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ブルベア型ファンドについて その2 

ブルベアファンドの、実際のところの値動きはどうなのか? 
調べてみました。
新興諸国株ファンドがお寒い  ?のつづき という記事を書いた時(2/18~2/22)の楽天証券の売上ランク1位も、新光Wベア日本株ファンドでした。その2/22、その後年初来安値をつけた3/17、そして先週末の4/18の3時点での騰落をみてみようと思います。

  日経平均  日経平均投信  新光Wブル  新光Wベア 
2/22 13500  8465  16496  2528 
3/17  11787 7393  12518  3209
4/18 13476 8508  16335  2377 
下落時騰落率2/22~3/17 -12.7%  -12.7%  -24.1%  +26.9% 

上昇時騰落率3/17~4/18 

+14.3%  +15.1%  +30.5%  -25.9% 
横ばい時騰落率2/22~4/18  -0.2%  +0.5%  -1.0%  -6.0% 

2/22~3/17を見てみると、日経平均は12.7%も下落し、日経平均連動型の投信(日経225ノーロードオープン)も同じく12.7%下落しています。
これに対して、新光Wブルは-24.1%と損失が倍近くとなっています。新光Wベアは逆に1ヶ月で+26.9%と大幅な上昇となっています。

3/17に年初来安値をつけたあと、4/18までは上昇に転じました。この期間の日経平均は+14.3%の上昇です。日経平均型ファンドが+15.1%という日経平均よりも0.7%高いリターンになっているのは、日経平均が3月配当の配当落ちが有ったのに対して、投信はこの期間に分配金を出していないからです。
新光Wブルは、+30.5%と約倍の利益となってます。新光Wベアは-25.9%と大幅なマイナスです。

2/22の日経平均は13500で、4/18は13476で、この2点間を見ると結局もとに戻った形といえます。日経平均投信で見てみると、2ヶ月で+0.5%と小動きです。
それに対して新光Wブルは-1.0%とそれほど大きくなありませんが、マイナスです。新光Wベアの方は指数が0.数%の小動きだったのに対して6.0%ものマイナスです。

ブル・ベア型ファンドの正しい活用術でも指摘されていることですが、
上昇時にはブル型ファンド、下落時にはベア型ファンドというように、相場の上下に有ったファンドを選ぶことができれば、その損益は一般の投信よりも大きくなります。
その反面、予想に反した動きをした場合の損失も大きくなります。
また、もみ合い相場など購入時と売却時の値動きが小動きだった場合は、損失になります。



レバレッジをかけたり、ショート(値下がりで利益)を得る方法は、ブル・ベア型ファンドの他に、ETFの信用取引や、先物(ミニ・ラージ)取引があります。それらとのコストを含めたリターンを比較してみようと思います。

まず、ブル・ベア型ファンドの売買コストは、購入手数料の2.1%です。これがリターンからマイナスになります。
続いて、ETFの売買コストです。売買手数料は証券会社によって様々なので一概には言えませんが、ネット証券で0.2~0.5%といったところでしょうか。また信用取引は、買いの場合金利として年2~3%程度(1ヶ月0.2%程度)、信用取引の売りの場合年1.15%程度(1ヶ月0.1%程度)の貸株料がかかります。買いの場合は、証拠金と同じ分だけ現物で買って、それを担保に信用買いした方がコストは低くなりますが、二階建てを禁止している証券会社もありますし、ここではレバ2倍で全部信用買いした場合のコストを計算しています。
先物ミニの場合、レバ2倍だと70万円程度の証拠金に対して、わずか片道52.5円~210円程度の手数料なので、率にして往復でも0.02%~0.08%程度のコストとなります。

騰落率の()内が売買コストを勘案したリターンです。
  日経平均  新光Wブル  ETF信用買い2倍  先物ミニレバ2倍 
2/22 13500  16496  13710  13465 
3/17  11787 12518  11990 11750 
4/18 13476 16335  13760  13485 
下落時騰落率2/22~3/17 -12.7%  -24.1%(-26.2%)  -25.1%(-26.1%)  -25.5%(-25.6%) 

