NYダウ大幅下落!過去の下落例を調べてみました。 

日経ネットより

15日の米株式相場は急落。ダウ工業株30種平均は続落で、前週末比504ドル48セント安の1万917ドル51セントで終えた。ダウ平均は2006年7月以来の安値で、下落幅は米同時テロ直後の2001年9月17日に記録した684ドル安以来、7年ぶりの大きさ。米証券大手リーマン・ブラザーズの連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用申請で金融不安が強まり、大幅安となった。 


7年ぶりの下落幅との事。過去の例はあくまで過去の例であると思いますが、興味があったので過去の下落例を調べてみました。

下落前 1987年10月16日 2247    
ブラックマンデー     下落前比 下落日比
大幅下落 1987年10月19日 1739 -22.6%  
下落翌日 1987年10月20日 1841 -18.1% 5.9%
下落翌週 1987年10月26日 1794 -20.2% 3.2%
下落翌月 1987年11月19日 1895 -15.6% 9.0%
下落翌年 1988年10月19日 2137 -4.9% 22.9%
まずは、ブラックマンデーの時のNYダウ。
下落幅が今回と同程度といっても、2200から500落ちるのと、12000から500落ちるのとでは、全然違うと思いますが。
大幅下落の翌日以降は、比較的強含みだったようですが、下落率が下落率なのでブラックマンデー前まで戻るのには時間がかかったようです。

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ブラックマンデーの思い出 [山崎元のホンネの投資教室]


下落前 2001年9月10日 9606    
9.11テロ 2001年9月11日   下落前比 下落日比
大幅下落 2001年9月17日 8921 -7.1%  
下落翌日 2001年9月18日 8903 -7.3% -0.2%
下落翌週 2001年9月24日 8604 -10.4% -3.6%
下落翌月 2001年10月17日 9233 -3.9% 3.5%
下落翌年 2002年9月17日 8208 -14.6% -8.0%

続いては、9.11テロの時のNYダウ。
今回の下落は、9.11テロ以来の下落幅となっています。この時はアメリカの株式市場が数日ストップしたので、ちょっと特殊です。
ジリジリ下げましたが、1ヵ月後には下落幅を半分ぐらいに縮めました。しかし続く2002年に景気があまり良くなかったので、下がりました。

下落前 2002年7月19日 8019    
ワールドコム破綻

 2007年7月21日

  下落前比 下落日比
大幅下落 2002年7月22日 7785 -2.9%  
下落翌日 2002年7月23日 7702 -4.0% -1.1%
下落翌週 2002年7月29日 8712 8.6% 11.9%
下落翌月 2002年8月22日 9054 12.9% 16.3%
下落翌年 2003年7月22日 9158 14.2% 17.6%

大手企業の破綻という事で、当時アメリカ合衆国史上最大の経営破たんだったワールドコム破綻の時のNYダウも見てみましょう。
この時は2.9%の下落でした。下落幅があまり大きくなかった事もあり、その週のうちに株価は戻しました。
ワールドコムの負債総額は、410億ドル(約4兆7000億円)。リーマンブラザーズの負債総額は6130億ドル(約64兆3600億円)との事で、アメリカ合衆国史上最大の経営破たんの記録を大きく塗り替えました。

下落前 1997年11月21日 16722    
山一破綻

1997年11月24日

  下落前比 下落日比
大幅下落 1997年11月25日 15868 -5.1%  
下落翌日 1997年11月26日 16046 -4.0% 1.1%
下落翌週 1997年12月2日 16910 1.1% 6.6%
下落翌月 1997年12月25日 15300 -8.5% -3.6%
下落翌年 1998年11月25日 15073 -9.9% -5.0%

証券会社の破綻つながりということで、山一證券破綻の時の日経平均も見てみましょう。
山一證券の破綻を受けた、翌営業日は日経平均は5.1%のマイナスでしたが、1週間後には下落前の水準に戻しています。
しかし、1997年~1998年はアジア通貨危機、ロシア危機、LTCM破綻など外部環境、そして日本の景気もあまり良くなかった為、またずるずると下がっていきました。


わずか4回分だけですので、サンプル数として充分ではないと思いますが。
大幅下落の翌日は、比較的安定している事が多いようです。ブラックマンデー+5.9%、9.11テロ-0.2%、ワールドコム破綻-1.1%、山一證券破綻+1.1%。
そこからどんどん一方的に下げるケースは少なく、1週間~1ヶ月以内にリバウンドして下落日よりは高くなる。ブラックマンデー翌月+9.0%、9.11テロ翌月+3.5%、ワールドコム破綻翌週+11.9%、山一証券破綻翌週+6.6%。
1年後の株価を見ると、下落日から比べて大きく上げたケース、ブラックマンデー翌年+22.9%、ワールドコム破綻+17.6%。下落日よりも下げたケース、9.11テロ-8.0%、山一證券破綻-5.0%。1年も経ったらすっかり忘れられて、既に別な理由で相場が動いていると思います。

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コメント

渦中の人たちは大騒ぎしますが、数十年後にダウの長期のチャートで見たら、小さなギザギザの一部に過ぎなくなっているかもしれませんね(^^)

水瀬さん こんにちは。
ダウの長期チャートを見ると、ブラックマンデーやITバブル崩壊も、意外と小さく見えますよね。1929年~の世界恐慌の時は、結構な下がりですが。

昔の暴落が良くまとまっていて参考になります!!

今回のリーマン破綻による世界同時株安はブラックマンデーの再来!みたいな感じで一部マスコミが騒いでましたが,-22.6%の下落とは半端じゃないですね。そんなときに買い込む勇気がはたしてあるかどうか。

Andrewさん コメントありがとうございます。
1日で-22.6%はすごいですよね。そこまでいくと、怖いというより呆然としてそう。。

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