日経平均をテクニカル分析してみましたⅡ 

先週の時点では、これは日経平均が17500円ぐらいまでは下がるかもと思ったりもしたのですが、7月27日の終値は17284とあっさり下抜けてしまいました。
今年の2・3月の下落の時に続いて、再び日経平均をテクニカル分析して過去の下落と比べてみようと思います。


去年最大の下落は2006年5・6月の下落で、5月8日17291→6月13日14218  -3073(-17.8%)の下落。
期間は5~6週間に及ぶ下落でした。この間の為替ドル円 111.7→109.7→115.3です。
この下落を4月高値から見ると、4月7日17563→6月13日14218 -3345(-19.0%)の下落 9週間 
為替ドル円118.3→109.7→115.3

2006年11月の下落は10月26日168111→11月20日15725 -1086(-6.5%)の下落 3~4週間 
為替ドル円 (10月24日119.4)→118.4→116.9→118.05
どちらも円高の進行が日経平均の下落に拍車をかけ、為替が安定し円安に戻ってから株価も回復するって傾向が見られます。

ライブドアショックの時は1月13日16454の高値から1月17日にライブドアに調査が入り→1月18日15321に底。ちょっと持ち直したあと1月23日に15360の2番底をつけました。-1140(-6.9%)の下落でした。 1~2週間 
為替ドル円114.2→114.1→115.1

今年2007年2・3月の下落は2月26日18215→3月5日の16642 -1573(-8.6%)が底値でした。1週間 
為替ドル円120.6→115.4
ただし、17292にまで戻した後、3月14日には再び16677まで下がり、いわゆるダブルボトムのかたちとなりました。3週間

そして今回2007年7月の下落は7月20日の高値18223から、7月27日までの時点で17284 -939(-5.2%)の下落 1週間
為替ドル円(7月10日123.4)→121.3→118.6

円高・アメリカ発の世界同時株安という意味では、今年2・3月の下落や、昨年4月~6月の下落に状況がにているのかなとも思います。ただし、今年の2・3月と比べると裁定買い残は少なめです。
参考 [株式祇園精舎]さんの7月27日の記事


騰落レシオ~一般的に70%以下が底値圏と言われています。
チャート

5・6月の下落の時は6月8日に54.3まで下がってます。
11月の下落の時は11月21日に66.2まで下落。
ライブドアショックの時は1月23日の90.4で反発しています。
今年2・3月の下落の時は底値の3月5日に88.9まで下落しました。ちなみにこの後騰落レシオは一旦は回復しますが、4月2日には82.2、5月18日には74.5と下がり。日経平均などの指数や調子の良い銘柄が上がる一方、全体では下がる銘柄が多いといういわゆる二極化相場となりました。
そして、今回7月27日時点の騰落レシオは、69.4まで下がっています。
RSI~一般的に30もしくは20を割ると売られ過ぎと言われています。株価と同じ方向に動く事が多いが、逆に動いた時はダイバージェンスと呼ばれ強めの売り・買いシグナル。
チャート(RSIにチェックをいれる)

RSI9は5・6月の下落の時はRSIは5月22日には12.3まで下がり、日経平均の底だった6月13日には22.7
11月の下落の時は、11月9日に最低値11.3まで下がり、日経平均の底だった11月20日は22.2
どちらの下落の時も10%台前半まで下がり、株価は下がるがRSIは上昇するいわゆるダイバージェンスの状態になり20%を超えた時点で底を打っています。
ライブドアショックの時は、RSIの底と日経平均の底が同じ1月18日で、その日のRSI9は21.9でした。
今年2・3月の下落の際はRSIの底と日経平均の底が同じ3月5日で、15.9でした。
そして、今回7月27日時点のRAI9は13.7まで下がっています。

次にRSI14を見てみると、 5・6月の下落の時は5月25日に最低値23.8をつけたあとRSIはもみ合い、日経平均の底だった6月13日は24.3
11月の下落の時は11月13日17.3を最低に、底をうった11月20日は26.7
どちらもRSI14が20%前後まで下がった後、先にRSIが下どまりして1週間以上経ってから日経平均は底をうってます
ライブドアショックの時は、1月18日が36.4で、2番底をつけた1月23日の33.5が最低値でした。
今年2.3月の下落時は3月5日が28.4で、3月14日のダブルボトム時の26.9が最低値でした。
7月27日時点のRSI14は28.2と、ほぼ前回の底値の時と同じ水準まで下がってきました。
MACD~MACDがシグナルを下から上に突き抜けると買いサインと言われる。
チャート(MACDにチェックをいれる)