上昇時騰落率3/17~4/18 

+14.3%  +30.5%(+28.4%)  +29.5%(+28.5%)  29.5%(+29.4%) 
横ばい時騰落率2/22~4/18  -0.2%  -1.0%(-3.1%) +0.7%(-0.7%)  +0.3%(+0.2%) 

  日経平均  新光Wベア ETF信用売り2倍  先物ミニショート2倍 
2/22 13500  2528 13710  13465 
3/17  11787 3209 11990 11750 
4/18 13476 2377 13760  13485 
下落時騰落率2/22~3/17 -12.7%  +26.9%(+24.8%) +25.1%(+24.3%)  25.5%(+25.4%) 

上昇時騰落率3/17~4/18 

+14.3%  -25.9%(-28.0%) -29.5%(-30.3%)  -29.5%(-29.6%) 
横ばい時騰落率2/22~4/18  -0.2%  -6.0%(-8.1%) -0.7%(-1.7%)  -0.3%(-0.4%) 

まずは、ブル型から。
新光Wブルは、下落時と上昇時において若干ですが日経平均を2倍したものよりもいいリターンとなっていました。それも効を奏して下落時や上昇時のリターンでは、ETFや先物とそれほど遜色のないリターンとなっています。ちなみに70万円投資した場合を考えるとリターンの1%の違いは7000円、0.1%の違いは700円の違いになります。
しかし、ブル型ファンドの横ばい時に弱い点と、2.1%の手数料が仇となり、2/22~4/18のコスト込み騰落率では2.4~3.3%他より悪い結果となりました。

次にベア型を見てみましょう。
新光Wベアも、下落時と上昇時において若干ですが日経平均を-2倍したものより良いリターンとなっています。その為、ETFの信用売りと比べても遜色のない結果となっています。
しかしブル型ファンドと同じく横ばいには弱く、2/22~4/18のコスト込み騰落率では、6.4~7.7%と大幅に他より悪い結果となりました。

先物ミニの方が、ETFの信用売買よりもコストが低い為、コストの差分だけリターンが高くなっています。ETFは手数料を片道0.15%のレバ2倍、往復0.6%として計算しましたが、 信用取引手数料の安いクリック証券などを利用すれば0.1%程度のコストで取引できるケースもあり、その場合、先物ミニとの差は縮まります。

ブル・ベア型ファンドが1万円から投資が可能なのに対して、ETFレバ2倍の場合で最低14万円程度、先物ミニレバ2倍の場合で最低70万円程度の資金が必要になります。また、ETFをレバレッジをかけて投資するには信用取引口座、先物ミニを取引するには先物口座の開設が必要です。

まとめ
株価が大きく上がるだろうという確信する場合、ブル型ファンドを上手に利用すると利益を大きくあげる事ができる。投資金額が豊富な場合は、ETFの信用買いや先物ミニを利用すればよりコストを低く抑えることができ利益も増える。

株価が大きく下がるだろうと確信する場合、ベア型ファンドを上手に利用すれば、利益を大きくあげる事ができる。投資資金が豊富な場合はETFの信用売りや先物ミニを利用すれば良い。数万円程度のみ投資したい場合や、信用口座・先物口座を開設していないない場合、ショートしたい場合はベア型ファンドを利用すると良い。

しかし、思惑とは逆に株価が動いた場合、損失もまた大きくなる。

また、もみ合い相場の場合にも、ブル・ベア型ファンドは弱い。

ブル・ベア型ファンドは売買タイミングが全て。
売買タイミングを測って、リスクを増やしてでもリターンを増やしたい人、
でかつ、信用口座や先物口座を開設していない人や数万円単位で取引したい人 向けの商品だと思います。

