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ひそかに始まったXBRLの現状と問題点 

XBRLとは [東証]

XBRLは、財務情報が作成・流通・再利用できるように標準化されたXMLベースの言語です。国内外の投資者や金融機関、監督官庁、証券取引所などに加え、上場会社においても透明度の高い財務情報をタイムリー・スピーディーに把握できることが期待されることから、証券市場における機能の向上とともに、会社経営そのものに大きなインパクトを与えることが期待されています。

XBRLが普及することにより投資者においては、データを再入力することなく開示資料のデータの加工・分析が容易に可能となることが期待されています。XBRLにより財務データが開示されることによってデータをシステムや表計算ソフトにそのまま取り込むことが可能となるため、データ再入力・転記・加工などの時間が大幅に節約できることとなります。 

7/7よりXBRLが東証やEDINETで秘かにスタートとしています。XBRLの説明を読むと、EXCELなどに読み込ませる事で個人でも短時間で銘柄分析でき、画期的に便利になるのではと思ってしまいます。
これを利用して、個人投資家にとって便利なソフトを作ろう!そしてそれを利便性に見合った980円か1980円で販売したら需要有りそうだし儲けられんじゃないかと考えた私。

そうする事で分かった個人投資家視点でのXBRLの現状と問題点についてまとめました。


まず、XBRLがどんなものか、どうやって利用できる物なのか検討した際に参考になったサイト
XBRLとは [東証]
XBRLのエバンジェストたち(PDF) [東証]
これらを読むと、XBRLがすごく便利そうに見えます。

XBRLを読み込んで、EXCELでわかりやすく見えるようにする「安価」のツールがあれば、重宝されると思った。そして「とりあえずXBRLをEXCELに読み込むというだけのシンプルツール」作った。 [メメモモ]
実際にXBRLをどうやって利用できるかと考えていた時に、最も参考になったサイトがこちらです。


XBRLを読みとる事ができるソフト(無料でダウンロード可能)
インスタントビューアープラグイン [富士通]
このプラグインをパソコンにインストールすると、IE(インターネットエクスプローラー)上でXBRLの情報を表示させる事ができます。 データをダウンロードしなくても直接見られます。

インスタントダッシュボード [富士通]
こちらはXBRLを表示させる為の専用のソフトで、ダウンロードしたXBRLを読み込んで表示させる事ができます。

XINBA [日立]
テンプレートの設定が可能なようで、現状もっとも便利に使える可能性の有るソフト。しかし使い方の説明が現在は英語のみで、どうやって使いこなせば良いのかがよく分からない。。ダウンロードしたデータを読み込みます。

TeCax [プレシス]
このソフトの他に.NETフレームワーク(無料)をインストールする必要あり。
現状では、このソフトが一番使いやすいと思います。Excel出力も可能。
ダウンロードしたデータを読み込みます。また、EDINET上のXBRLを見つけてくれる機能が有るので、データをダウンロードするのにも便利。

東証の適時開示情報閲覧サービスを開くと、XBRLで公開されているものはXBRLの欄に「DownRoad」のアイコンが有るので、一旦PCにダウンロードして、それをソフトに読み込ませる形になるかと思います。ちなみに隣の「サ」というところをクリックするとXBRLに書かれている内容をHTMLにしたものが見られます。


XBRLの問題点・不満点その1 使いづらい
まだサービスが始まったばかりという理由もあると思いますが、サイトなどが分かりづらい。まろさんも指摘されてましたが、特にEDINETが使いづらい。東証の適時開示情報閲覧サービスも開示日時での検索だけで、企業名やコードで検索できないし。

企業IRのページではたいてい、決算短信のPDFファイルが公開されている事が多いですけど、7/7以降に決算発表した数社のIRページを見てみましたがXBRLはIRページに載せていませんでした。

ファイル名が数字とアルファベットで、どこの企業のデータかがファイル名をパッと見ただけでは分からない。いろいろ保存しておいて、その中から読み込むファイルを選びたい時とか分かりにくくて不便。

XBRLの問題点・不満点その2 情報の量が少ない
XBRLはいろいろな企業が共通して使えるフォーマットです。しかし互換性を保つ為、項目が最低限に絞られています。
貸借対照表のデータも有るのかと期待していたのですが、基本的には「総資産」「純資産」「自己資本比率」「一株あたり純資産」といった基本的な項目のみです。
例えばEV/EBITDAなどをを自動で計算できれば便利だなと思っていたのですが、「有利子負債」や「減価償却費」といった項目はXBRLに有りません。

また決算短信のXBRLファイルだと、今期と前期のデータのみになります。(←これはPDFの決算短信でも同じですけど)。企業の業績を分析したいという目的の人にとっては3~5年分位のデータは見てみたいところじゃないかと思います。それだったら、四季報を見た方がいいじゃんとなってしまうと思います。
EDINETで有価証券報告書をXBRL対応で提出している所はまだ無いようですが。有価証券報告書であれば売上や利益などのデータが5年分得られるので、多少は使い勝手が良くなるかもしれません。

