外貨預金 

今日は外貨預金 についてです。

金利はどこもそんなに違わないんじゃないかと思いますので、とりあえずメジャーなところで、みずほ銀行の外貨定期預金の金利を見てみましょう。

2010年12月 1ヶ月 2ヶ月

ヵ月

6ヵ月 1年
米ドル

0.30

0.30

0.30

0.30 0.30
英ポンド 0.10

0.10

0.10

0.10 0.10
ユーロ 0.10 0.10 0.10 0.10 0.10
オーストラリアドル 2.45 2.55 2.65 2.80 2.90
ニュージーランドドル 0.95 1.05 1.20 1.35 1.60
スイスフラン 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01

米ドルだと、1ドルが1円円高になると約1%減ります。10円円高になると約11%減る事になるので金利分はあっさり吹っ飛んでしまいます。
逆に1円円安になれば1%、10円円安で11%余計に増えます。
1年で10円程度の変動はむしろ普通だと思うので、金利以上に為替リスクを気にする必要がありそうです。
また定期預金なので、円安に進み為替が良いからと満期前に解約すれば、せっかくの高金利の分が解約手数料でほとんど取られてしまいます。
外貨預金は円安に振れれば半年で10%程度増える可能性も有りますし、円高にふれれば元本割れをしてしまうかもしれない商品です。ですので、預金とは言っても、これまでに書いてきた円建ての定期預金や個人向け国債などとは性格が違います。為替リスクが有る、リスク商品です。

また高い金利については銀行側でPRしてるのですが、為替手数料が結構かかってる事については、大きく書いていません。
みずほ銀行(ほとんどの銀行が同じ位とってると思いますが)の場合ですと、米ドルで往復2円(2%)、英ポンドで往復8円(6%)、ユーロで往復3円(2.5%)、豪ドルで往復5円(7%)、NZドルで5.1円(9%)、スイスフランで往復1.8円(2.3%)も為替手数料がかかります。

豪ドルが1年間で2.90%の金利つくって言っても、為替手数料で7%近く引かれるんですから、為替が変動しなかったと仮定して2年半でほぼプラスマイナス0です。別な考え方をすると、為替が約5円円安になって、ようやく為替手数料分を相殺できます。

為替が円安にすすむだろうと考える人以外では、外貨定期預金は長期で預けてこそ意味があると言えます。しかし、現在の金利を考えると為替手数料の負担が大き過ぎるというのが実際なところだと思います。

みずほ銀行以外もどこも同じようなものと書きましたが、住信SBIネット銀行ソニー銀行楽天銀行のネット銀行3行は断トツで為替手数料が低いです。
住信SBIネット銀行の場合で、普段は米ドルで往復0.4円(0.4%)。ユーロも往復0.4円(0.3%)。英ポンドで往復1円(0.7%)、豪ドル(1.5%)、NZドル(2.0%)、スイスフランも往復1円(1.3%)です。ちなみに金利も悪くないどころか、むしろみずほなどよりもいいケースが多いです。
この程度の為替手数料ならば1年間だけ預けるといった事も現実的だと思います。もちろん長期間になった方が、為替手数料は相対的に低くなるので有利ですが。

まとめ
外貨定期預金は、概ね円建て定期預金よりも金利が高い。
<追記 世界的な低金利の現在は、米ドルや英ポンド・ユーロは円定期預金並に、その他の通貨も以前と比べると金利が落ちました>

為替リスクが有り、円安に進めば大きく儲かるし、円高に進めば元本割れする可能性も有る。

住信SBIネット銀行・ソニー銀行・イーバンク銀行以外は、為替手数料が高すぎる!


