藤巻健史 を読む 

私は本を読むのが好きなので、図書館とかで借りてよく読みます。
いろいろ読んだ中から、今日は藤巻健史氏の本をご紹介したいと思います。

藤巻氏の本で必ずと言っていい程、書いてあるのが、↓

・「長期的な経済の見通しに基づいて勝負する」ことをお薦めする。ディーラーを真似て頻繁に売買すると「高い所買って安いところで売るはめ」になりかねない。マーケットの大きなうねりに乗ることが肝要

・個人投資家は偉い先生のマーケットコメントをすぐ信じてしまう。それらはあくまで参考程度自分の頭で判断する。その為には勉強も必要。

・日本の不景気の原因は「円が身の丈以上に強すぎる」から。
中国は1980年に1ドル=1.5元だったのが、94年以降は1ドル=8.3元(現在は1ドル=7.5元程度です)。これだけ人民元が安くなれば国際競争力は増し、中国経済が伸びるのは当然。1980年に1ドル=200円台だったドル円が、1ドル800円台になるようなもの。
日本も円安にすれば良い
円安により輸入物価は上がるだろうが、「物価が高くても景気がいい」方が、「物価が安くても不景気で仕事が無い」状況よりはずっと良い。
(5年位前に書かれた内容です。)

・日本の金融緩和政策は、「お金をジャブジャブ」にする政策。資産インフレへ。私は借金してでも土地や株や外貨投資をする。
(数年前に書かれた内容です。) 

個性的というか、ポジショントークもふんだんに入ってます。すぐ信じずに、あくまで参考程度。がいいのかも知れませんが、結構面白いです。
基本のところはどの本も同じこと書いているので、とりあえずなんでもいいので1冊読んでみるのをおすすめします。
藤巻健史の著書一覧

私が読んだ本
藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門
高校生への授業をもとに書いているので、簡単な内容で分かりやすいです。経済が苦手な人にもおすすめ。

藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義(上) 為替と金利はなぜ、いつ動くか編
藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義(下) 現場で使えるデリバティブ、スワップ編
こちらは、ディーラー時代にどんな取引を行っていかたかが分かります。特に金利スワップ取引や債券先物・OP取引など、普段馴染みがない金融取引についての解説が有り、興味深かったです。それを個人投資家が実際にどう活かすのか?
ってのは置いといて、ディーラーってどんな取引をしているんだろうって興味が有る人には面白いと思います。

藤巻兄弟の大人塾。
ファッション業界で活躍している弟の藤巻幸夫氏との共著。
雑誌への連載をまとめたもので、健史氏の経済の話と幸夫氏のファッションの話が2ページごとに。
雑誌のコラムなので、専門的ではなく簡単な内容。でも、藤巻健史氏の考え方のエッセンスはきっちり押さえてあります。


ここのところ、ダウが市場最高値を更新するなど一時の不調がウソみたいに株式市場は上がってますね。石油や金などの商品市場も上がってます。
サブプライムローン問題を受けて、アメリカは金利を0.5%引き下げましたし、利上げすると言われていたヨーロッパや日本は金利を据え置いています。また、金融市場にFRB・ECB・日銀は資金供給をしています。
資金繰りが苦しかった所にとっては丁度良い支えなのかもしれませんが。
もともと資金繰りが特に困ってなかった所にとっては、これってひょっとすると藤巻氏が言うところの、「お金がジャブジャブ状態→資産インフレ」なんですかね?



<追記>
藤巻健史のWEBサイト「藤巻健史プロパガンダ」を久々に見てみたら、10月7日の記事
「(6)お金がジャブジャブの時世界中の中央銀行は、更に資金供給をして金融緩和をしてしまった。日銀も利上げを見送った。
これは1980年後半からのバブル醸成期と同じ経緯だ。お金がジャブジャブで本来は金融緩和をやめなければならなかった時期にブラックマンデーが起こった。そのせいで無茶苦茶にだぶついて日本ではバブルになってしまった。今回もサブプライム問題が出てきたおかげでしばらくマーケットは足踏みをした。しかし、その資金供給のせいで、昔以上の資産バブル発生の可能性はさらに強まったと考える。」
と書いて有りましたね。

これに関する、おすすめ関連リンク
溜池通信8月31日号(5ページ) [溜池通信
燃料投下! [夕凪のイベント投資日記

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コメント

ちょっと気になったのですが。

>サブプライムローン問題を受けて、アメリカは金利を0.5%引き上げましたし・・・

引き下げではないですか?
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt1/20070817AT2M1703017082007.html

余談ですが、日高街道沿いはおいしいお蕎麦屋さんがいくつかありますね。
もう少ししたら鵡川ではししゃもが旬をむかえます。(でも高い!)

藤巻氏は僕も好きなので、読んでみようと思います。朝日新聞の土曜日のコラムは毎週読んでいます。

みきパパさん
おっしゃる通りです。書き間違いました。本文の方訂正いたしました。ありがとうございます。

こないだ日高行った時、手打ち蕎麦食べてきましたよ。
鵡川は素通り(日高道が富川まで伸びたので)したのでししゃもは食べてないのですが、おいしいですよね♪

ssさん
こんにちは
朝日新聞のコラムは拝見してないのですが、基本は同じ事書いてあるかも。
筋が通っていると言いますか、自分の世界観をきっちり持ってるので、私も好きです。

集中講義( 上下)

上記拝読させて頂きました。1989年にアメリカでスワップとマクロ・マイクロをかじったのですが分りませんでした。 しかし先生の本で少し光が見えて来ました。出来れば現在のアメリカ
の金融不況『実際はWSの貪欲なギャンブラーとか詐欺師が銀行とか保険会社、格付け会社とつるんでやった様ですが何で見つけられなかったのでしょうか?遠因はクリントン時代のグラス
シーガル法の改悪、Aグリンスパン氏の過剰流動性の創出でしょうか?お時間があれば教えて下さい。宜しく

kazuoさん コメントありがとうございます。

ちょっと誤解されているようですが、私はそんなに賢くないですよ。kazuoさんの方がより理解しているじゃないかと思います。
そのうえで私観を言うと、複雑過ぎて、金融業界以外の人は事態をよく分かっていなかった。うまくいっていた時には、それによって誰も困っていなかったので。そのまま放置された。Aグリンスパン氏の過剰流動性の創出は原因というよりは、それをさらに拡大させる補助になったという感じじゃないでしょうか。

もっと海外投資しなきゃ

藤巻氏の「外国人が国債先物で売り仕掛ける可能性がある」
という指摘は目から鱗だった。
http://www.minkaigai.com/archives/category/saigoni/sonaeru
(みんなの海外投資)
日本人が95%もっているから安心なんて言っている場合じゃない。
そんなことを考えているヘッジファンドは世界にゴロゴロいそうだ。
考えてみれば私の資産も不動産に偏り過ぎている。
リスクヘッジのために、もっと海外投資をしなきゃと感じた。

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