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コメント

こんにちは

株しかやっていないときは、レバレッジ2倍に興味ありましたが、投信なのでリアルタイム性がないので、やはり、ミニ先物に分がありますね。リスク限定ならオプションの買いですし、さらに、スプレッドでリスクをコントロールすることもできますし。一度、面の世界をみてしまうと、もはや上下のみの線の世界へは戻れません(笑)。

すみパパさん こんばんは
ミニ先物は1枚で約140万円分(ブルベア型ファンドを70万円分購入するのと同じ)ですので、そこまでの金額は投資するつもりがない人向けなのかなと思います。

私は、良いと思ういろいろな線を組み合わせて、ポートフォリオを作っていきたいと思います。

良記事ですね

とくに、実際の相場で検証しているところが興味深いと思いました。

上昇時、下落時は後になってチャートをみれば分かりますが、たとえば5/25週のゴールデン(デッド)クロス成立期間の騰落のエントリもあれば、是非見てみたいなと思いました。

もう一つブルベアファンドの弱いところはリアルタイム性だと思います。
(13時以降の発注は翌営業日の取り扱いになる)
実業をやっていて、頻繁な売り買いなんてできないよ、という方には関係ないかもしれませんが。
都度、手数料がかかることについても2%以上は高すぎますね。

先物やETFを使う場合は、決済の都度、益分に税金が持って行かれるのがつらいです。
ファンドはだいたい5年ぐらいの設定ですが、その間基準金額を膨らませても、5年後までは税は関係ないですから。
(5年後にまとめて支払っているという考え方にもなりますが)

私はファンドを使うか先物・ETF信用を使うかは、日々売買ができる環境にある方かどうかという点で違ってくると思っています。

放っておきたい方はブルベア、もみ合い相場でも3連騰ぐらいの短いスパンの上げ下げはあるので、そこでも利益を出したいかたは先物・ETFかなと。

ブルベアは必然的に損をする仕組みになっていると仰る方もいて、それなりに統計的な処理もされているのですが、私はそういう記事を読むたび首をかしげていました。
基本的にブルベアのスイッチをされる方はトレンドをある程度見定めてから、ブルかベアかを選んでいるという観点がすっぽり抜けている記事が多いです。

それにしても、某N証券のカスタマーSでもこのように数字を用いた明快な説明はありませんでした。
ブロ主さんの明快な説明と的確な分析に改めて感心する次第です。

Re:良記事ですね

眞鍋かとり さん こんにちは。

この記事を書いた時は、ETFの売買単位が10万円程度(日経平均型なら10口)からだったのに対して現在は1万円程度(日経平均型なら1口)からになりましたので、信用口座開いている人なら、ETFの方が良いケースが増えたかなと思います。

眞鍋さんがおっしゃる様に、小動きではなく、大きなトレンドが長く(数年)続くと予想する場合は、ブルベア型ファンドも良いかもしれませんね。

ちなみに先物ですが、私が使っているところでは、税金は決済の都度源泉徴収ではなく、1年間分確定申告しか選べません。

事後報告

>現在は1万円程度(日経平均型なら1口)からになりました

ほんの最近の話ですが、悪くない話ですね。

>大きなトレンドが長く(数年)続くと予想する場合は、ブルベア型ファンドも良いかもしれませんね。

そうですね。
先物、ETFはどうしても放置プレイとはいきませんから・・・
私はプロトレーダーでない多くの兼業投資家にはシンプルな投資を勧めています。
本業を大事にしてほしいですから。
そういう方にはセレクトファンドも良いかなと。

>1年間分確定申告しか選べません。
基本的にそうですね。
都度と書いたのが誤解されたようです。すみません。


ブロ主さんの記事があまりに良記事だったので、刺激を受けて私もセレクトファンドに関する記事を書いてしまいました(笑)

題して「ブル・ベアファンドをスイッチする簡単で確実なタイミングは?」

その中で、こちらのページにリンクを張らせていただきました。
事後報告になりますが、よろしくご了承ください。

眞鍋かとりさん
コメントありがとうございます。
返信が大変遅くなってすみません。

記事見させていただきますね。

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