8月の世界の株価指数と為替  

12月末→3月安値(昨年末比)→7月末→8月末(先月末比)(昨年末比※3月安値を下回ったものは赤字)で見ていきたいと思います。

日本の株価指数を見てみると
日経平均 12月末15308→3月安値11691(-23.6%)→7月末13377→8月末13073(-2.3%)(今年-14.6%)
TOPIXは、1475.7→1139.6(-23.0%)→1303.6→1254.7(-3.8%)(今年-15.0%)
2部株価指数は、3277→2666.1(-18.7%)→2764.0→2564.1(-7.2%)(今年-21.8%)
ジャスダックインデックスは、72.17→59.64(-17.4%)→59.75→58.04(-2.9%)(今年-19.6%) 
マザーズ指数は、783.2→555.6(-29.0%)→510.1→464.8(-8.9%)(今年-40.7%)
ヘラクレス指数は、1180.3→898.8(-23.8%)→801.8→751.0(-6.3%)(今年-36.4%)
REIT指数は、1869→1254.2(-32.9%)→1343.6→1260.0(-6.2%)(今年-32.6%)

日経平均やTOPIXが2~4%程度のマイナスで収まったのに対して、マザーズやヘラクレスは下げ止まりません。昨年末比で約40%ものマイナスとなりました。昨年も30%程度のマイナスでしたので2年間で半分以下になってしまいました。また新興市場だけでなく2部株価指数も今月は7.2%の大幅マイナスで3月安値を下回りました。
そんな中で株価が強めに推移した銘柄群も有りました。それについては、次回の記事で。

株 -4.2%  (今年-9.5%)
今月は小型株中心に売られてしまった銘柄が目立ち、TOPIXを下回る結果となりました。
今月もS株を使ってチビチビ買いを継続しました。数ヶ月位前からこの位の価格で買えればいいなと思っていたところで買えた銘柄がいくつか有ったので、その点は良かったです。                                       

先物ミニ・OP   0% (今年-4.0%)
取引なし

次は為替を見てみましょう。対円 
米ドルは、111.1→95.8(-13.8%)→107.8→108.8(+0.9%)(今年-2.1%)
ユーロは、165.4→151.7(-8.3%)→168.3→159.7(-5.1%)(今年-3.1%) 
英ポンドは、224.2→192.5(-14.1%)→213.9→198.3(-7.3%)(今年-11.6%)
豪ドルは、98.4→88.1(-10.5%)→101.5→93.4(-8.0%)(今年-5.1%)
NZドルは、87.0→76.8(-11.7%)→79.1→76.2(-3.6%)(今年-12.4%) 
カナダドルは、114.5→95.6(-16.5%)→105.2→102.3(-2.8%)(今年-10.7%)

昨年二弱通貨と呼ばれた米ドルが、今月は堅調でした。米ドル以外の主要国通貨は対円で下落しました。ユーロは-5%、ポンドは-7%、豪ドルは-8%。豪ドルは資源価格の下落に加えて今後の利下げ観測も出た為、大きな下落となりました。NZドルは今月の下落幅はそれ程でもなかったものの、対円で3月安値を下回りました。

外貨FX +15.8% (今年-4.2%)
ユーロのショートは全て返済しました。現在ノーポジ。

世界の株価を見てみましょう。

アメリカ株 はというと、(米ドルベース) 
NYダウが、12月末13265→3月安値11650(-12.2%)→7月末11378→8月末11544(+1.5%)(今年-13.0%)
SP500は1468.4→1257.0(-14.4%)→1267.4→1282.8(+1.2%)(今年-12.6%)
NASDAQは2652.3→2155.4(-18.7%)→2325.6→2367.5(+1.8%)(今年-10.7%)
アメリカ株の8月は、7月に続き1日で2%以上下がったり・上がったりの一喜一憂相場でしたが、終わってみれば前月比小動きでした。為替が0.9%のプラスなので、円建てでは2%台のプラスです。

