新興諸国株がお寒い  ?の続き 

新興諸国株がお寒い   ? のつづきです。でもどっちかと言うと新興国株ファンド以外の話の方が多いです。

楽天証券のランキングを入れるの忘れてました。。1週遅くなっちゃいましたが、まずはそちらから

楽天証券の投信販売ランキング(2/18~2/22)

1位  新光Wベア・日本株オープン 

2位 

エマージング・ソブリン・オープン(毎月決算型) 
3位  グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型) 
4位  グローバル財産3分法ファンド(毎月決算型) 
5位 三井住友・ニュー・チャイナ・ファンド 
6位 シュローダーBRICs株式ファンド 
7位 HSBC中国株式ファンド(3ヶ月決算型) 
8位  HSBC インドオープン 
9位  三井住友・ヨーロッパ国債ファンド 
10位  日経225ノーロードオープン 

新興諸国株ファンドは、5位に中国、6位にBRICs、7位中国、8位インドがランクイン。新興諸国の債券ファンドが2位にランクイン。
グロソブが3位に入るなど2~4位は毎月分配型ファンドが並びます。
まぁそれはそれとして。

1位が日本株のベア型ファンドって!(苦笑)
※ベア型ファンド:日本株が下がったら儲かるファンドです。

もしやと思い、見てみました楽天証券取扱いファンドのハイリターンランキング。(検索結果に直リンクできなかったんで、投資期間を6ヶ月か1年でパフォーマンスが20%以上にチェックを入れて検索してください。)

すると、中国株やインド株を押しのけて1番のハイリターンに輝いているのが、
「新光Wベア・日本株オープン」!

日本株がまだ下がるとの投資判断で買うんだったら別にいいと思いますよ。今が日本株の底かどうかは分かりませんし、下がる可能性も有りますし。
ただ、もしこの過去のリターンを見て今後もこの位のリターンを期待している人がいるとしたらちょっと違うような。日本株(日経平均)は約半年で18000円から13000円位まで30%近く下がりました。じゃあ半年後には30%下がって9000円台に、1年後には日経平均が7000円に、2年後には…。ってなるのかって話ですよね。
もし短期の話でしたら、ベアファンド買うよりかETF先物ミニでも売り建てたほうがずっとコスト低いと思います。

おすすめ関連リンク
バランス型から海外株・債券型へ、人気投信の二極化進む [株式十八番!]
こちらの記事を読んだのが、今回追記を書こうと思ったきっかけです。
バランス型から資金流出し、海外債券や新興諸国型ファンドへは資金流入が続いているとの事。

バランス型投信の最大のメリットって、長期で保有しても配分通りに自動的にリバランスしてくれるところだと思うんですが。バランス型を売って、短期的に株式型よりリターンが高かった債券型を買っているんだとしたら、リバランスの全く逆ですよね。
ぐっちさんの考えに同感です。


ネット証券の投信販売ランキングを見ている限り海外債券への人気集中はそれほど感じなかったので、全体での動きを検索して調べてみました。今回のテーマである新興諸国株ファンドの数字を見られないのが残念ですが

総資産額 2006年純設定額 2007年純設定額 2008年1月純設定額 2008年2月純設定額
総合  614,062 130,027 21.2% 146,030 23.8% 1,398 0.2% 1,680 0.3%
国内株式  71,084 13,021 18.3% -10,133 -14.3% -51 -0.1% 5 0.0%
海外株式   119,662 33,001 27.6% 56,630 47.3% -634 -0.5% 173 0.1%
国内債券  20,933 -152 -0.7% 384 1.8% -96 -0.5% -101 -0.5%
海外債券   210,904 21,489 10.2% 27,374 13.0% 2,693 1.3% 1,685 0.8%
国内ハイブリッド  10,568 957 9.1% 496 4.7% -19 -0.2% 7 0.1%
海外ハイブリッド  138,110 58,977 42.7% 69,415 50.3% -1,398 -1.0% -599 -0.4%
注)単位:億円
・純設定額は設定額から解約額と償還額を差し引いた額(この期間の資金の流入・流出分と私は理解しています。もし間違っていましたら、ご指摘ください。)
・2008年2月の純設定額は2/21までのデータ。
・%の数字は、2008年2/21の総資産額を分母に、各年・月の純設定額を分子にして計算。

これを見ると、今年は海外債券型の一人勝ちです。
他は全て1月は純設定額はマイナスでした。
特に2006年・2007年と大きく純設定額を伸ばしていた海外ハイブリッド(バランス型ファンドはここに分類)が失速しマイナスに転じたのが目立ちます。ただし、2006年・2007年の増加ぶりからするとそれほどは減っていなく、横ばいと言えそう。
海外株式型についても同様。こうやってみると昨年海外株式投信への資金流入は大きかったんですね。参考
国内株式型の増減は今年は小動きです。売りたい人はおおかた去年売ってしまって、新たに買う人も売る人も少ないんですかね。

