リーマンショック 投資信託の値動きと連動性 

週末明け、海外の株が、そして日本の株が大きく下がりました。
この時の、投資信託のリターンを見てみましょう。数字は、中央三井インデックスシリーズのものです。

  9月12日 9月16日 増減
日本株 9406 8927 -5.1%
日本債券 10614 10656 0.4%
外国株式 11092 10504 -5.3%
外国債券 16543 16346 -1.2%

日本株は、外国株式に負けず劣らず下げてますね。アメリカの金融危機の問題は、日本には関係ない事はないですが、欧米と同じだけ下げなくても。。という感じはします。同時に円高が進んで輸出企業の株が売られたというのも有るでしょうが。
外国債券は、おそらく債券価格は上がっていると思いますが、それ以上に円高が進んだので-1.2%でした。
唯一プラスだったのが日本債券で、+0.4%。株の下落率から見ると債券の上昇幅が小さく見えますが。日本の金利が年1%台な事を考えれば、4日で0.4%の変動はそれなりに大きいかも。


もっと、長いスパンではどうでしょう。こちらも中央三井インデックスシリーズのものです。参考モーニングスター

日本株 1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月期 1-12月期

2008年

-17.20%

8.80%

--

--

--

2007年

2.30%

3.60%

-8.50%

-8.80%

-11.50%

2006年

5.20%

-8.20%

1.80%

4.40%

2.70%

2005年

3.30%

-0.40%

20.30%

16.90%

44.80%

2004年

13.20%

0.90%

-7.10%

4.30%

10.60%

日本債券

1-3月期

4-6月期

7-9月期

10-12月期

1-12月期

2008年

1.20%

-1.40%

--

--

--

2007年

0.50%

-1.00%

1.40%

1.20%

2.10%

2006年

-1.40%

-0.70%

1.60%

0.20%

-0.30%

2005年

0.70%

0.90%

-1.50%

0.10%

0.20%

2004年

-0.10%

-1.10%

1.60%

0.40%

0.70%

日本株がプラスの時、日本債券は12回中6回プラス(連動率50%)
日本株がマイナスの時、日本債券は6回中5回プラス(連動率16%)

日本株とは逆相関が強く、日本株と日本債券の相性は良さそう。ただ、リターンの絶対値が低いのが難点。

海外株式

1-3月期

4-6月期

7-9月期

10-12月期

1-12月期

2008年

-21.00%

3.90%

--

--

--

2007年

1.10%

11.60%

-3.70%

-2.90%

5.40%

2006年

5.80%

-3.40%

8.60%

9.70%

21.70%

2005年

1.70%

4.40%

7.00%

7.30%

21.80%

2004年

0.40%

3.60%

2.10%

4.70%

11.20%

日本株がプラスの時、海外株式は12回中12回プラス(連動率100%)
日本株がマイナスの時、海外株式は6回中2回プラス(連動率67%)
こちらは、日本株と同じ方向に動くことが多いですね。ただし、3ヵ月ごとの変動の幅を見ると結構違います。日本株の方が良い時も有れば海外株の方が良い時もあるので、日本株と海外株を一緒に保有するのは、それなりにリスク分散となります。

海外債券

1-3月期

4-6月期

7-9月期

10-12月期

1-12月期

2008年

-5.20%

3.90%

--

--

--

2007年

0.30%

3.50%

-0.70%

2.50%

5.80%

2006年

-0.60%

0.10%

6.00%

3.00%

8.60%

2005年

0.20%

2.20%

2.10%

3.20%

7.80%

2004年

-0.30%

-0.20%

7.10%

1.90%

8.50%

日本株がプラスの時、海外債券は12回中9回プラス(連動率75%)
日本株がマイナスの時、海外株式は6回中4回プラス(連動率33%)
こうやって見ると、2004~2007年の年リターンが高いですね。ただ、これはこの間の円安(特にユーロなどに対して)によってかさ上げされた部分も結構有ると思います。
日本株がマイナスの時でも結構がんばっていて、日本株との相性は結構よさそう。ただし2007年以降を見ると6期中5期が日本株と同じ方向に動いています。
海外債券は、「債券」+「外貨」と考える事もできると思います。「債券」の要素としては株と逆相関だが、「外貨」としての要素は株と正相関になる事が多い(特にここ数年)。その為、為替の変動が小さい時は株との相性は良い。為替の変動が大きい時は、株との相性はそこそこ。


リターンの低さから、個人投資家に人気のない日本債券型ファンド。
しかし、個人的には興味が有りますので、今後、何回か日本債券型のファンドについて調べて、記事を書こうと思います。

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コメント

積極的に買いたいとは・・・

思いませんが、小生、インデックス型バランスファンドを保有していて気付いたことがあります。当然、日本国債インデックスが入っています。具体的には、個人型DCで「すみしんマイセレクションDC50、75」等々、年に何度か暴落があると(今回のAIG、リーマンショック暴落のように)、年に一度でなく、年度によっては数回、リバランスで比率の減った国内外株式インデックスを買い増してくれるようです。運用報告書を見て決算期末だけじゃないのに驚きました。澤上ファンドがキャッシュポジションを保有して、暴落時に買い付けるイメージです。
それと、トピずれしてすみませんが、Stay Goldさん、企業型DCを使われている?この個人型DC、どう思われますか(↓)。
http://renny.jugem.jp/?eid=717

Werder Bremenさん こんにちは。

なるほど。私も多少山っ気が有るので、積極的には買おうと思わないのですが、バランス型ファンドは結構いいかもしれないですね。株が上がっている時は、浮かれずに逆にリバランスしてくれるんでしょうし。

鹿児島銀行のDC良さそうですね。推測ですが、これを選んだ担当者は自分のお金で投信を購入している人だろうなと思いました。

私は企業型DCですけど、海外株式型以外は普通の投信並の信託報酬なんですよね。。きっと業者の人が作ったモデルプラン通り、「(よく分からないので)それでお願いします。」って感じで決めたかのような。
http://kabuohazimeru.blog22.fc2.com/blog-entry-261.html

こんにちは

バランス型の欠点は、単品を自分で組み合わせるより信託報酬が高かった気が。

最近、私、企業年金も自動買い付けをやめ、毎月1回お楽しみで自分で買い付けにしています。
うちの年金だと注文から買い付けまで3日かかりますから、暴落初動に注文するとちょうどよかったり。
あと、外債は、為替をみながらというのもできますし。

すみパパさん こんにちは
>バランス型の欠点は、単品を自分で組み合わせるより信託報酬が高かった気が。

確かにそうだったんですが、ここ最近コストが低めなバランス型ファンドも増えたので、信託報酬の差はあまりなくなりました。
http://kabuohazimeru.blog22.fc2.com/blog-entry-336.html
DC専用ファンドと比べると、ちょっと高いかもしれませんが。

後は、アセットアロケーションや売買タイミングを有る程度自分で測ってアクティブにいくのか、そういうのは気にしないでパッシブでいくか、の好みかなと思います。

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