ポートフォリオアンケートと私のポートフォリオ
[かえるの気長な生活日記。]で今、ポートフォリオの割合アンケートを行っています。
理想とするポートフォリオの割合を入力して、みんなの平均を出そうというものです。
既に200件の回答が集まっているそうですが、面白そうなので私もアンケートに参加しようと思います。
まだ、参加されてない方でご興味が有る方はぜひ参加してみてください!
多くの人にとってどーでもいいと思いますけど、私の現在のポートフォリオについて書こうと思います。ちなみに2007年7月はこんな感じでした。
それほど教科書的な良いポートフォリオではないので直接参考にはしない方がいいと思いますが、一例として。証券会社の使い分けも含めて書いていこうと思います。
日本株 (個別投資) |
38.5% |
先物ミニ 証拠金 |
2.5% |
FX 証拠金 | 3.3% |
投資信託(海外ETF含む) | 55.7% |
計 | 100.0% |
日本株 38.5%
日本株は主に、岩井証券を使って取引しています。
相場が不安定ですので、今年に入ってからは信用買いは控えています。
最近はイートレードでS株を使って、安いと思ったものを毎月ちびりちびり買い増してます。
マネックス証券でもミニ株や、一部の銘柄を貸し株ねらいで保有しています。
先物ミニ
証拠金 2.5%
今は、先物ミニを1枚建てらればいいかなという証拠金だけいれてます。
先物ミニも、今は岩井証券を利用してます。
FX
証拠金 3.3%
FXは、証拠金に対してちょっとレバレッジが高めの時も有ります。でもまあ、損切りの逆指値は入れますし、FXに投じている資金自体がそれほど多くないので、万が一の場合もなんとかなるかなと。主に外為ドットコムとインヴァスト証券で取引してます。
で残りの55.7%が投資信託(海外ETF含む)です。
投資信託の中身を見てみると
日本小型株ファンド | 2.7% | 日本株 |
ほくほくインデックス | 1.2% | 5.4% |
コロンブス・ジャスダック | 1.5% | |
IVV SP500・ETF+MMF | 5.2% | 外国株式 |
EFA ヨーロッパアジアETF | 7.7% | (先進国) |
トヨタバンガード外国株式 | 7.9% | |
NASDAQオープンB | 0.7% | 21.5% |
JFアジア株アクティブ | 3.9% | 外国株式 |
HSBC Briscファンド | 2.5% | (新興諸国) |
2828ハンセンH・ETF | 5.1% | 15.8% |
HSBC インド | 1.1% | |
HSBC ブラジル | 1.2% | |
欧州新成長国株式F | 2.0% | |
グローバルソブリン | 4.0% | 外国債券 |
外貨MMFオーストラリア | 4.2% | 8.2% |
IYR 米国REIT | 3.5% | 世界REIT |
3.5% | ||
金ETF | 0.5% | コモディティ |
損保J コモディティ6 | 0.4% | 1.3% |
野村Gコモディティ | 0.4% | |
計 | 55.7% |
投信(日本株) 5.4%
日本小型株ファンドとほくほくインデックスファンドは、2005年に道銀で買いました。
今まで何回か書いてますが、日本小型株ファンドには夢を見させてもらいました。ライブドアショックと共に夢から覚めましたが。。
ほくほくインデックスファンドは、いわゆるご当地ファンドです。でもはっきり言ってTOPIXと同じ様な値動きでした。信託報酬の分負ける感じ。
ジャスダック株のファンドは、JASDAQ指数が年初来安値を更新などのニュースが出るたびにちょびっとづつ買っているものです。(イートレード証券)
投信(外国株 先進国) 21.5%
先進国の株は、楽天証券の海外ETFで保有してます。IVV(米国株)よりEFA(米国以外の先進国)の方が割合が高いですが、深い意味は有りません。同じ位の割合でいいと思ってます。海外ETFはまとめて買った方が手数料が得なので、単にEFAを買う時に資金に幾分余裕があったから多めに買っただけです。
EFAは日本株も含まれているので、購入の際に、ほくほくファンドと日本小型株ファンドの一部を解約してバランスをとりました。
また、マネックス証券で新興国も含めて世界の株式に投資するトヨタバンガード海外株式ファンドを毎月積み立ててます。これはある程度資金が貯まるごとに上記のETFに買い換えていこうと考えています。
NASDAQオープンが少し入っていますが、深い意味はなくトヨタバンガードでよかったんですが、ドルが100円を切りその時米国株の下落も大きかったので、こっちを買ってみました。
投信(外国株 新興諸国) 15.8%
JFアジア株アクティブファンドは、2005年に道銀で初めて投資信託を買った時のファンドの一つです。香港・台湾・韓国・シンガポールなどNIES諸国の比率が高めなので、新興諸国としてくくるのは微妙かもしれませんが。初めての時でよく分ってなかったのですが、なんとなくアジアは伸びるかなと思い買いました。
BRICsファンドは、2005年の冬にマネックス証券でノーロードキャンペーンをやっていた時に買ったものです。