ヨーロッパ株
はいうと、(現地通貨ベース)
ドイツDAXは、8067.3→6167.8(-23.5%)→6479.6→6422.3(-0.9%)(今年-20.4%)
イギリスFT100は、6456.9→5414.4(-16.1%)→5411.9→5636.6(+4.2%)(今年-12.7%)
いっけん堅調に見えますが、ユーロやポンドが下落しているので、円建てで見るとドイツは-6%、イギリスは-3%。


Brics
はというと、(現地通貨ベース)
インドSENSEX指数は、20287→14677(-27.7%)→14356→14565(+1.5%)(今年-28.2%)
ブラジルは、63886→57824(-9.5%)→59505→55680(-6.4%)(今年-12.8%)
ロシアは、2290→1946.8(-15.0%)→1646.1(-16.3%)(今年-28.1%)
上海総合指数は、5262→3357(-36.2%)→2776→2397(-13.6%)(今年-54.4%)
香港H株指数は、16125→10450(-35.2%)→12507→11664(-6.7%)(今年-27.7%)

資源価格の下落もあり、ブラジルやロシアが大幅下落。特にロシアはグルジア問題も重なり16%ものマイナスでした。3月安値を下回りました。
インドは、資源価格の下落も有り微増。
北京オリンピックが行われた中国では、(直接的にはオリンピックは関係ないと思いますが)、上海指数が13%以上のマイナスで昨年末と比べて半分以下になりました。香港H株も上海ほどではないものの引っ張られて6%以上の下落。今さら北京の経済規模は中国の4%にすぎないとの話が出ていますが、後付で解釈するならば、4%に過ぎないのに株を買う時の材料にされて去年まで株価が上がり過ぎていた分の修正なのかなと。

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投資信託(含む海外ETF)-2.1% (今年-17.4%)
中国・ロシア・ブラジルなどの投信が大きく下落しましたが、分散投資のおかげで、マイナスはなんとか2%程度で済みました。
マネックスなどで保有していた投資信託を一旦売って、フィデリティ証券で買い直ししました。ついでに少しリバランスしました。

昨年や今年もしばしば見られたのは、石油などの資源価格が上がって、ユーロや資源国通貨の豪ドル・加ドルが上がって円ど米ドルは下がる、資源国のブラジルやロシアの株価が上がって米株や日本株は下がる、といった動きでしたが。
今月は、資源価格が下がり、ユーロや資源国通貨が売られ円や米ドルが買われる、資源国の株が売られ米株がわずかながら買われる、といったほぼ逆の展開でした。日本株は下がりましたが。。

トータル-2.2% (今年-13.5%)

↓1月に書いた内容を継続していきます。
前にも書きましたが、長期戦も覚悟のうえで、弾切れにならないようなペースでちびりちびり買っていきます。
今年は、売りたいと思う値段までは上がらないのかなと思うので、逆に買う事に専念できそうですし。投信などの毎月の積立は継続しつつ、割安だと思うものを少しづつ買っていければいいなと。

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売上と利益率~自動車と市況関連株 

営業利益率と営業利益の関係の続きです。
自動車4社の数字を見てみましょう。(数値は会社四季報夏号より)

トヨタ 売上 売上高
伸び
営業利益率 利益率
伸び
営業利益 利益伸び

◎03. 3

15,501,553

 

8.2%

 

1,271,646

 

◎04. 3

17,294,760

11.57%

9.6%

17.49%

1,666,890

31.08%

◎05. 3

18,551,526

7.27%

9.0%

-6.48%

1,672,187

0.32%

◎06. 3

21,036,909

13.40%

8.9%

-0.94%

1,878,342

12.33%

◎07. 3

23,948,091

13.84%

9.3%

4.70%

2,238,683

19.18%

◎08. 3

26,289,240

9.78%

8.6%

-7.62%

2,270,375

1.42%

◎09. 3予

25,000,000

-4.90%

6.4%

-25.89%

1,600,000

-29.53%

営業利益率を見てみると、トヨタが安定して高めですね。さすがはコストカットにおいて「乾いたぞうきんをさらに絞る」と形容されるだけの事は有ります、シェアが高いというのも利益率に良い影響を与えていると思います。ここ6年間で営業利益率が8.2~9.6%の間で推移していたところから比較すると今年度予想は6.4%、とやはり大変な1年なのかなとうかがわせます。営業利益率10%にしていくのが、今後の目標とのこと。
自動車メーカーですと、営業利益率は10%が上限に近いんですかね。