基本的には、ある程度の期間使わずに保有しておくつもりのお金があり、かつ長期的にその通貨に対して円安にすすむだろうと考える人向きの商品だと思います。


<おまけ>
2006年12月のみずほ銀行の金利↓
2006年12月 1ヶ月 2ヵ月 3ヵ月 6ヵ月 1年
米ドル 3.620 3.620 3.630 3.630 3.530
英ポンド 3.360 3.370 3.410 3.510 3.660
ユーロ 1.940 1.940 1.980 2.100 2.260
オーストラリアドル 4.300 4.330 4.370 4.480 4.620
ニュージーランドドル 5.550 5.630 5.700 5.820 6.000
スイスフラン 0.010 0.010 0.010 0.010 0.010
<当時のコメント>
NZドルが断トツで金利が高いですね。1年ものだと6%と、今の日本の金利とは大違いです。オーストラリアドルや米ドルも結構高め。スイスフランって金利すごい低いんですね。
それとこれ見ておもしろいなと思ったのが、米ドルの金利設定。通常、定期預金の金利は長期ほど金利が上がるケースが多いと思います。実際、英ポンド、ユーロ、豪ドル、NZドルはそうなってます(スイスフランは0.01で一定だけど)。それに対して米ドルは、ほぼ横ばい。そして1年ものになると逆に下がってる。これっておそらく、来年アメリカは金利据え置き、夏以降には利下げするんじゃないかって事を予想してるって事ですよね。

2007年12月のみずほ銀行の金利↓
2007年12月 1ヶ月 2ヵ月 3ヵ月 6ヵ月 1
米ドル 3.40 3.27 3.25 3.02 2.71
英ポンド 4.59

4.52

4.46

4.25 3.98
ユーロ 2.98 2.99 3.00 2.98 2.94
オーストラリアドル 4.79 4.97 5.14 5.31 5.52
ニュージーランドドル 6.74 6.84 6.92 6.97 7.04
スイスフラン 0.97 0.95 1.06 1.09 1.21
<当時のコメント>
通常、定期預金の金利は長期ほど金利が上がるケースが多いと思います。実際、豪ドル、NZドルはそうなってます。
それに対して米ドルは、きれいな右肩下がり。英ポンドも右肩下がり。これらの通貨は今後さらなる利下げをするだろうと、折り込まれているようです。

2008年6月のみずほ銀行の金利↓

1ヶ月 2ヶ月

ヵ月

6ヵ月 1年
米ドル 0.86 0.96 1.15 1.43 1.77
英ポンド 3.40

3.62

3.85

4.00 4.24
ユーロ 2.71 2.97 3.13 3.30 3.51
オーストラリアドル 5.15 5.43 5.58 5.79 6.10
ニュージーランドドル 6.15 6.41 6.54 6.49 6.45
スイスフラン 0.65 0.82 1.03 1.17 1.47
<当時のコメント>
NZドルとオーストラリアドルが金利が高いですね。1年ものだと6%越え。
2007年12月時点で、逆イールドだった米ドルや英ポンドは、長期ほど金利が高い通常の状態に戻りました。特に米ドルの短期金利の下げが目立ちます。

2008年12月のみずほ銀行の金利↓

1ヶ月 2ヶ月

ヵ月

6ヵ月 1年
米ドル

0.25

0.35

0.45

0.60 0.70
英ポンド 0.50

0.50

0.50

0.50 0.50
ユーロ 1.15 1.35 1.40 1.45 1.45
オーストラリアドル 1.80 1.80 1.80 1.80 1.80
ニュージーランドドル 2.55 2.55 2.55 2.50 2.50
スイスフラン 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01

2009年12月のみずほ銀行の金利↓
1ヶ月 2ヶ月

ヵ月

6ヵ月 1年
米ドル

0.30

0.30

0.30

0.30 0.30
英ポンド 0.10

0.10

0.10

0.10 0.10
ユーロ 0.11 0.11 0.11 0.11 0.11
オーストラリアドル 1.75 1.75 1.80 1.85 1.90
ニュージーランドドル 0.55 0.60 0.65 0.85 1.10
スイスフラン 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01
<当時のコメント>この1年で金利はさらにに下がりました。
1年前2008年12月時点と現在(2009年12月)の1年ものの金利の変化を見てみると、
米ドル0.70%→0.30% 英ポンド0.50%→0.10% ユーロ1.45%→0.11% 豪ドル1.80%→1.90% NZドル2.50%→1.10% スイスフラン0.01%→0.01%
オーストラリアドルとスイスフランが横ばいだった他は、金利が下がっています。特に英ポンドやユーロなどは0.1%台と日本の定期預金並みの金利となってしまいました。

