財務データの読み方2、売上高営業利益率・売上高経常利益率 

今日は売上高営業利益率と売上高経常利益率について書きます。その企業がどれだけ儲けられる構造になっているかを見る為に、私はこの指標を使ってます。

営業利益売上高で割った物が、売上高営業利益率です。経常利益売上高で割った物が、売上高経常利益率です。営業外の損益が少ない場合はどっちも同じような数字になるので、どちらかを見れば良いと思います。前回書いたように営業外の損益はその年限りの事もあるので、私の場合は売上高営業利益率を見てます。
この2つの指標は効率の良い・コストをおさえた経営が出来ているかを表してます。売上高営業利益率が10%なら、100万円の売上が有った時に、仕入れ原価や従業員の給料なんかの運営費を全部引いても10万円利益が残るってことです。売上高営業利益率が1.8%なら100万円の売上で1万8千円の利益が残るって事です。多い方が当然良いです。

取引量が多く利ざやの少ない卸売り業や食品スーパーなんかは低くなりますし、金融や医薬品製造なんかは高めになります。gooによると、製造業が4.2%・卸売業1.8%・小売業が4.4%位が平均のようです。異業種を比較してもあまり意味がないと思います。
比べるべきはライバル企業。そして過去からの推移も見ると参考になります。

例としてアサヒビールを見てみましょう。2005年12月期は売上高1,430,026百万円が営業利益が90,248百万円ですので、売上高営業利益率は90248÷1430026×100=6.3%となっています。
ライバル企業も同様に計算すると、キリンビールは6.8%、サッポロは2.3%となってます。キリンとは互角ですが、やや負けてますね。
次にアサヒビールの推移を見てみましょう。2004年は7.0%、2005年が6.3%、2006年(予想)は営業利益予想がないので、経常利益で計算してみると6.9%となっています。利益率は良くも悪くも横ばいのようです。

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このサイト自体は日経BPの中の小売業に関するサイトです。私は仕事が小売なんで、このサイトはちょくちょく見てます。
直接的には株には関係ないかもしれませんが、リアルタイムリテールに限らず日経BPのサイトでは、いろいろな企業や事例を紹介しているので、投資したくなるような企業が見つかるかもしれませんよ。

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コメント

四季報買ってきました♪

今回は利益率のお話ですね。。
なんか文字を見てるだけで気が遠くなってきましたが、頑張って理解できるまで読みますね。
ちなみに私は営業利益と経常利益ならstaygoldさんと同じく!?営業利益の方を重視します。経常利益は数字を操作しやすいらしいですが、営業利益は数字を変えるのは難しいそうです。なのでそう聞いてからは営業利益が前年よりしっかり伸びてる企業をチェックしてます。

Re:四季報買ってきました♪

四季報買われたんですね。いい銘柄見つかるといいですね。

自分も、営業利益の伸びを重視してます。
営業利益=売上高×売上高営業利益率なので、営業利益を良くする為には売上を増やすか、コスト削減等で売上高営業利益率を上げる必要が有ります。

私は経営について興味有るんで、いろんな企業の利益率とか結構気になります。
いまいちピンとこないなら、営業利益と売上の伸びだけ見てもいいと思いますよ。

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