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PER水準 

PERを見るときは、単純に何倍だから割安・割高ってゆうよりも、業種や成長力によって適正?なPERは違います。なので、同業種のライバル企業と比較したり、成長力を考慮して比較(PEGレシオ)したりします。
また、その企業の過去のPERと比べるといった方法も有ります。過去と業種が変わってる事は滅多に有りませんし、成長力がそんなに変わってない企業ならば、その企業のPERが過去どの様に推移してきたか見るのも一考だと思います。

昨日の記事で書いた、楽天証券のスクリーニング機能に「PER水準」とゆう項目があるので、PER水準について調べてみました。

PER水準についてググってみたのですが、ただ単に過去のPERだどのくらいの水準だったかとゆう意味で書かれている記事ばかりで、楽天証券でゆう「PER水準」の計算式を使った解説記事は見つける事ができませんでした。

PERは株価÷一株利益です。
一株利益が1年間一定だとすると、株価の変動分だけPERが変動する事になります。当然株価は高い時にPERは高くなり、株価が下がった時PERも下がります。
楽天証券の銘柄情報では、実績PER高平均(1年間で最も高かった時のPERの、3年分の平均)と、実績PER安平均(1年間で最も安かった時のPERの、3年分の平均)を見る事ができます。同業種の企業の方を比べた方が分かりやすいと思うので、自動車大手の数値を実際に見てみましょう。
トヨタ  実績PER高平均15.07 実績PER安平均10.16倍
ホンダ 実績PER高平均11.60 実績PER安平均8.31倍
日産  実績PER高平均12.48 実績PER安平均8.88倍
スズキ 実績PER高平均21.77 実績PER安平均15.89倍
ダイハツ実績PER高平均16.76 実績PER安平均10.04倍
となっています。日本NO.1自動車メーカーであるトヨタは、ホンダ・日産と比べてPERが高めで推移してきている事が分かります。スズキ・ダイハツのPERが大手3社よりもPERが高めで推移しているのは、日本市場で自動車登録数が伸び悩んでるのに対して、軽自動車は順調に伸びてるからかな?。
株価水準の計算式は、(現在のPER - 実績PER安平均) / (実績PER高平均 - 実績PER安平均)×100 です。
この式の意味を考えると、
・現在のPERが実績PER高平均と同じ、すなわち過去の高値水準の時のPERと同じになるまで上がっている時が100%
・現在のPERが実績PER安平均と同じ、すなわち過去の安値水準の時のPERと同じになるまで下がっている時が0%
で、理論的には0~100%に収まる事が事が多く、数字が少ないほどPERが過去と比べて割安な水準と言えます。ただし、将来予想がいい企業などは株価が上がる傾向が強いので、PERが高い→PER水準も高くなりがちになります。
・現在のPERが実績PER高平均を上回っている時は、100%以上になります。高値を更新中の銘柄、あるいは減益になったけど株価がそれほど下がっていない銘柄などが、ここに含まれます。トヨタは177.65%、ホンダは164.00%と高水準となっています。自動車販売量が伸び悩み株価が2社と比べて出遅れ感のある日産のPER水準は82.90%となっています。
・現在のPERが実績PER安水準を下回っている企業は、PER水準はマイナスとなります。安値を更新中の銘柄。あるいは、利益が急拡大しているがそれに株価が追いついていない企業なんかが、マイナスとなります。

他にも気になった業界のPER水準を調べて見ました。

自動車業界 現在のPER  実績PER高平均  実績PER安平均  PER水準 
トヨタ   19.04  15.07  10.16  177.65 %
ホンダ   13.98  11.60   8.31  164.00 %
日産   12.07  12.48  8.88  82.90 %
スズキ   26.64  21.77  15.89  174.29 %
ダイハツ   16.03  16.76  10.04  99.07 %
鉄鋼業界        
新日鉄   11.03  20.56  11.11  2.03 %
神戸製鋼  11.94  18.13  8.53  40.62 %
JFE  9.40  12.42  6.95  49.29 %
住友金属  12.96  14.85  5.82  83.67 %
大和工業  7.59  8.65  4.45  78.07 %
東京製鐵   9.52  14.31  5.17  49.05 %
中部鋼鈑  6.07  7.35  2.76  75.60 %
ハイテク他        
キヤノン  20.21  17.34  12.59  151.45 %
ソニー   34.76  43.54  29.28  35.75 %
シャープ  23.44  30.93  21.55  15.96 %
東芝   25.04  43.77  27.99  -13.95 %
三洋電機  21.35  105.43  64.73  -105.23 %
日本ビクター   77.89  19.92  13.45  1006.29 %