2010年7月のみずほ銀行の金利↓
1ヶ月 2ヶ月

ヵ月

6ヵ月 1年
米ドル

0.30

0.30

0.30

0.30 0.30
英ポンド 0.10

0.10

0.10

0.10 0.10
ユーロ 0.11 0.11 0.11 0.11 0.11
オーストラリアドル 2.35 2.40 2.55 2.60 2.65
ニュージーランドドル 0.68 0.78 0.88 1.08 1.44
スイスフラン 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01
<当時のコメント>米ドル・英ポンド・ユーロ・スイスフランは半年前から金利が据え置き、豪ドルとNZドルは金利が上昇に転じましました。
2009年12月の時点で英ポンドやユーロなどは0.1%台と日本の定期預金並みの金利となってしまいましたが、ここら辺が金利の下限に近い数字なんですかね。この金利ではかつての様に「金利目当てで外貨預金」というのは難しいのでしょうね。

[山崎元のホンネの投資教室]の日米の長期金利を見ておこうより
以下引用 長期金利の理論価格は、(1)大まかには予想される名目GDPの成長率くらいの水準で決まる、(2)将来の短期金利の予想から決まる、といった決まり方をすると考えておけばいいだろう。もう一つつけ加えると、時には(3)海外の長短の金利に影響されることがある、というのが一応の基本知識だ。

それをふまえて、(外貨預金と長期金利とは少し違いますが)、過去の金利の変遷を見比べてみるとなかなか面白いんじゃないかと思います。
特に米ドルとか。ポンドとユーロの関係や、豪ドルとNZドルの関係とか
それから「名目GDPの成長率くらい」というのは、名目という2文字に注意です。インフレ率の高い国の金利は高めになります。

にほんブログ村 株ブログ 株の基礎知識へにほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へにほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
↑記事が参考になりましたら、どれか1つクリックお願いします。

コメント

       / ̄ \
    __0⌒>   ヽ
   /   ∩⊂ニニニ⊃∩
 /     | ノ      ヽ
|     /  ●   ● |  メリークリクマース!
|     |    ( _●_)  ミ
|    彡、   |∪|  、`\
|   / __  ヽノ /´>  )
 \  (___)   / (_/
   \   |      /
     ̄ ̄|  /\ \
       | /    )  )
       ∪    (  \
             \_)

外貨預金はいくら金利が良くても
手数料で結局トントンになっちゃうんですよね~。
為替差益が確実に出せる時期に、長期で預けないとなかなか。。
やはりFXがいいのかな~と思っています。

カノンさん こんばんは
そうなんですよね。外貨なら、FXもしくは外貨MMFかなと思います。

真似して、AA。
  ジングルベール
   ジングルベール
     ☆
    w∥w
    wヘ∥ヘw
   w( ⌒ヽw
   www∪ ノノww
  wwwww∪∪◎w
  ww●ww○wヘ∥ヘw
 wwヘ∥ヘwww/⌒ヽ)w
`ww/⌒ヽ)w(( ∪www
ww(( ∪ww∪∪www●w
ww∪∪w◎wwwww○wwww
    | 川| ヘ∥ヘ
    | 川|( ⌒ヽ
    | 川| ∪ ノノ

じゃなかった。。
こっち↓
    ☆
    *◎。
   彡彳‡*
  +彡*★ミ♪ミ。
  彡‡※◎▲ミ
 彡*▲彡*★ミ~ミ+
*彡゚◎从♪ミ☆‡ミ
彡★*☆彡◆ミo+◎ミ
彡彡彡彡彡ミミミミミミミミ
    ┃┃
   ■■■■
   ■■■ Merry
   ■■■  Xmas!
   ___
   / , ⊃ヽ-、_
  |, 3/    ヽ
  /`ー/____/
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

外貨預金については、昨今の投資書籍ではかなりこき下ろされていますが、よほどのことがない限り外貨MMFに勝つことはできないでしょうね(利回り、為替差益の課税、流動性、為替手数料…etc.)。

外貨FXは手数料の安さでは魅力的ですが、スワップ金利の制度からして、将来日本の金利が上昇した場合のリスクを考えると、まだ外貨MMFの方が良いように見えることもあります。

ほんと

存在意義がわからないくらい、使えませんよね。外貨預金。

今日は、112円。
結局、買い増しはしませんでした。

全然関係ない話ですが、NIKKEI NETマネー&マーケットがリニューアルになって、「これから上場する銘柄」って項目が出来たんですが、これから上昇する銘柄と見えて、えっ!?わかんの?!って思っちゃいました(笑)わかったらみんな買うよねヽ(^。^)ノ

コメントありがとうございます!

