スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
にほんブログ村 株ブログ 株の基礎知識へにほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へにほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
↑記事が参考になりましたら、どれか1つクリックお願いします。

期待利率と信託報酬 投資信託リターン考察6 

投資信託のリターンにおいて、その投資対象が上がるかどうか(期待利率)が、もっとも重要になってきます。

投資信託は、定期預金や債券のように決まった利率・確実な利率が有るわけではありません。元本がマイナスになる場合もあります。

だからといって、適当に選べばいいやって事でななく、過去のリターンの実績やこれからの経済動向などいろいろな要素・アセットアロケーションを加味しつつ、トータルで利率が高くなると思われるポートフォーリオを作っていく事になると思います。

では実際に、投資対象が上がるかどうか(期待利率)が、どのくらいリターンに影響を与えるかを見てみましょう。

投資資金が100万円・投資期間が1年で期待利率が6%の場合。
1年後のリターンは税金を考慮しなければ、106万円になり6万円のプラスになります。
期待利率が1%上がって7%になれば、リターンは107万円になり+7万円。

単純に利率が1%増えたなら、元本の1%分利益が増えます

ただし税金を考慮して考えると、期待利率が1%増えたなら、リターンは税率10%の場合で0.9%、税率20%の場合で0.8%増えます。
例)税率20%のケース  利率が5%なら5×0.8で4万円の利益。利率が6%なら6×0.8で4万8千円の利益。


では、長期になったらどうなるのか。
まずは単利投資の場合を考えてみます。
投資資金100万円・投資期間10年・税率20%、分配率を100%で年1回分配・分配金は再投資しない
この条件で期待利率5%と6%それぞれで、シミュレートしてみると。

   5%  6%
リターン  140万円 148万円 
利益  40万円  48万円 
1年あたり利益 4万円 4万8千円

1年あたりの利益でみると、投資期間1年で計算した場合の数字と同じになります。利益の差は8千円。
つまり、単利投資の場合 期待利率が増えると利益は、投資金額×期待利率×0.8(税率20%として)×投資期間 だけ増えます。
例えば、投資金額が50万円で、投資期間が5年の場合、期待利率が1%違うと
50万×0.01×0.8×5=2万  2万円利益が違ってきます。


次に複利での投資の場合はどうなるのか。
投資金額100万円・投資期間10年・税率20%・分配率0%
この条件で期待利率5%と6%それぞれで、シミュレートしてみると。

  5%  6% 
リターン  150.3万円  163.3万円 
利益 50.3万円  63.3万円 
1年あたり利益 約5万円  約6万3千円 

複利運用の場合の方が、当然単利運用の場合よりも利益が大きくなっています。
5%と6%、1%の利率の差で、利益は13万円の差、1年あたり1万3千円の差となりました。

複利の計算は自分で単純計算するのは難しいので投資信託リターン計算シミュレーター等を使って計算すれば良いと思いますが
おおまかには
期待利率が増えると利益は、投資金額×期待利率×0.8(税率20%として)×投資期間×α だけ増えます。
αはこの投資期間10年の場合で、1.3万÷8千=1.62 大雑把に言うと1.5倍
複利にならない投資期間1年以内はα=1。
投資期間が長くなったり、もともとの利率が高くなるほど、αは高くなります。


利率は、投資信託の場合どうなるかは投資前には分からないといった事を書きました。
しかし、確実に投資信託の利率に影響を与えるファクターがあります。それが信託報酬です。
信託報酬は投資信託を保有している間毎日一定割合で控除されるものです。投資金額が100万円で信託報酬が1%なら、100万×0.01で年に1万円が投資信託の運用会社や販売会社への手数料として引かれます。

投資対象が同じ(近い)投資信託でも、その投資信託によって信託報酬は違います。
例えばTOPIXに連動するタイプの投資信託を見てみると、
野村のトピックスインデックスオープンで0.65%、
トヨタTOPIXインデックスオープンで0.49%、
ETFだと、野村のTOPIX連動型上場投資信託で、0.24%以内 となっています。

日本株という大きなくくりで見ると、アクティブファンドはもっと高めの信託報酬となり
フィデリティ日本成長株ファンドで1.71%
さわかみファンドで1.05%   などとなります。

この信託報酬の差は確実に期待利率の差になって現れます。
例えば、TOPIX型の投資信託よりも信託報酬が0.5%高いアクティブファンドは、毎年TOPIXを常に0.5%上回る運用をしてはじめて、TOPIX型の投資信託と同じリターンとなるのです。

100万円投資の場合、信託報酬0.1%の差で、毎年1000円の違いになっていきます。
複利運用の場合は1000円×α
信託報酬0.5%の差で10年運用したら5000円×10で5万円以上の差になります。

なので、同じ投資対象の投資信託の中から選ぶ場合、信託報酬はなるべく低いに越したことはありません。もちろん、買付手数料や信託財産留保額、取扱いの金融機関など、他のファクターも絡めての選択になると思います。

ただし、投資対象が違う投資信託に関しては、その投資対象の違いによるリターンの差が信託報酬の差以上になる事も多いです
まずはどんな投資対象に投資するかの全体のアセットアロケーション・ポートフォリオを考えてから、次に投資信託を選ぶという順番になると思います。


おまけ

<期待利率について補足説明>
投資信託リターン計算シミュレーターの入力項目、期待利率について。

投資信託がどれくらいの利率で回るかは分かりませんが、過去の実績からどの位になりそうか予測する方法もあると思います。

その場合、モーニングスターを利用すると便利です

そこでファンド検索をして、表示される「トータルリターン」は、分配金を全て再投資したとして、税金は考慮してない数字です。なので過去の実績利率の数字としては、このシミュレーターにぴったりだと思います。
逆に言うと、モーニングスターで表示されるトータルリターンは、税金などを考慮してないものですが、このシミュレーターを使うと大まかな税引き後リターンを計算できます。

ところで、なぜ期待利率なのかといいますと。
例えば、過去8%ぐらいのトータルリターンで、今後もこの位のリターンが期待できると思ったら、期待利率にはそのまま8%といれてください。今後はそこまでは期待できない6%ぐらいじゃないかと考えるなら6%と入力してください。

ちょっと極端な例をだすと、2005年日本株は約40%上がりましたよね。そこで2006年のはじめに日本株の投資信託を買おうという人が、「今後も毎年+40%で増えていくだろう」
とは考えないですよね。

もちろん単なるシミュレーターなので、毎年40%で増えていったらどうなるんだろうとかって、皮算用に使っていただいてもいいですけど。

にほんブログ村 株ブログ 株の基礎知識へにほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へにほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
↑記事が参考になりましたら、どれか1つクリックお願いします。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kabuohazimeru.blog22.fc2.com/tb.php/281-5f585112

アクセス解析アクセスランキング
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。