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分配金を再投資しないと暴落に強いのか? 投資信託リターンの考察4 

複利と単利の話で、分配金再投資した方が分配金再投資しないよりも有利との内容を書きました。
しかし、分配金を再投資せずにその分の利益を確定したおいた方が、もし下落した場合には損失が小さくなるとの考えで、分配金を再投資しない人もいます。はたして、その考えは合理的なのか否か?

まず考えて置かなければならないのは、例え一旦下落したとしても売る前に、それがまた元に戻れば、結局その下落は無かったと同じ事です。
例えば今年の2月の世界同時株安では、株価が平均10%位下落し、分配金を再投資している人の方が再投資分も下がるので、ダメージが大きかったと思います。しかしその後株価は回復しました。回復過程では分配金を再投資していた人は再投資分も上がるので、株価が元に戻れば結局は下落の影響は+-ゼロになります。

なので、ここでは売ろうと思っていた直前に急落してしてしまって、下がった状態で売る場合をシミュレートしてみます。
※信託留保額は売却時の資産に対して引かれるものなので、この欄に10%と入れれば、売却直前に10%下落したのと同じ結果になるかと思います。

まずは、投資金額100万円、利率6%、投資期間5年、税率20%、手数料0の場合。

    下落なし  10%下落 20%下落  30%下落  50%下落 
A  毎月分配 分配率100%
分配金再投資なし 
123.4万  113.4万  103.4万  93.4万  73.4万 
B  毎月分配 分配率100%
分配金再投資あり 
125.7万 113.6万  101.0万  88.4万  63.1万 
C  年1分配 分配率30%
分配金再投資あり 
126.8万  116.3万  105.3万  92.1万  65.8万 

下落なしの場合のリターンの差は、分配金再投資有りのBパターンは、分配金再投資なしのAパターンを2.3万円上回る。
10%下落すると、両者の差は2000円とほとんど同じになる。
20%下落するとリターンは逆転し、分配金再投資なしのAパターンが再投資有のBパターンを2.4万円上回る。
50%下落した場合では、AパターンがBパターンとの差は10.3万円まで広がる。

利率6%程度の安定運用で投資期間が5年くらいの場合、それほど複利と単利の差は出ない。
その為、10%下がっただけで、分配金再投資のアドバンテージは無くなってしまう。
(日経平均が18000→16200の下落で-10%。今年の世界同時株安レベル)
20%の下落(18000→14400で-20%)だと逆転し、ちょうど下落なしの場合とAパターンとBパターンの差と同じ位の差になる。



続いて同じ条件で、投資期間が15年の場合

    下落なし  10%下落 20%下落  30%下落  50%下落 
A  毎月分配 分配率100%
分配金再投資なし 
170.1万  160.1万  150.1万  140.1万  120.1万 
B  毎月分配 分配率100%
分配金再投資あり 
195.0万 178.9万  161.0万  140.9万  100.6万 
C  年1分配 分配率30%
分配金再投資あり 
208.0万  189.8万  171.6万  153.4万  113.9万 

今度は、分配金再投資有りのBパターンと再投資なしのAパターンでは、下落なしの場合で、24.9万円と大きな差になる。
10%下落しても、BパターンがAパターンを18.9万上回っている。
20%下落で、その差は10.9万円。
30%下落すると、その差は8千円となり、ほぼ一緒になる
50%下落すれば、逆に再投資なしのAパターンがBパターンを19.5万円上回る。

長期になると、単利と複利の差がはっきり出てくる。
今度は、30%(18000→12600で-30%)を超える下落があってはじめて、分配金再投資なしのAパターンが再投資ありのBパターンを上回る。

まとめ
分配金を再投資せずにその分の利益を確定したおいた方が、もし下落した状態で売らなければならない場合には損失が小さくなる。
特に、単利と複利の差が出にくい、低利率・短期間の場合に効果的。
高利率や長期間の場合は、単利と複利の差が大きくなるので、売却時に相当な下落でないと、分配金再投資有りのケースを上回れない。