ホンダ 売上 売上高
伸び
営業利益率 利益率
伸び
営業利益 利益伸び

◎03. 3*

7,971,499

 

8.6%

 

689,449

 

◎04. 3*

8,162,600

2.40%

7.4%

-14.99%

600,144

-12.95%

◎05. 3*

8,650,105

5.97%

7.3%

-0.80%

630,920

5.13%

◎06. 3*

9,907,996

14.54%

8.8%

20.24%

868,905

37.72%

◎07. 3

11,087,140

11.90%

7.7%

-12.39%

851,879

-1.96%

◎08. 3

12,002,834

8.26%

7.9%

3.35%

953,109

11.88%

◎09. 3予

12,140,000

1.14%

5.4%

-32.57%

650,000

-31.80%

日産 売上 売上高
伸び
営業利益率 利益率
伸び
営業利益 利益伸び

連99. 3

6,580,001

 

1.7%

 

109,722

 

連00. 3

5,977,075

-9.16%

1.4%

-17.16%

82,565

-24.75%

連01. 3

6,089,620

1.88%

4.8%

245.12%

290,314

251.62%

連02. 3

6,196,241

1.75%

7.9%

65.61%

489,215

68.51%

連03. 3

6,828,588

10.21%

10.8%

36.74%

737,230

50.70%

連04. 3

7,429,219

8.80%

11.1%

2.84%

824,855

11.89%

連05. 3

8,576,277

15.44%

10.0%

-9.56%

861,160

4.40%

連06. 3

9,428,292

9.93%

9.2%

-7.91%

871,841

1.24%

連07. 3

10,468,583

11.03%

7.4%

-19.74%

776,939

-10.89%

連08. 3

10,824,238

3.40%

7.3%

-1.56%

790,830

1.79%

連09. 3予

10,350,000

-4.38%

5.3%

-27.27%

550,000

-30.45%

日産だけ特別にIRのデータも追加して、1999年3月期からのデータとしました。00年3月期にわずか1.4%だった営業利益率は3年後の03年3月期には10.8%と急上昇しました。有名な?ゴーンマジックですね。1999年6月に600円程度だった株価は2000年に400円まで下がった後、2003年には1200円台となりました。
07年以降は、ちょっと息切れ気味の様です。
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三菱
自動車
売上 売上高
伸び
営業利益率 利益率
伸び
営業利益 利益伸び

連03. 3

3,884,874

 

2.1%

 

82,761

 

連04. 3

2,519,449

-35.15%

-3.8%

-280.45%

-96,852

-217.03%

連05. 3

2,122,626

-15.75%

-6.1%

57.53%

-128,544

32.72%

連06. 3

2,120,068

-0.12%

0.3%

-105.28%

6,783

-105.28%

連07. 3

2,202,869

3.91%

1.8%

470.91%

40,237

493.20%

連08. 3

2,682,103

21.75%

4.0%

121.67%

108,596

169.89%

連09. 3予

2,650,000

-1.20%

2.3%

-44.08%

60,000

-44.75%

三菱自動車は、三菱ふそうリコール隠しで揺れた04年3月期~05年3月期は赤字転落。その後は黒字転換し08年3月期の営業利益率は4.0%まで上がりましたが、それでも上位3社と比べると低い利益率となっています。三菱自動車は上位3社と比べてほぼ倍の高めのPERとなっています。これは、成長期待というよりは、他社と比べて低い利益率が不調を脱すれば上がるんじゃないかという期待が入っているのかなと思います。

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損切りでお悩みの方へ~ 

損切り:含み損の出ている証券を売却して損失を確定すること。

損切りするとそれ以上損を拡大する事を防ぐことができます。損切りしなかった場合、戻るかもしれませんし、さらに下がるかもしれません。
人間の心理として損切りは素早く出来ないと言われています。それを防ぐ為、株価が何%以上下がったらとか下値抵抗線を下回ったら損切りするなどといった機械的な方法(ストップロス)を用いる場合もあります。しかしこの方法は、安値で手放してしまうという側面もあります。

