eMAXIS、STAM他、インデックスファンドのリターン比較 

10月に三菱UFJ投信より低コストの投資信託、eMAXIS(イーマクシス)シリーズが登場しました。
これまでは、低コストのインデックスファンドシリーズと言えば、住信AMのSTAM(スタム)シリーズが有名でした。eMAXISシリーズはSTAMシリーズよりも低い信託報酬で登場しました。
また同じ10月に三井住友AMからも「国内株式指数ファンド」と「外国株式指数ファンド」の2本の低コストファンドが登場しました。

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しかし同じ指数に対応するファンドでも、細かい運用の差などで信託報酬以外でも多少の差が出るものです。
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eMAXISシリーズが出て1ヶ月以上が経ちましたので、1ヶ月リターンを比べてみました。日興AMの「年金積立インデックスファンドシリーズ」も合わせて比較しました。データはモーニングスターより。

信託報酬   1ヶ月リターン
eMAXIS STAM 年金積立 三井住友 eMAXIS STAM 年金積立 三井住友
0.42% 0.49% 0.66% 0.43% 国内株(TOPIX) -6.17% -6.14% -6.22% -6.23%
0.42%   0.66%   国内株(日経225) -6.90%   -6.92%  
0.63% 0.78% 0.89% 0.53% 先進国株 -2.98% -2.97% -3.04% -3.07%
0.63% 0.88% 1.00%   新興国株 -3.19% -3.08% -3.25%  
0.42% 0.47% 0.48%   国内債券 0.81% 0.81% 0.81%  
0.63% 0.68% 0.71%   先進国債券 -3.35% -3.32% -3.32%  
  0.76% 0.89%   新興国債券   -3.34% -3.39%  
0.42% 0.68%     国内REIT -9.98% -9.94%    
0.63% 0.87%     先進国REIT -4.12% -4.24%    

1ヶ月リターンでは、STAMシリーズのファンドが同タイプの他のファンドと比べて、リターンが良い(マイナス幅が少ない)ものが多いです。
ただし新興国株型を除くと、eMAXISシリーズとSTAMシリーズの差は0.01%~0.04%程度とわずかです。0.04%なら100万円預けて400円の差。

参考として、STAMシリーズと年金積立インデックスシリーズの1年リターンを比べてみると

  1年リターン  
  STAM 年金積立
国内株(TOPIX) 2.17% 1.89%
国内株(日経225)   11.02%
先進国株 22.12% 22.06%
新興国株 - 62.96%
国内債券 2.47% 2.48%
先進国債券 4.32% 4.18%
新興国債券 - 18.10%
国内REIT 3.66%  
先進国REIT 22.85%  

TOPIX型、先進国株型、先進国債券型で0.1~0.2%程度STAMの方がリターンが高いですが、これは信託報酬の差が出ているのかなと思います。

  純資産(100万円)
eMAXIS STAM 年金積立 三井住友
国内株(TOPIX) 55 2,333 5,130 60
国内株(日経225) 30   4,470  
先進国株 313 8,309 6,307 34
新興国株 467 4,076 1,220  
国内債券 51 1,078 4,038  
先進国債券 68 2,549 19,580  
新興国債券   711 341  
国内REIT 492 890    
先進国REIT 78 1,793    

できたばかりのeMAXISや三井住友の株式指数ファンドは、純資産額が小さいです。ただeMAXISシリーズや三井は三菱UFJ投信のマザーファンドを通じて投資するタイプですので、マザーファンドが有る程度の純資産額があれば、運用面では問題ないかと思います。三井住友の株式指数ファンドも同様です。
現時点でeMAXISシリーズで純資産が一番多いのが国内REITでその次が新興国株だというのが、一見意外な感じがしますが。これは国内REIT型と新興国株型が、STAMとの信託報酬の差が大きめだから というのがその理由でしょう。 

まとめ
・一般的に、同一指数に連動するインデックスファンドの場合、売買手数料などの条件が一緒であれば、信託報酬が低い方が有利。

・ファンドができたばかりの時は、新たに株を買ったり等の信託報酬以外のコストがかかります。

eMAXISシリーズはまだ1ヶ月しか経ってないので、なんとも言えないところもありますが。1ヶ月リターンを見ると、できたばっかりという事もあり、現状ではわずかにSTAMシリーズに劣っている。しかし今後落ち着いてくると、信託報酬が低い事もあり逆転も有るかもしれません。
ただどちらにしても差はわずかですので、「現状ではどっち選んでもたいして違わないかな」というのが、現時点での私の感想です。

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コメント

これくらいの期間で判断はつかない、とも思いますが、それでも年金積立とSTAMの比較を見てみるとコストの差の影響っぽくも見えますね。
たしかおやじダンサーさんもSTAMを含めてこのような比較をされていました。
http://oyajidancer.blog22.fc2.com/blog-entry-667.html

なお、eMAXISの国内REITの純資産額が多いのは、初期の自己資金投入額の差のようです。三菱UFJ投信が顧客販売前の設定日に国内REITだけ5億円を投じ、他6ァンドは100万円を投じて運用を開始した模様です。自ブログエントリーの紹介で申し訳ありませんが↓
http://blog.livedoor.jp/tsurao/archives/1219662.html

国債市場で利回り曲線が平たん化したことや、これまでのスティープ化の調整が続き、スワップの金利は平たん化した。

http://miyu11.hp.infoseek.co.jp/

吊られた男さん こんばんは。

最近、なかなかブログチェックができていないので、リンク先参考になりました。
なぜに国内REITだけ?
マザーファンドがもともとは無かったから、とかですかね。

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