鉄鋼業界は、どこもPERは低めとなっています。油田などで使われるシームレスパイプに強みのある住友金属や、自動車用高張力鋼板に強みのある神戸製鋼などが、その中では高めのPERとなっています。付加価値が低めの一般鋼メーカーの大和工業、東京製鐵、中部鋼鈑などは、PERが低めになっています。
鉄鋼業界では多くの企業がPER水準が0~100%の間に収まっています。

ハイテクでは、ここのところ高値を更新しているキヤノンがPER水準151.45%となっています。
ソニーやシャープなどは、それぞれ35.75%、15.96%となっています。
三洋電機は、05年期が大幅な赤字決算だったため、実績PER高平均・実績PER安平均の数字が高くなり、PER水準は大きなマイナスとなっています。
日本ビクターは逆に06年期が大幅な赤字で、07年期の予想も低利益予想のため現在のPERが高く、PER水準は1006.29%となっています。

楽天証券に口座を持っているならば気になった業界、自分の保有株のPERの水準を調べてみると結構面白いと思います。

ただしここ3期の内に赤字決算などPERに大きな変動のあった企業、成長力が強く毎年の一株利益が大きく変化している企業、特別な要因で一時的に一株利益が大きく変動している企業なんかでは、PER水準はあてにならないと思います。

反対に鉄鋼業界などのような一株利益・PERが安定している成熟業界の方が、PER水準を見るのに適しているんじゃないかと思います

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コメント

こんにちは

トヨタ、いすずのチャートは私のところでも比較していました。
トヨタが他と違うのは財務体質ではないでしょうか?他業種でもPERが高いのはPBRが低いとかキャッシュリッチということはいえないでしょうか?
#株をやめた私ですが。。。

すみパパさん こんばんわ。

あんまりコメント残してないんですが、すみパパさんところの比較チャート、いつも興味深く見てます。

PER、絶対値だけで見ないで、他社と強み弱みを比較したうえで見ないと、片手落ちになりますよね。特にPER低い銘柄はなぜ低いんだろうと、考えるようにしてます。

特殊鋼

 最近、特殊鋼の動きが見直されてきましたね。
私は日立金属(5486)を応援しているのですが、モルガンスタンレーも目標株価を最近上げましたよね。
 一説によると、鉱工業生産指数が過去最高な今、製造業全般に必須な工具、金型用の工具鋼が活況だということですが。

ブロンクスさん
コメントありがとうございます。

需要はありそうですね。あとは、原材料も高くなっているようなので、そこのところがこなせればといったところでしょうか。

フリクションインパクト

 それにしても日立金属製の高性能工具鋼SLD-MAGIC(S-MAGIC)の自己潤滑性の評価が高い。塑性加工金型のカジリを防ぐメカニズムが最近わかったようで、摩擦面に吸着している微量なオイルを自動的にナノベアリング状の結晶へ変換されるとのこと。耐カジリ性(耐焼付き性)の指標であるPV値も通常の鉄鋼材料の6倍と世界最高水準と報告されている。
 これはどういうことかというと、例えば自動車のエンジンや動力伝達系部品のしゅう動面積を1/6にすることを意味し、大幅な小型化による低燃費化が期待できることを意味している。トライボロジー技術にはまだまだ発展する物理・力学的な未知が多いように思われる。
  • [2014/09/14 15:48]
  • URL |
  • 浸炭歯車鍛造屋
  • [ 編集 ]
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