NASDAQが+7.07%。株価と為替の関係。 

昨日(3/10)の、NYダウは+5.48%、NASDAQは+7.07%でした。ストップ高・ストップ安がないだけに指数でも値動きが大きいですね~。為替はほとんど変わらずでした。
去年の秋は株価が動けば為替も大きく反応したのになぁ」と思いました。
私のなんとなくの感覚・記憶だけを言ってもしょうがないので、
2006年1月1日から2009年3月10日の3年2ヶ月の期間で、NASDAQが5%以上の値動きをした日の為替の動きを調べてみました。

日付 NASDAQ ドル円
2009年3月10日 7.07% -0.10%
2009年1月20日 -5.78% -0.96%
2008年12月16日 5.41% -1.87%
2008年12月1日 -8.95% -2.37%
2008年11月24日 6.33% nd
2008年11月21日 5.18% 1.92%
2008年11月20日 -5.07% -1.93%
2008年11月19日 -6.53% -1.09%
2008年11月14日 -5.00% -0.82%
2008年11月13日 6.50% 3.04%
2008年11月12日 -5.17% -2.89%
2008年11月5日 -5.53% -1.23%
2008年10月28日 9.53% 6.08%
2008年10月16日 5.49% 2.06%
2008年10月15日 -8.47% -2.57%
2008年10月13日 11.81% nd
2008年10月9日 -5.47% 0.34%
2008年10月7日 -5.80% -0.01%
2008年9月30日 5.45% 1.87%
2008年9月29日 -9.14% -1.78%

NASDAQ(株価)とドル円(為替)の前日比の値動きです。が上昇(ドル高円安)、が下落(ドル安円高)です。
ndとなっているのは、日本の祝日でドル円の時系列データがなかった日です。

繰り返しますけど、2006年1月1日からのNASDAQが5%以上動いた日のデータです。
2006年1月から2008年8月までの32ヶ月でNASDAQ指数が1日で5%以上動いた日は、1日もありませんでした。それが2008年9月から2009年3月10日までの7ヶ月ちょっとで5%以上の変動が20回(上昇9回、下落11回)もありました。とりわけ2008年9月29日から2008年12月1日の2ヶ月ちょっとの間に17回も5%以上の変動をしています。去年の秋~初冬の値動きがいかに異常だったかが分かると思います。

昨日(2009年3月10日)と日本の祝日だった日を除いてデータを見ると、
NASDAQが5%以上下落した日に、0.5%以上ドル安円高に動いた日は11回中9回(81.8%)
NASDAQが5%以上上昇した日に、0.5%以上ドル高円安に動いた日は6回中5回(83.3%)
と、相関が強いです。

2008年12月16日は、株高ドル安と逆方向に動いています。この日は何が有ったのか?気になって、検索してみましたがよく分からず。
「そうだ!」と思って、[株と先物の勉強会]の12月17日の過去ログを見てみると、

注目のFOMCでは政策金利の誘導目標が0-0.25%の過去最低水準へと引き下げられ
「低金利を当面続ける」「信用市場が機能するようにFRBのバランスシートを使って
資産を買い取る」といった内容の対応を受けて急騰し、結局ダウは大幅高の引けに。

FOMCについては、期待していた対応が全て盛り込まれたという高い評価が多く
株式市場は素直に好感。
為替はドル安が進行、長期金利は急低下となった。

との事。[株式祇園精舎]や[虎年の獅子座]が定期更新を休止してしまった中、各日の相場の状況が分かるとても参考になるブログです。

さてさて、「FOMCでの過去最低水準への利下げ」といった特殊事情の日を除けば「株価と為替の値動きの相関が高かった」のですが、昨日3月10日は為替は全く反応せずでした。
2月は、全体的に株安でしたがドル高円安方向に動きました。
たまたまかもしれませんが、昨年の秋~暮れにかけてとは相場の流れが変わってきてるのかなと感じます。
金融不安や不景気に慣れてきて落ち着いてきたのかもしれません。

と言っても、株価が上がるか下るかは知りませんよ。

おすすめ関連記事

溜池通信vol.407 Weekly Newsletter December 22, 2008 

どんな手ひどいショックであっても、時間はたいがいの問題を癒してくれる。
なにしろ人間と言うものは、怖いこと、つらいこと、嫌なことなどに対して、強力で頼もしい対抗手段を有している。
それは「忘れる、慣れる、飽きる」である。 

[溜池通信]は、勉強になる事が多くよく読んでます。おすすめです。

関連記事 米ドルとTOPIXの関係~2004年以降、TOPIX(株)とドル円(為替)の相関が強くなっています。逆に言うと、それ以外の期間はそれほど相関が強くありません。

にほんブログ村 株ブログ 株の基礎知識へにほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へにほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
↑記事が参考になりましたら、どれか1つクリックお願いします。

コメント

御紹介いただき恐縮です

おばんです。

ちらちら拝見していましたが、コメント御無沙汰しております○| ̄|_

チャートを見ると・・・
「あれ?この大陰線(大陽線)、この長い下髭(上髭)なんじゃ(゜o゜)」ってのありますよね。
それを後から自分で確認できるように私ブログ始めたので、こうしてお役に立てていただけると、凄く嬉しく、光栄です。ありがとうございます!


P.S. 「株式祇園精舎」私も楽しく読ませて頂いていただけに、定期更新お休みを非常に残念に思ってました;;

Heyward さん おばんでした。

いつも参考にさせていただいています。
「株式祇園精舎」もそうでしたが、あれだけの内容を、欠かさず毎営業日書き続けるというのは、とても大変な事だと思います。
プレッシャーをかけるつもりはありませんが、更新がんばってください。

staygoldさん、

大変ご無沙汰しております。先日は、私のブログにコメント下さいましてありがとうございました。staygoldさんのお人柄、思いやりを感じました。また、私のブログ中断中の間も、ブログのご紹介をして下さった事を知り、大変感謝しております。ありがとうございました。

本エントリー大変興味深く拝見しました。特にNasdaqと為替の相関関係と言うのは、斬新な視点だと思います。また、大きく動いた時の相関関係がかなりあることも非常に興味を覚えました。

staygoldさんの別のエントリーでも、為替と株式市場の最近の動きについて、変化が見られる事を指摘されていましたが、私も同じ様な印象を持っています。また、日本と米国の株式市場の相対的な動きもここ数ヶ月、非常に特徴的な興味深い変化が起きている気がします。

自分も少し調べようと思っていたところで、staygoldさんが自分とは違った角度で、しかも大変興味深い記事を書いて下さったので、大変参考になりました。

私の方でも何か関連する様な記事を書いた際にはトラックバックを入れさせて頂こうと考えております。

いたらない点も多々ありますが、今後ともおつきあいさせて下さいます様よろしくお願い致します。

Alphaさん こんにちは!
そちらのブログでも書きましたが、ブログ復活大変嬉しく思っています。

大企業30社のダウよりは、NASDAQの方が、為替や日本株への相関は高いと感じてました。もしかするとウィルシャー2000とかも相関高いかもしれませんが、日本だとNYダウとNASDAQの数字を目にする機会が多いので。

Alphaさんの、アメリカで感じられている事からの記事、楽しみにしていますv-14

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kabuohazimeru.blog22.fc2.com/tb.php/542-cfa80495

アクセス解析アクセスランキング