短期投機や、信用取引やFXなどレバレッジをかけた取引は、損切りは必須だと思います。
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中長期投資の場合は、損切りは必須とまではいかなく、状況によりけりだと思います。

ピーターリンチは、株で勝つで「私は常にストップロスを嫌ってきた。よい株であるのに株価が下がっているものを、その価格でナンピン買いせずに逆に売ってしまうのでは、ただの悲劇にしかすぎない。何が起こっているかを常に注意深く見守ることである。-最初のストーリーはまだ納得のいくものか、もっと良い状況になっているのか-をチェックする事。」と言っています。p280~281
ただし
「・もうこんなに下がったのだから、これより下がりようがない。
 ・株価はわずか3ドル。何を失うというのだろう。
 ・結局株価は戻る
 ・10ドルに戻ったら売る
といった考えは馬鹿げている」とも言っています。p299~313
よい株でなくなったなら、売れという事ですね。

なぜ購入したのか?購入した時の前提が崩れたのなら売る。
短期の場合、株価が短期的に上がるだろう下がるだろうとの判断で売買すると思います。短期的に上がらなく逆に下がったのなら、前提が崩れたので売る。テクニカルで買いシグナルが出たから買ったのなら、少なくとも売りサインが出た時には売る。
これからも好業績が続くだろうし割安だと考えて中長期で保有するつもで買った株なら、株価が下がったという理由だけで損切りするのはさらに割安な状態で売る事になるので合理的ではないと思います。業績に対しての見通しが変わったらなら、それを売るのはおかしい事ではない。

しかし実際に前提が崩れてきた場合、人間の心理的な問題として、合理的な判断ができない事もあります。
どういった場合に売るかを買う時に事前に想定しておくというのも一つの方法でしょう。

事前にどうするかを考えていなく、損が出てから、損切りをどうするか悩んでいる人には、
「仮に現在その銘柄を保有をしていなくて購入する資金が有る場合、その銘柄を買いたいと思うか?」という有名な格言(アドバイス)が有ります。この言葉は、核心をついていると思います。過去いくら損したからよりも、大事なのはこれからどうするかです。損しているから切るというのではなく、今後上がる可能性よりもさらに損する可能性が大きい(あるいは他に乗り換えたほうが良い)と考えるなら切る。

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営業利益率と営業利益の関係 

売上高営業利益率(以下、営業利益率と略)は、営業利益売上高で割った物で、効率の良い・コストをおさえた経営が出来ているかを表してます。営業利益率が10%なら、100万円の売上が有った時に、仕入れ原価や従業員の給料や家賃なんかの運営費を全部引いても10万円利益が残るってことです。売上高営業利益率が1.8%なら100万円の売上で1万8千円の利益が残るって事です。多い方が経営としては良いですが、業種によって大きな違いがあります。

売上高営業利益率=営業利益/売上高 です。
これを変形すると、
営業利益=売上高×営業利益率 となります。

ようするに利益とは、「どんだけたくさん売るか」と「どれだけ効率的な経営をするか」の掛け算です。

  売上 売上高
伸び
営業利益率 営業利益率伸び 営業利益 営業利益
伸び
◎04. 3 17,294,760   9.6%   1,666,890  
◎05. 3 18,551,526 7.27% 9.0% -6.48% 1,672,187 0.32%
◎06. 3 21,036,909 13.40% 8.9% -0.94% 1,878,342 12.33%
◎07. 3 23,948,091 13.84% 9.3% 4.70% 2,238,683 19.18%
◎08. 3 26,289,240 9.78% 8.6% -7.62% 2,270,375 1.42%
◎09. 3予 25,000,000 -4.90% 6.4% -25.89% 1,600,000 -29.53%

