そうに思えるけど、そんなアナログチックな所が丸三っぽいって思った。でも実際、たまにしか丸三で取引しない人からの意見やネット以外で利用している人の意見を集めたければ郵便の方がいいのかもしれない。

先週キューピーの株主優待が届きました。株主優待目的で、権利取りの1週間位前に買って、権利落ち後購入価格の指値ですぐ売却しました。とりあえず、10日間で株主優待と分配金分がプラスだったんで満足です。
去年は相場が強かったのでこんな手法も問題なくできましたが、相場が弱い時だったら、売るまでの間に運悪く調整とかあったら塩漬けor損切りとゆう形になってしまうかも。たとえ短期の株主優待目的でも、ある程度数字を見てから慎重に買わないとなと思います。
キューピー
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