新幹線さん
たしかに外貨預金って…。

日本の金利が上がっていけば、FXは少し下火になりそうな気もしますね。
ただ今は利用して、実際に上がってから外貨MMFとかに乗り換えるのでも、間に合うのかなとも思います。

ダモさん
外貨預金は、特に大手銀行にとって、外貨MMFなり普通の定期預金より儲かる商品なんでこれからもずっと存在するんじゃないかと思います。

NIKKEI NETマネー&マーケット、リニューアルしたんですね、知りませんでした。さっそく「これから上昇する銘柄」を見にいってみます。

上昇する銘柄

見れました?(笑)

ヨソでも書きましたが、IHI社の株2~3年前に、もしかしたら買ってたかも。
破産の兆しはあったんでしょうか?決算書でわかります?

上昇する銘柄探してみたんですが見つからかったです。
探し方が悪かったんですかね。

IHI、別に破産はしてないと思いますけど。
粉飾決済の見分け方。みたいな本売ってますよね。
そういうの読んだ事ないですし、あまりそういった視点で決算書を見た事がないので、少なくとも私にはわからないじゃないでしょうかね。

あら IHI

今日、改めて見てみたら、2~3年前は200円以下だったんですね。じゃあ、今、売ったとしても損はしてないんだ。。。

探せませんでしたか。。それは残念です^_^;
実は、裏ワザで、Altと半角とDeleteを一緒に押すと出てくるんですよ。

ウソです。(≧y≦*)

Re:あら、IHI

そうですね。もとに戻っただけと言えば、戻っただけですね。ちょっと信用に傷がついたとは思いますが。

昨日

M信託に行ったんですが、隣の席のおじちゃんが、外貨定期に300万入れてるような感じでした。(もれ聞こえてきたかぎりで)外貨定期なんてやるもんじゃないよ、MMFにしな。って言ってあげたかったです。
私は、そのあと新生銀行に行ったんですが、1.1%のキャンペーンが終了間近ということで、札束がぞくぞく入金されていました。今、銀行強盗をするなら、ここに(笑)
で、新生銀行、よくない!コールセンターのおねぇちゃんの対応から気に食わなかったんだけど、店に行っても、なんか、システマチックの弊害というか、それは、そっちの都合だろ!ってことを客に処理させるんですよ。口座開設の時に自動的についてくるもろものサービスを、使えない商品(定期預金)の場合等、停止の連絡をして言われ、TELしたら、停止をご希望ですか?とか言うし。別に希望はしてないよ。しろって指示されたからしてるだけで。。。あと、1年定期が終わったら自動的に普通預金になるらしく(他店は、なにもしないとまた定期になる)しかも、普通預金になっても店頭に行かないと降ろせないらしい。
もう、1.1%終わったら、他行に変える!来年の1月に、キャンペーン利率の記事UPしていただけるとうれしいです<(_ _)>

ダモさん こんにちは
年金もらってるおじいちゃんでなければ、MMFの方がいいですよね。

新生銀行店舗に行った事ないですけげ、そうなんですね。銀行に限らずそういった接客って昔より増えているような気が、私もします。

定期預金のキャンペーンは、結構アクセス数も多かったので、12月に記事にすると思います。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kabuohazimeru.blog22.fc2.com/tb.php/212-7a023378

みずほ銀行について-ポイズン ゲーマーミーティング

みずほ銀行株式会社みずほ銀行( - ぎんこう、''Mizuho Bank, Ltd.'')は、日本の都市銀行。みずほフィナンシャルグループ傘下で、グローバルリテールグループの中核を担う。3大メガバンクの1つ。2002年、当時みずほフィナンシャルグループ傘下であった第一勧業銀行・富士
  • [2007/02/11 02:33]
  • URL |
  • ポイズン ゲーマーミーティング |
  • TOP ▲

ボーナス運用の裏ワザ!!

 皆様、ボーナスの使い道は、決まりましたか?残り少ないボーナスを増やす裏ワザを御紹介します。  その方法は楽天証券のお友達紹介プログラムです。  まず、楽天証券で口座を開設します。次に、家族、友人を紹介し、その人にMRFを10万円預けてもらえます。4人家族で...
  • [2008/06/24 20:10]
  • URL |
  • サラリーマンの蓄財日記~間違いなく億万長者になれる~ |
  • TOP ▲

-

管理人の承認後に表示されます

-

管理人の承認後に表示されます
アクセス解析アクセスランキング