高配当株投信(国内型)について 

コメント欄より

今日の株式新聞に面白い記事が載っていました。
縦軸に下落率、横軸に上昇率をとって、
主な投信とTOPIXの下落相場、上昇相場のパフォーマンスを比較したものです。結果は、上昇にも下落にもTOPIXより強かったものは、トヨタグループと好配当型の投信。
ということは、TOPIXを売りつつこれらを買えば安定した収益が上げられる? 

面白そうだったんで、国内の高配当株投信を調べてみました。

モーニングスターで、国内株式型で「配当」のキーワードでファンド検索。
検索してでてきたのが下表の22銘柄。 興味の有る方は、下表よりもこちらのExcelファイルの方が見やすいかと思います。

しかし設定後3年以上経っているのはわずかに4本。5年以上経っているものは1本のみ。ちょっとこのサンプルをもとに、高配当株投信の成績がTOPIXと比べてどうかという話は難しそうです。※私のファンド検索の仕方が悪くて、高配当型の投信をたくさん見落としているのかもしれません。

でもまぁ、せっかくなんで見てみましょう。
22本のうちほとんどの13本が、2~3年前の設定。しかもファンド名称は「高配当」ではなく「好配当」としているものが多いです。その時の流行だったんだなというのが窺われます。

過去のトータルリターンを見てみると、
1年リターンは、トピックスインデックスオープンが-21.27%に対して、高配当株投信22本の平均リターンは-19.94%
2年リターンは、トピックスインデックスオープンが-10.76%に対して、高配当株投信17本の平均リターンは-8.61%
3年リターンは、トピックスインデックスオープンが+6.17%に対して、高配当株投信4本の平均リターンは+4.80%
5年リターンは、トピックスインデックスオープンが+10.93%に対して、高配当株投信1本のリターンは+13.01%

どちらかというと高配当株投信の方が良いリターンとなっていますが、最初にも書いたように、このサンプル数サンプル期間ではなんとも言えないです。
また「高配当型投信」は、年4回程度分配金を出しているファンドが多く「高分配投信」でもあります。ここらへんも、好みが分かれるところだとは思います。

個別株投資もする私としては、個人的興味があったのは、ファンドマネージャーが高配当(好配当)銘柄としてどんな企業を組み入れているかです。
各ファンドの組み入れ上位3銘柄を、表にのせています。
Excelの表の方は、ファンド名をクリックするとモーニングスターへのリンクになっていて、組み入れ上位5銘柄を見られます。さらにポートフォリオを選ぶと、組み入れ上位10銘柄と、組み入れ上位3セクターを見ることができます。

組み入れ上位の銘柄は、高配当でかつ流動性のある大型株が多いです。
特に多かったのは、自動車(トヨタ・ホンダ・日産)、鉄鋼(JFE・新日鉄)、総合商社(三井物産・住友商事)、海運(日本郵船・商船三井)、薬品(武田薬品・アステラス製薬)、その他では、NTTドコモやキヤノンなどが上位にきていました。また、3位までには入っていなかったものの電力各社も上位10位以内に入っているものが結構ありました。


高配当型投信は、モーニングスターの分類ではバリュー型に分類されています。PERPBRを見てみても、TOPIXや日経平均と比べて低めです。
高配当戦略と割安戦略は、重なるところがあるのかもしれませんね。

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コメント

お疲れ様です。

なるほど、悪くはないけど、手数料を入れるととんとんということですね。
ちなみに、高配当ではないですが、
対日経平均のディフェンシブ銘柄はこんな感じ(一例)です。
http://stocks.nifty.com/cgi-bin/quote/query?c2=2503+2801+9020+9501&c=1001

おもしろいですね

高配当投信の投資先の基準として配当利回りが重要な要素だとすれば、PERで比較するとTOPIXよりは割安になると思いますので、バリュー型としての位置づけは納得です。
個人的には大東建託、久光製薬、セントラル硝子を上位組み入れ銘柄にしている日本 好配当リバランスオープンに銘柄選定に対するコダワリを感じます。

すみパパさん
今度は、ディフェンシブ銘柄について記事にしましょうかね。

ぐっちさん こんにちは
そうですね。実際モーニングスターに載っていたPERでは11~15.5倍程度のものが多かったです。

私も表を作っている時に、日本 好配当リバランスオープンとカブチョ虫の組み入れ銘柄には個性を感じました。カブチョ虫は純粋は高配当株投信ではありませんが。

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