トヨタを見てみましょう。売上は03年~08年3月期にかけて一貫して伸びています。売上高/営業利益率は8.20~9.60%の間で比較的安定しています。で、営業利益を見てみると、売上高・営業利益率ともに伸びた04年3月期は、31%もの大幅な伸びです。一方、05年3月期や08年3月期は、営業利益率の減少によって売上の伸びが相殺されて、営業利益の伸びはほとんど有りません。
営業利益率が9.30%から8.60%に下がるのは、0.6ポイント下がっただけと感じてしまうのですが、それは売上が7.62%下がるのと同じ影響を与えます。
09.3月期の予想は30%もの大幅減益の見通しです。不況やガソリン高等により売上が下がるとの予想です。しかしそれよりずっと大きな割合で営業利益を押し下げるのは営業利益率の低下です。主だった営業利益率を下げるであろう要因は、為替の円高と原材料高。それに大型車など利幅の大きい車種の販売不振、値引きなどです。

イオン 売上 売上高
伸び
営業利益率 営業利益率伸び 営業利益 営業利益
伸び
連03. 2* 3086504   4.3%   132,172  
連04. 2* 3546215 14.89% 3.7% -12.94% 132,212 0.03%
連05. 2 4195843 18.32% 3.5% -6.17% 146,777 11.02%
連06. 2 4430285 5.59% 3.7% 7.18% 166,105 13.17%
連07. 2 4824775 8.90% 3.9% 4.88% 189,728 14.22%
連08. 2 5167366 7.10% 3.0% -23.21% 156,040 -17.76%

続いては、イオン。こちらも利益を毎年一貫して伸ばしています。しかし営業利益率は、伸び悩みというか下がり気味です。

ニコン、「普通の会社」を目指して大改革 [ザ・ターニングポイント 日経NBオンライン
できましたら↑の記事を読んでいただいてから、続きをお読みください。

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TOKの流動性について考える。 

質問掲示板で、

TOK(MSCIコクサイ)ですが、購入単位(価格)が割と手頃かと思いましたが、
流動性が低い(売買数量が少ない)という話を聞ききました。
という事は、購入も慎重に考えた方が良いのでしょうか? 
との質問をいただきました。

流動性が低いと、
(1)反対注文が無かったり少なくて、売買が成立しない可能性が有る。
(2)売買が成立しても、板が薄いので高い値段で買って、安い値段で売る事になってしまう可能性が有る。

という2つの懸念が有ります。

まず、TOKの取引が始まった当時の時系列データを見てみると、出来高は多い時でも3800口(およそ2000万円弱)、出来高が0なんて日も有ります。確かに少ないですね。
参考として出来高が多いETFの一つ、アメリカのSP500に連動するIVVの時系列データを見てみると、少ない時でも150万口(約200億円)、多い時は700万口(約900億円)もの取引が有ります。
最近のTOKの時系列データを見てみると、取引0という日は無くなり、多い日では7/21に20万口(約8億円)の取引が有りますし、その日値段が特別目立った変動をした様子でもないようです。IVVなどと比べると、まだまだ少ないですが、1万口(約4000万円)程度の出来高も普通にこなしていますし。 (1)売買が成立しない可能性が有る。に関してはそれほど心配しなくて良いんじゃないかと思います。

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スティグリッツ教授の経済教室 を読む 

スティグリッツ教授の経済教室―グローバル経済のトピックスを読み解く を今読んでいます。

アジア通貨危機から、アメリカやヨーロッパの財政政策、イラク侵攻、環境問題、そしてサブプライムまで。ノーベル経済学賞を受賞した著者の寄稿記事をまとめたものです。

一部、引用させてもらうと、
「最も重要な点を指摘すると、貧困削減に成功している諸国では、政府が経済政策できわめて重要な役割を果たしてきたという事である。」

「1997年の金融危機の金融危機の前、東アジアの国々は30年にわたり未曾有の急成長を記録した。これらの国々は、世界銀行と国際通貨基金(IMF)が唱えていた経済戦略 ―成長の最善の方法は政府の役割を最小限に抑え、可能な限り民営化を進め、政府の規制を取り払って、社会的セーフティネットを縮小することだとする、いわゆるワシントン・コンセンサス― とは著しく異なる経済戦略に従っていた。それでもこれらの国は、ワイントン・コンセンサスの処方箋に従ったラテンアメリカなどの諸国よりも高い成長を記録した。」