よって、投資期間が短めで、売る前に下落する確率がある程度高いと思う場合は、分配金を受け取るという選択肢は有りだと思う。

もともと長期で投資する予定の人、下落しても(例えば2000~2003年)また上がってくるまで待てる人、大きな下落が有る可能性が低いと思う人なんかは、分配金は再投資した方が良い。

↓続きを読むは、数字を使ったちょっとややこしい話なので、興味が有る人だけお読みください。


最初のシミュレートの表、
年1分配、分配率30%のファンドを分配金再投資したCパターンは、約25%以上下がるとAパターンよりもリターンが下になる。
少しでもリターンを多くするには、分配率が低く年1分配の方がいい事が分かる。

Bパターンと比べると、下落なしの場合で当然上である。

10%下落した場合、その差は広がる。

これはなんでかと考えると、分配率100%のファンドだと一旦出た利益に対して引かれた税金はその後基準価格が下がっても戻ってこない。
それに対して分配率30%ならば、残りの70%に対してはまだ税金を払っておらず、基準価格が下がればその分は税金を払う必要がないから。
ちなみにシミュレーターでは、売却時の税金がマイナスな場合は、0になるようにしています。通常は損になっても、税金を払い戻されないからです。
ただし、株の売却益や他の投信の売却益があれば、それと相殺する事ができます。
相殺される場合、BパターンとCパターンの差は少し小さくなります。

この相殺される場合を想定したシミュレートをしたい場合は、
計算シートのB14セルに =B13  
C14セルに =C13
F16セルに =F15
G16セルに =G16  と入れなおしてください。


急落前の利益率(年利ではなく通算で)をr、急落幅をK、売却時の税金は無視すると、
分配金再投資有りの場合のリターンは(1+r)(1-K)
分配金再投資なしの場合のリターンは1+r(1-k)
利益率が、再投資有りが50%、再投資無しが40%で、急落幅が20%だとすると、
再投資有り (1+0.5)(1-0.2)=1.5×0.8=1.2
再投資無し 1+0.4(1-0.2)=1+0.4×0.8=1.32
よって、この場合再投資なしの方がリターンは高くなる。

税金も考慮した数字は、シミュレーターを使って、どっちが得かいろいろやってみてください。

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コメント

まぁ

わたくしの為にありがとうございます。って違うか。。。
よほど、下落しない限り損はしないのですね。

ところで、一つ下の記事ですが、私、昭和の人間なので(笑)口座開設ってお店にいかないと出来ないものだと認識しているんですが。PCないんです。(これは、会社の)
いつも横浜←→川崎間の往復しかしてないので、東京へ行くのは億劫だし・・FXに興味がありますが、どこの証券会社でも取り扱ってるんでしょうか?(キャンペーンは、この際あきらめて。)

おおお!
どちらにするか悩みますね~☆
Σ(゚e゚;≡;゚e゚)

ビヨビヨさん
基本的には私は分配金再投資派ですが、ちょっと上がり過ぎてるなと思うときは、迷っちゃいますね~


ダモさん こんにちは
この記事、ダモさんのコメントにヒントを得て、実際のところどうなんだろうと書きました。

FXなのですが、たとえFXの取扱いがある証券会社でも、注文はネットからしか受け付けないところが多いようですよ。↓例 大和証券
http://www.daiwa.jp/ja/products/fx/index.html

コールセンターへの電話注文ではなく、携帯(モード等)からの注文が出せるのであれば、PC無くてもなんとかなるかな。

どうしても電話注文ができる所が良いのであれば、例えば外為ドットコムやトレイダーズ証券などでできるので、メールアドレスさえ持ってれば、ネットカフェでもどこでもとりあえず口座開設だけしてしまって、その後は電話注文ってのも可だと思いますが。ネット注文より手数料は高めです。
http://www.gaitame.com/products/next/fee.html
http://www.traderssec.com/forex/netforex/fee.html

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