MACDに買いシグナルがでたのは6月13日の底の時、5月26日ダマシの6月15日
11月20日底の時は、11月14日ダマシの11月27日です。
ライブドアショックの時は1月23日に二番底をつけた後の1月25日です。
今年2・3月の下落時は3月5日底の時に、3月8日にシグナルが出て一旦上がりましたがダブルボトムになりこれはだましに。3月14日にダブルボトムをつけたあと、3月19日に再びシグナルが出て、今度は日経平均は上昇へと向かいました。
そして現在7月27日時点では、MACDがシグナルを大きく下回っている状態です。
底打って数日経ってからのシグナル点灯です。底値で拾わないと気がすまない人にはMACDは使えないかもしれません。リスクを冒してまで底の前で買うよりは後で買いたいって人は、MACDで買いシグナルが出て買うってのも手かもしれません。ただ1回目はダマシかもしれません。
ボリンジャーバンド~-1δ線もしくは-2δ下に突きつけるのは、急に下がり過ぎている状態と言われる。
チャート(ボリンジャーバンドで-1δか-2δを選択する)

5・6月の下落時11月の下落時も安値は-2δラインをはみ出すようにして下落しています。
ライブドアショックの時は下ヒゲが-2δに触れてます。
今年2・3月の下落の時は、底値をつけた3月5日に-2δを突き抜けました。
そして今、7月27日時点では窓を開けて-2δから大きくはみ出た状態で、レンジ相場の小さな値動きでボリンジャーバンドが狭かった時に、いきなり急落がやってきたことをうかがわせます。
PER~一般的に低い方が割安で、20倍を目安とする事がある。
PERはテクニカルじゃないですが、[株式祇園精舎]さんに教えてもらった、225のPERチャートが面白いと思ったので入れました。

5・6月の下落の時
は、PERが17.45倍になるまで売られました。
11月の下落時は、PERが18.14倍まで売られました
ライブドアショックの時は、PERが22倍に下がった位で反転しています。
3月5日の日経平均のPERは19.53倍でした。
7月26日時点で18.98なので、ここから単純計算すると、7月27日の日経平均のPERは18.5倍位まで下がってます。


まとめ
この記事を書いたのは、どこまで下がるだろうと漠然と不安になるよりも、過去の例ではテクニカル的にどこぐらいまで下がったのか知っておいた方がいいと思ったからです。
7月27日金曜日のアメリカの株価シカゴ日経平均先物を見る限り、月曜日はまだ下げそうですね。

騰落レシオ・RSI・ボリンジャーバンド・PERでは既に今年2・3月の下落時よりも下がっています。そろそろ反転してもおかしくないのかな。
ただし、昨年5・6月の下落と比べると、まだまだ下落余地があります。そこまでは下がらないかなとは思いつつ、私はここまで下がっても大丈夫なポジションにしておこうと考えています。
また過去の例ではここまで大きく下落してしまうと短期間ですんなり上昇する事はあまりなく、2・3週間は調整が続く事が多いようです。

もちろん過去の例通りになるとは限りませんので、テクニカル分析を過信するのは危険だと思います。
特に今回は、日本がっていうより、アメリカの株安や円高が要因だと思うので、これらがいつ下げ止まるかというのがポイントだとは思います。

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コメント

ここ数年の調整の時をみると、途中で一度小休止して必ずもう1段下げてますね。2度目の下げ幅はさらに2%-6%くらいあります。月曜は-1%くらいで鞘寄せで始まり終わる。火曜水曜にどこまでいくか・・それともいつものパタンから初めて外れるか?

こんにちは

私は、常に1週間で1000円の下落は想定していましたので、今回の下落も特にサプライズではありませんでしたし、ポジ的にも大きな影響はありませんでした。
プット買っておいたら結構儲かりましたね。
さて、問題はここからですね。とりあえず、あと1000円の下落=16000は想定し、ポジのシミュレーションをし、対策を考えましたので、来週前半にでも対応しようと思います。
170を切るようであれば、長期戦でミニ先を買いさがってもよいかなと思います。

初FXは、119円でずっとさしていて約定しましたが、下げ止まる様子がないので、リリースしました。為替は慣れてないので難しいですね。
ちなみにstaygoldさんの対策ってなんですか?ポジを減らすとか?

うにぞうさん
そうですね。月曜日に変に押し目買いなどで粘れば、逆に長引きそうな…。特別根拠は有りません。

すみパパさん
対策ってほど対策してないのですが、無理して下げ局面でも上げ局面でも両方儲けようというよりは、そこそこ安いところで買って(できれば底を確認した後)、急落が終わった後、結果的にTOPIXとかを上回ってればいいかなといった感じです。
3月の時は、大きく儲けようと身の丈を超えたポジションをとってしまい、あたふたしてしまったので。

ヘッジとしては、一部していた信用売りは、木曜日までに17500円上で返済してしまいました。
そしてちょっと遅いかなと思いつつ、金曜日はFXでユーロをショートしました。

どちらも金額的にはそれほど大きくはなく、それで他の下落をカバーするって感じではないのですが。
(合理的かどうかは別として)気持ち的に、ショートのポジションも持っている方が、下落に対して悲観的にならず、下がるならもっと下がってもいいよ。といった気分になれるので。

買い下がるってほど資金はないですが、17000円切ったら私も先物ミニ買おうと検討しています。ま~いつかは18000円回復するでしょと。

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