「時期早々な市場の自由化ががアジア通貨危機の根本原因として浮上していたのである。自由化によって資金がどっと流れ込んだのはいいが、あっという間に入ってきたカネはあっという間に出て行って、後に大混乱を残した。資本流入が順循環的であること、つまり資本は経済状況が好調な時に流入し、景気が失速したら流出すことは、ずっと前から明白だったはずだ。要するに、資本の移動は景気変動を拡大するのである。」


私は基本的に市場主義(マーケットにまかせておいた方が良い)な考えですが、こういった見方も有るんだなと興味深く読んでいます。
「『自分の反対のもの』を読む事によって、自分の世界を広げる事ができる。」ですね。
完全に反対ってわけではなく、共感しながら読むところも多いですけど。ブッシュへの批判とか。

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いろいろなジャンルの本を読んどけ。 

ちょっと前に読んだ本、出口汪の頭がよくなるスーパー読書術

そちらから、一部引用すると、
「『自分の反対のもの』を読む事によって、自分の世界を広げる事ができる。」
「まず最初に読む時は、自分が大切だと思ったところではなく、筆者が主張したいところに線を引く。自分の考えにだけこだわるなら、本を読む必要がない」
「ゼロから物を考えていくには人間の寿命は短かすぎる。先人の考えを学び吸収し、そして初めて次の新しい一歩を考えだす。」

投資を始めようとする人なら、まずは、いろいろな投資スタイルの人の本を読んでみると良いと思います。そうした中で、自分にあった投資スタイルを見つけていけばいいんじゃないかと思います。「Aという投資法しか知らないでAをする」のと、「AやBがCがどういった物かを知ったうえでAをする」のとでは同じようですが、やはり違います。人によって「AもBもCも平行して器用にできる人」もいれば、「Bが得意な人」もいます。
また投資本に限らず、経済やお金などに関する本を読んでみるのもいいと思います。

人には好みが有りますので、読む本のジャンルは偏る場合も多いと思います。好きなジャンルの本をたくさん読むのはいいと思いますけど。それだけでなく、「自分と反対のもの」とまでいかなくても、たまにはちょっと違ったジャンルの本を読んでみるのもいいんじゃないかと思います。

私の場合、学生の時からあまり歴史は好きではなく、社会人になってからもそういった本はあまり読まなかったのですが。司馬遼太郎氏の本を読んで、「歴史って、時代背景と人の思考と感情と行動の積み重ねなんだな」と、30を前にして今さらながら歴史の面白さを知りました。


お盆も普通に仕事ですし、オリンピック見たりで時間を取れなく、ブログの更新頻度が落ちてます。←言い訳。
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トレンドと投資家 

投資の科学で、企業の成長のSカーブと株価の関係について書かれています。
そちらから一部引用させてもらうと、
「投資家(というより人間)は、物事の移り変わりを線形で考える。最近のトレンドを将来に引き伸ばして考える傾向が強い。」例えば低成長な時は低成長がずっと続くと考え、高成長の時は高成長がずっと続くと考える。

おすすめ関連リンク
景気ウォッチャー調査と株価の関係 [ダントツ投資研究所]
景気ウォッチャー調査では、景気の現状判断と3ヵ月後の先行き判断について調査されています。
しかし、こちらの記事とグラフを見ると、この2つはほとんど同じ動きをしているのが分かります。つまり先行き判断は単に、現状の傾向が続くだろうとの予想になってます。

この「最近のトレンドを将来に引き伸ばして考えるという傾向」が株価などに与える影響は結構大きいのかなと思います。
急上昇している株価あるいは不動産価格などを見て、このまま上がり続けると思ってしまうからバブルが生まれてしまう。

逆もまたしかり。
ただし、相場の底は得てして「現状も今後も悪くなっていくだろう」という心理の時にやってきますが、「現状も今後も悪くなっていくだろう」と思った時が底とは限らない。

