アメリカがくしゃみをしたらvol.4 逆転現象
日本の株価は前営業日のアメリカの株価の影響を強く受けるという話を、以前に書きました。
アメリカがくしゃみをしたら
アメリカがくしゃみをしたらvol.2
アメリカがくしゃみをしたらvol.3
過去の検証ではNYダウよりもNASDAQとの相関が強かったです。
最近の株価を見ていてちょっと気になったので、最近のデータを調べてみました。
| 前営業日 NASDAQ |
GD・GU | ザラ場 | 日経平均 | |
| 2008年1月11日 | 0.56% | 0.22% | -2.15% | -1.93% |
| 2008年1月10日 | 1.39% | -0.36% | -1.08% | -1.45% |
| 2008年1月9日 | -2.36% | -1.13% | 1.61% | 0.49% |
| 2008年1月8日 | -0.21% | -0.49% | 0.69% | 0.19% |
| 2008年1月7日 | -3.77% | -0.97% | -0.33% | -1.30% |
| 2008年1月4日 | -2.77% | -0.99% | -3.03% | -4.03% |
| 2007年12月28日 | -1.75% | -0.97% | -0.68% | -1.65% |
| 2007年12月27日 | 0.40% | -0.24% | -0.33% | -0.57% |
| 2007年12月26日 | 0.80% | 0.39% | 0.25% | 0.65% |
| 2007年12月25日 | 1.94% | 1.21% | 0.73% | 1.94% |
| 2007年12月21日 | 1.53% | 0.08% | 1.41% | 1.50% |
これを見ると、前営業日のアメリカの株価が上がった時に日経平均がGUしたのが6回中4回(66.7%)
前営業日のアメリカの株価が下がった時に日経平均がGDしたのが5回中5回(100%)
合わせると、前営業日のアメリカの株価と日経平均のGD・GUが同じ方向に進んだのは、11回中9回(81.8%)
アメリカが上がってもGUするとは限らないが、アメリカが下がるとGD。ちょっと情けないです。
まぁそれは置いといて、日経平均の始値においてNASDAQなどアメリカの株価が与える影響は依然大きいようです。
しかし、ザラ場の値動きはそうでもないようです。
前営業日のアメリカの株価が上がった時に日経平均が上昇したのは、6回中3回(50%)
前営業日のアメリカの株価が下がった時に日経平均が下落したのは、5回中3回(60%)
合わせると、前営業日のアメリカの株価と日経平均が同じ方向に進んだのは11回中6回(54.5%)
さらに今年になってからに限ると、6回中2回(33.3%)と相関はあまりないようです。
逆にその日の日経平均を受けて、NASDAQの株価がどうなったかを見てみると
| 日経平均 | NASDAQ | |
| 2008年1月11日 | -1.93% | -1.95% |
| 2008年1月10日 | -1.45% | 0.56% |
| 2008年1月9日 | 0.49% | 1.39% |
| 2008年1月8日 | 0.19% | -2.36% |
| 2008年1月7日 | -1.30% | -0.21% |
| 2008年1月4日 | -4.03% | -3.77% |
| 2007年12月28日 | -1.65% | -0.09% |
| 2007年12月27日 | -0.57% | -1.75% |
| 2007年12月26日 | 0.65% | 0.40% |
| 2007年12月25日 | 1.94% | 0.80% |
| 2007年12月21日 | 1.50% | 1.94% |
日経平均が上昇した日にアメリカの株価も上昇したのは、5回中4回(80%)
日経平均が下落した日にアメリカの株価も下落したのは、6回中5回(83.3%)
合わせると、その日の日経平均とアメリカの株価が同じ方向に進んだのは11回中9回(81.8%)
相関関係が高そうです。
結論
アメリカの株価は日本の株価に左右される。
日本がくしゃみをすればアメリカもくしゃみをする。
〜と言うよりは、ここ最近はアメリカのニュースやGLOBEXの動向などに敏感に反応して、アメリカが始まる前にそれを先取りの動きってのも有るんでしょうけど。それにサンプル数が少なめなので、たまたまだと言えなくもないですし。
だからどうしたって言われると、どうもしないのですが。最近の日本とアメリカの株価を見ていて「おやっ」と思ったので、ブログのネタになるかなと思い調べてみました。
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- [2008/01/13 01:50]
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コメント
事実は異なります
確かにごく短期的には、日米の株価(というよりも先進国の株価)は、連動性が高いです。なんたって、フローの売買の6割、ストックベースの保有の3割が外人でその中心がアメリカの投資家なのですから、それは当たり前。
でも、日本の株がバブル当時4万円近くまで高騰している時、アメリカの株価は低迷していたですし、逆に日本の失われた15年の間、アメリカの株は基本的にずっと上昇していました。
学術的にもいわゆる「相関係数」の面からも日本と米国の株式を両方持つことはリスク・リターン上好ましいはずです。
Re:事実は異なります
私は基本的に中長期投資で、それに関する記事が多いのですが。
この話はあくまでも、翌日(当日)の株価にどういった影響を与えるかという短期の話です。
誤解与えてしまったようですみません。
中長期においては、おっしゃる通りだと思います。
相関関数についても、同意見です。
http://kabuohazimeru.blog22.fc2.com/blog-entry-346.html
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