去年楽天証券で海外ETFのサービスが始まり2006年の11月に中国株(H株)のETFを買いました。
インド株・ブラジル株・欧州新成長国の株式ファンドは、今まで積み立てていた外国株ファンドが償還になったので、その資金で2007の2月に購入しました。
前回2007年7月にポートフォリオを載せた時には新興諸国株はちょっと急ピッチで上がりすぎとの懸念と書きましたが、結局売りもせず、買い増しもせずでそのまんま保有してます。結果から言うと、秋に売ればよかったんでしょうが。
投信(海外REIT)3.5%
その他では、保有していた米国REITファンドから、海外ETFのIYR(米国REIT)へ乗り換えました。
比較的、米国株と同じタイミングで上がったり下がったりする事が多いですが、振れ幅は違うので、ある程度のリスク分散(ポートフォリオ全体での標準偏差を小さくする)効果はあるのかなと思います。
投信(外国債券)8.2%
グローバルソブリンも、初めて買った投資信託のうちの一つです。道銀で一番勧められたのがこれ。
それから、マネックス証券で、オーストラリアドルの外貨MMFを積み立ててます。
投信(コモディティ)1.3%
金ETFは3単位保有していましたが、さすがに上がり過ぎかなと思い今月2単位を売りました。(マネックス)
それから、コモディティファンドは燃料高へのヘッジとしてコモディティ6と野村Gコモディティを少し保有しています。(イートレ)
かえるさんのアンケートフォームに合わせるとこんな感じ。
現在 | 理想 | |
日本株 | 43.9% | 38.0% |
日本債券 | 0.0% | 0.0% |
外国株式 | 21.5% | 27.0% |
外国債券 | 8.2% | 10.0% |
新興国株式 | 15.8% | 15.0% |
新興国債券 | 0.0% | 0.0% |
日本REIT | 0.0% | 3.0% |
世界REIT | 3.5% | 4.0% |
コモディティ | 1.3% | 3.0% |
その他(先物・FX) | 5.8% |
現在のポートフォリオを見ると、外国株式(先進国)の割合がちょっと少ないかなと思います。じゃあその分何を削るかといったら現在43.9%の日本株になりますかね。
でも、日本株を売ってバランス取るよりは、今後買い増す分で外国株式(先進国)の割合を少しづつ増やしていこうかなと。
新興国株の割合はやや多い気もしますが、今ぐらいでいいかな。
日本債券を0にしていますが。これとは別に定期預金など円の安定資産をある程度保有しているので、別にいいかなと。
円建ての安定資産自体は、余裕資産の中にも有った方がいいと思ってます。
理想の方で、日本REIT・世界REIT・コモディティを3%、4%、3%と割り振っていますが、株や債券以外のその他資産(FXなども含む)で1割っていうイメージです。今の水準でコモディティは買い増すつもりはないです。
株が全体の8割と多めですが。いつか株が大きく上がり割高だなと感じた時は債券の割合を少し増やそうと思います。



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- [2008/03/28 22:51]
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コメント
こんにちは
効率的フロンティアの追求という意味では、理想の配分というのは市場環境により変動していくはずですよね?
「みんなの意見は案外正しい」については、
各自のリスク許容度によって理想の配分が異なると思うので、それらをまるごと平均するとどうなるのかって問題は有るとは思いますが。
「投資の科学」に書いていたゼリービーンズや牛の体重当ての例も有りますし。今回のアンケートでどういった答えが出るのかちょっと楽しみです。http://kabuohazimeru.blog22.fc2.com/blog-entry-365.html
効率フロンティアについては、それほど詳しいわけじゃないですが。基本的には、各資産の期待リターン(過去の実績から算出する事が多い)と相関関数が変数になると思うので。市場環境により各資産の期待リターンなどが変われば、理想の配分も変わってくるでしょうね。
でも期待リターンの部分をころころ変えすぎると、アクティブ的な要素が強くなってしまうと思いますが。
効率的フロンティア
http://www2s.biglobe.ne.jp/~yshr-mat/financial2-1.htm
AよりBの方がリスクが低く、あるいは同程度で、リターンが高い、
または、リターンが同程度でリスクが低いなら、その割合を増やすというものですね。
リターンだけではないと思います。
しかし、個人でこんな計算をするのは非現実的かもしれません。でも、ポートフォリオ理論ではそういうことがいわれており、年金運用等ではやられているようですね。
Re:効率的フロンティア
ざっと見てみましたが、
期待リターンや標準偏差、相関関数が変数となるようですね。
市場環境により各資産の期待リターンやリスクが変われば…
ってことですかね。
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