前回の記事で見たネット証券の販売ランキングとはやはりちょっと印象が違う感じです。
ネット証券で投信を買う人は、ハイリスクでもハイリターンを好む人の割合が多く、新興国市場に人気が集中する傾向が有る。
それに対して銀行や郵便局などで投信を買う人は、ローリスクを好む人の割合が多く、今回の株安によるバランス型ファンドの下落率に対しても気持ち的に許容できない人が多い。新規で買う分に関してはバランス型よりも下落率が低かった海外債券型に人気が集まっているって事でしょうか。


おすすめ関連リンク
1月の投信への流入額が前月より7割減! [敗者と勝者のゲーム]
「1月の投信への資金流入が7割減り、新興国株ファンドの運用成績悪化で個人の新規契約がほぼ止まった」

個人投資家が投資を始める動きが活発に  [梅屋敷商店街のランダムウォーカー]
「大手インターネット証券5社の1月の新規開設口座数は前月比46.5%増の4万7000となり、昨年7月以来の高水準だった。株式相場が乱高下する中で、株価の下落を好機とみて個人が投資を始める動きが活発だったことを示した。」

一見、相反するように感じる2つの記事。(ちなみにネタ元はどちらも日経です。)
既に投信を購入していた人の追加購入が少なくむしろ解約する動きが目立つ。それに対して新規で投資を始めようという人がいる。
こうやって、大きな下落相場の動きと共に、投資家(投機家)は入れ替わっていくんですかね。そしてバブルとその崩壊の歴史は繰り返す。。

↑の見方はちょっと極端かもしれませんが。下落相場・上昇相場も一つの通過点として、私は長く投資を続けていきたいものです

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コメント

同じくヴェリタスの記事から

こんばんわ。
こんな記事もありました。

残高5兆円超 特集・巨艦グロソブ 解体新書(1)から(3)
http://veritas.nikkei.co.jp/features/05.aspx?id=MS3Z18009%2018022008
http://veritas.nikkei.co.jp/features/05.aspx?id=MS3Z18007%2018022008
http://veritas.nikkei.co.jp/features/05.aspx?id=MS3Z18008%2018022008

次のような文を読んで、目が点になりました。
「投資家への説明も抜かりない。国際投信の商品に関する講演会は昨年だけでざっと1400回。そのうちグロソブ保有者向けの会合だけでも約400回を数える。グロソブのファンドマネジャーは4人だが、セミナー要員は26人。各地に出向いて投資家の不安の芽を摘み、長期保有を促すこの仕組みは「グロソブモデル」と呼ばれる。」

ファンドマネージャーよりセミナー要員のほうが多いなんて、絶対おかしいと思う。あれだけ多くの銀行やら証券会社が売ってるのになぜって感じ。セミナー要員ゼロにして、コスト下げるか、優秀なマネージャースカウトしろよと思いました。(買ってもいないのにw)

株が下落したからリターンが安定的な債券を買うという投資行動は心理的に分らなくもないですが、逆ですよね。取るべき手法は。
株が下がったら債券を売り、債券が上がったら株を買うというのが投資の定石です。
それが億劫なら一度決めた投資手法を愚直に継続するべきで、流れにまかせて短期売買を繰り返すのはもったいなのかなと。

日経ヴェリタスはいい記事を書きますね。定期購読を考えています。

PS:記事での紹介ありがとうございます^^

>※ベア型ファンド:日本株が下がったら儲かるファンドです。

株が下がったら儲かるなんて、初めて聞きました。どういうシステム?おもしろいですね。

グロソブは客離れを防ぐ為に工夫してるんですね。みきぱぱさんは怒ってますが(買ってもいないのに(笑))私は、感心しました。

買ってもいないのにw

昔々、今はなき山一證券の前で老婆が「山一の営業にだまされた、金返せ」みたいな看板もって座り込みしていた光景を見たことがあります。

自分の金を営業マンにまかせっきりする方も悪いですが、投信業界は人様のお金を効率よく運用して、報酬を得るのが筋だと思っています。

私は国際投信のグロソブの売り方に疑問を感じています。
まあ、買わないから怒っているというほどではないですがw、老いも若きもグロソブばかりだと、日本の資産運用がいびつになりそうな気がします。

コメントありがとうございます。

みきぱぱさん ぐっちさん ダモさん

ヴェリタスの記事、他のブロガーさんもよく取り上げられていますし、投資家にとって興味深い記事が多いようですね。

グロソブに関しては、たくさん売れているのには訳が有ると言うか。
マーケティング、特にターゲティングが素晴らしく、どういったものをその顧客が好むかというのが良く考えられていると思います。また、販売してもらう銀行などに対しても、売りやすく収入も多いなどのメリットを与える事で、他のファンドよりも売ってもらっている側面も有ると思いますし。
エマソブやグロハイなどは、グロソブのブランド力を他のファンドにまでうまく活かしていると思います。
ビジネスとしてグロソブから学べるところは多いんじゃないかと思います。

ただし投資家としては、(私は少しだけ保有してますが)じゃあグロソブを買い増したいかと言えば私の場合はそうは思いませんし、セミナー要員26人のお給料の一部を払いたいとも思いませんが。

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