続きを読む
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決算と、おすすめサイト 

第1四半期決算の発表も半分ぐらい終わりました。意外と良いところ、悪いところいろいろ有るようです。

そんな中、ちょっと面白いなと思ったサイトが
IFIS株予報

各企業の、第1四半期などの決算で、通年の利益予想に対する進捗状況のパーセンテージと、その数字に応じて晴れや曇り・雨などのマークで表しています。残念ながら雨マークがちょっと多いです。

決算発表日ごとの一覧(←は8/4発表分)
業種別の一覧(←は電気機器)
の2種類の一覧で見る事ができます。

もちろん、業種によって四半期ごとの季節変動が大きいところや、特別利益・特別損失などによりブレが大きくなっている企業、もともとの利益予想が手堅い企業と楽天的な企業など、進捗状況の数字だけでは投資判断はできないと思いますが。

大雑把に業種ごとの景況感を測ったり。前の日に発表があったところをざっと見て、気になる数字の所があったらその企業の決算短信を見てみたり。って使い方が良いのかなと思います。


ひそかに始まったXBRLの現状と問題点 という記事で、EDINETや東証の適時開示情報閲覧サービスからXBRLデータを拾うのがめんどくさいと書きました。
XBRL用ソフトTeCAXがバージョンUPして、自動ダウンロードできるようになりました。これでめんどくささはだいぶ解消しました!あとは、XBRLをどう使いこなすかですね。

それからNIKKEI NETで、その企業の適時開示速報が見られるとかえるさんに教えてもらいました。コレなかなか便利です。ここから、決算短信を見る事が多くなりました。


興味深かった記事
証券会社のサイト 利用時間が大幅減 株価に比例/個人離れ鮮明 [Yahooニュース]
「証券会社が運営するインターネット上のサイトの利用時間が大幅に減っているとの事。ピークだった06年1月の月間の総利用時間は約10、6億分だったのが、今年6月の約6、2億分と60%の水準。」
やはり、個人投資家(特に頻繁な取引をする様な層)の、株離れが進んでるんですかね。2005年夏~2006年初めが「株ブーム」なだけだったのかもしれませんが。

「今年6月の利用時間を証券会社別でみると、ネット証券最大手のSBI証券(旧SBIイー・トレード証券)が約2・1億分でトップ。次いで大和証券の0・8億分、ジョインベスト証券の0・6億分、野村証券の0・5億分となっている。」
大和証券が野村より上位で2位というのがちょっと意外でした。大和はネット取引を利用している割合が多いんでしょうか、それともコンテンツが良いのか。

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7月の世界の株価指数と為替 

12月末→3月安値(昨年末比)→6月末→7月末(先月末比)(昨年末比※3月安値を下回ったものは赤字)で見ていきたいと思います。

日本の株価指数を見てみると
日経平均 12月末15308→3月安値11691(-23.6%)→6月末13481→7月末13377(-0.8%)(今年-12.6%)
TOPIXは、1475.7→1139.6(-23.0%)→1320.1→1303.6(-1.2%)(今年-11.7%)
2部株価指数は、3277→2666.1(-18.7%)→2870.3→2764.0(-3.7%)(今年-15.6%)
ジャスダックインデックスは、72.17→59.64(-17.4%)→60.92→59.75(-1.9%)(今年-17.2%) 
マザーズ指数は、783.2→555.6(-29.0%)→540.4→510.1(-5.6%)(今年-34.9%)
ヘラクレス指数は、1180.3→898.8(-23.8%)→907.3→801.8(-11.6%)(今年-32.1%)
REIT指数は、1869→1254.2(-32.9%)→13951→1343.6(-3.7%)(今年-28.1%)

2月決算企業の第1四半期、そして3月決算企業も第1四半期決算が始まりました。予想より良かった企業は買われました。
しかしここ数年第1四半期で通期業績を下方修正した企業はあまりなかったと思うのですが。今年は下方修正した企業も多々見られ、それらは発表後株価が下がっているものが多かったです。上がった企業と下がった企業があって、日経平均やTOPIXなどのトータルでは微減でした。
それに対して、マザーズ指数は-5.6%、ヘラクレス指数は-11.6%と大幅下落で、年初来安値を更新しました。特に不動産関係の銘柄の下落が目立ちました。