XBRLの問題点・不満点その3 対応ソフトの使い勝手
無料で公開されているソフトに文句を言ってもしょうがないでしょうが、基本的にXBRLに書いて有る内容を見られる様にしてあるだけだったりします。見るだけなら別に今までどおりPDFやHTMLでよいですし。TeCaxはExcelに出力できますが、出力する形を指定できる訳ではないので、それを2次加工するのは結構手間。

という事も有って、XBRLを読みとって指定通りに表示できるExcelマクロを作れば便利じゃないかとソフト開発を検討しました。
しかし上記の通り、必要な企業のデータを探して拾うのが手間。そして拾ってきてもあまり細かい分析ができません。
開発費をかけて作っても、現状ではお金をとれるレベルのソフトにならないと思い、今回は断念しました。
それならば証券会社のツールを使った方が楽で便利そうですし。

私はマクロの知識が無く、一から勉強するよりも専門家に任せた方がずっと早いし良いものができると思うので、数箇所で見積もり(どういった事ができてそれには概算でどの位のお金が必要か)をお願いしました。その中では「PowersCUBE」さんが一番的確で丁寧な返答をいただき、大変お世話になりました。

今後のXBRLに望むのは、まずは調べたい企業のXBRLデータをもっと簡単に手に入れられる様にして欲しいですね
また、「有利子負債」や「減価償却費」といった項目を増やすのは難しいにしても、5年分位の売上や利益・キャッシュフローなどが一つのXBRLファイルにまとめられれば、個人投資家が銘柄分析する際にある程度使える物になると思います。

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コメント

七夕スタートだったんですね。私はまずそこが間違えていた。私は3月に使おうとしてあの記事書いて怒ってましたから(笑)。
XBRLが何だかすごそうというのはよく分かるので、投資家の利用ソフト、リナックスみたくオープンにみんなで作るようなことができないものかなと。プログラムの知識ないけど何かやりたい。今、自分にできること探しています。

XBRL凄そうですが....

XBRL始まっていますね~。 
一般的な個人投資家が恩恵を受けるのはいつになるのでしょうか....。

凄いとは思うので、気長に待ちましょうか♪

あと、開示情報については、NIKKEIを使っています。
http://company.nikkei.co.jp/disclose/

XBRL、ポテンシャルは高いと思うんですけどね。

まろさん こんにちは
>投資家の利用ソフト、リナックスみたくオープンにみんなで作るようなことができないものかなと。プログラムの知識ないけど何かやりたい。今、自分にできること探しています。

それ面白そうですね。私にも何かできる事が有れば。

かえるさん こんにちは
日経ネットいいですね!これだと企業の検索もできますし。
これで不満点1は、だいぶ解決しますね。

TeCAXの紹介ありがとうございます

precisのTeCAX開発者です。

TeCAXを紹介していただいただけでもうれしいのに、「現状では、このソフトが一番使いやすいと思います」とのお言葉、本当に感激です!

さらにバージョンアップしていきたいと思いますので、ご期待ください。またご要望などあれば直接メールを頂ければ、と思います。

また、「まずは調べたい企業のXBRLデータをもっと簡単に手に入れられる様にして欲しい」とのことですが、以下のサイトでTDNET(東証)とEDINET(金融庁)で公開されたXBRLだけを集めていますのでご参考にどうぞ。

[有報キャッチャー]
http://www.ufocatch.com/

precisさん
ソフト開発者さんからの直々のコメントありがとうございます。こういったソフトを提供していただけると、ほんと助かります。

[有報キャッチャー]、なかなか便利ですね!これで不満点1はほぼ解決です。

ソフトに対する要望は、山ほど有ります(笑)
実現可能性も含めて検討し、メールさせていただきたいと思います。

Excelにプラグインをインストールしたら利用できるようなツールを開発したらいいのに。。。何って思ってしまうのは自分だけ?

恐らく、アメリカに押し付けられ渡河でフォーマットの変更が発生したのだと思いますね。一番手っ取り早いのは、Excelにプラグインをインストールしたら利用できるようなツールを開発したらいいのに。。。何って思ってしまうのは自分だけ?
東証の適時開示とEDINETは、同じ開発ベンダーなので基本的に連携できていると思いますよ~。

silencejokerさん コメントありがとうございます。

XINBAは、Excel使ったソフトです。使いこなし方がよく分かってないですけど。
できたら、自分で自由にカスタマイズできる形の、Excel対応プラグインが有ると便利そうですね。

TDnetは今日も止まったっぽいです。

東証のシステムは信用ならん。。しかし、統合したPTSを開発できないことにも問題がある。どっちがいいんだか~。

silencejoker さん こんにちは。

>TDnetは今日も止まったっぽいです。
そうなんですか。知りませんでした。システムはきっちりしてほしいですね。

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