株 -1.3%  (今年-5.3%)
日本の消費傾向として最近、ニュースなどで節約志向について言われています。アークスニトリなどが節約志向の追い風を受けて決算も良く、株価も堅調。
なぜだか、ホンダSHOEIが決算発表前に上がっていて、トータルで一時は前月末比+5%位で前年末比でもプラスになったのですが。発表後はまた元に戻り、結局前月末比マイナスで終わりました。                                         

先物ミニ・OP  0% (今年-4.0%)
取引なし

次は為替を見てみましょう。対円 
米ドルは、111.1→95.8(-13.8%)→106.2→107.8(+1.5%)(今年-3.0%)
ユーロは、165.4→151.7(-8.3%)→167.2→168.3(+0.7%)(今年+1.8%) 
英ポンドは、224.2→192.5(-14.1%)→211.5→213.9(+1.1%)(今年-4.6%)
豪ドルは、98.4→88.1(-10.5%)→101.8→101.5(-0.3%)(今年+3.2%)
NZドルは、87.0→76.8(-11.7%)→80.9→79.1(-2.2%)(今年-9.1%) 
カナダドルは、114.5→95.6(-16.5%)→104.0→105.2(+1.2%)(今年-8.1%)

5年ぶりの利下げを発表したNZドルが下落しました。

外貨FX -8.3% (今年-20.0%)
日米欧では、年内は欧州の経済が一番苦しそうなので、1ヶ月以上前からユーロをショートしていますが。売るべきは通貨ではなく株だったかも。少しレバ高くし過ぎたので、8月中に少し減らそうと思います。

世界の株価を見てみましょう。

アメリカ株 はというと、(米ドルベース) 
NYダウが、12月末13265→3月安値11650(-12.2%)→6月末11350→7月末11378(+0.2%)(今年-12.0%)
SP500は1468.4→1257.0(-14.4%)→1280.0→1267.4(-1.0%)(今年-13.7%)
NASDAQは2652.3→2155.4(-18.7%)→2293.0→2325.6(+1.4%)(今年-12.3%)
アメリカ株の7月は、1日で2%以上下がったり・上がったりの一喜一憂相場でしたが、終わってみれば前月比小動きでした。

ヨーロッパ株
はいうと、(現地通貨ベース)
ドイツDAXは、8067.3→6167.8(-23.5%)→6418.3→6479.6(+1.0%)(今年-19.7%)
イギリスFT100は、6456.9→5414.4(-16.1%)→5625.9→5411.9(-3.8%)(今年-16.2%)
イギリス株は、3月安値を下回りました。

Brics
はというと、(現地通貨ベース)
インドSENSEX指数は、20287→14677(-27.7%)→13462→14356(+6.6%)(今年-29.2%)
ブラジルは、63886→57824(-9.5%)→65072→59505(-8.6%)(今年-6.9%)
ロシアは、2290→1946.8(-15.0%)→2303.3→1966.7(-14.6%)(今年-14.1%)
上海総合指数は、5262→3357(-36.2%)→2749→2776(+1.0%)(今年-47.2%)
香港H株指数は、16125→10450(-35.2%)→11910→12507(+5.0%)(今年-22.4%)
今年下げがきつかった、インド株や香港H株は結構戻しました。しかし上海株は微増にとどまる。
反対に、今年調子が良かった資源国ブラジルとロシアは、それぞれ-8.6%と-14.6%の大幅下落。一時147ドルまで上がっていた原油が、120ドル台前半まで調整した影響もあるのかと思います。

投資信託(含む海外ETF)-0.7% (今年-15.3%)
良くも悪くも先月とほとんど変わっていません。マネックスなどで保有していた投資信託を一旦売って、フィデリティ証券で買い直ししました。

トータル-1.1% (今年-11.3%)

↓1月に書いた内容を継続していきます。
前にも書きましたが、長期戦も覚悟のうえで、弾切れにならないようなペースでちびりちびり買っていきます。
今年は、売りたいと思う値段までは上がらないのかなと思うので、逆に買う事に専念できそうですし。投信などの毎月の積立は継続しつつ、割安だと思うものを少しづつ買っていければいいなと。

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