PEGレシオ
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PEG=PER÷成長率
PER(株価収益率)とは、株価を一株当りの利益で割ったもので、割安さを判断する指標の一つです。しかし成長力の有る新興企業はPERが高くなりがちで、PERだけでは判断しがたいです。
そんな時に、PERに成長率を加味した指標がPEGです。PEGレシオと呼ばれる事もあります。
例えばPERが40倍・成長率が20%の企業の場合は、40÷20=2でPEGは2となります。
All
aboutの記事によると、通常は1〜2倍程度のことが多く、2倍を超えると割高と見られることが多い。一方1倍以下だと割安と見られることが多いそうです。
で早速、気になる銘柄のPEGを調べてみようと思いました。
しか〜し、いろいろ検索して探してみたのです、気になった銘柄のPEGを見られるサイトを見つけられませんでした。どうやら自分で計算しないといけないっぽいです。(もしPEGを見る事ができるサイトをご存知の方は教えてください。)
<10月10日追記 楽天証券で、PEGでのスクリーニングができるようになりました。これは便利です!特定の銘柄のPEGを見たい場合は検索条件に株価をいれると、だいぶ絞られると思います。>
成長率ってのがまた曖昧で、サイトによって書いてある事が違ったりします。
・今後3年〜5年間の予想EPS(1株益)成長率
・経常利益成長率
・利益成長率(営業利益率など)
・過去3〜5年の経常利益率の平均と現在(来期)の経常利益率を見比べて算出
とまちまちです。
今度3年〜5年間の予想EPS成長率ってのが、自分的には納得がいくのですが、問題は今後3〜5年間の予想EPS成長率をどうやって出すんだ!って事ですね。
逆に一番簡単に出せそうなのは、経常利益成長率ですね。
なんで、経常利益成長率でPEGを計算してみました。
自分の持ち株ですと、日産が2.00、アークスが1.13、大和工業が0.07などとなってます。
成長率が高そうなソフトバンクグループですと、ソフトバンクはPERがマイナスなので計算できず、SBIホールディングスが0.12、SBIベリトランスが2.41、ヤフーが2.75などとなってます。(2月1日現在)
計算の結果はこちら(Excelファイルです。重いです。Macの人ごめんなさい)
まあはっきり言って、銘柄数多すぎて見ずらいと思います…。
| この表の作り方 1、livedoorファイナンスでスクリーニング 上の結果はPER>0 経常利益成長率>0で検索しましたが、もっと業種を絞ったり、数値を細かく指定してやると、残る銘柄数が少なくなり、見やすくなると思います。 2、ダウンロードとゆうボタンを押すとワープロソフト向けのファイル(csv)でダウンロードできる。エクセル持ってたらエクセルで開かさると思う。 3、必要の無い項目を削除。必要に応じて見やすいように並び替える。上の表ではPEG順に並べていますが、銘柄コード順の方が探しやすいかも 4、PEG=PER/経常利益成長率/100になるように、関数を入れてやる。完成 |
もちろん、銘柄が少ない場合は電卓で計算した方が早いと思います。
まとめ、
1、PEGとは、PERを成長率で割ったもので、成長性も含めた割安感を測る指標である。
一般的には、PEGが1以下が割安、PEG1〜2が標準、PEG2以上が割高と言われている。
2、一株利益・成長率ともにプラスの右肩上がりの企業でしか、見る事ができない。また経常利益が小さい企業は、小さな変化でもPEGが大きく変わってきてしまう。
3、基本的に自分で計算しないとならないので、ちょっと面倒。
PEGに興味を持った、数学が好きな人はREAD MOREも読んでみてください。
PERが2倍良い企業と成長率が2倍良い企業が一緒とゆうのが、頭の固い私にはいまいち納得いかなかったです。
ただの自己満足かもしれませんが、成長率が倍だとどれほど違うのかを検証してみました。
PEGが2になる企業のモデルを5つ用意しました。
ここで、株価は一定、今の成長率がずっと続くと仮定して、5年後10年後にはどうなるのか計算してみました。
| 企業A 株価100円 成長率5% |
企業B 株価200円 成長率10% |
企業C 株価400 成長率20% |
企業D 株価800円 成長率40% |
企業E | |
| 今年 | 一株益10.0円 PER10倍 PEG2 |
一株益10.0円 PER20倍 PEG2 |
一株益10.0円 PER40倍 PEG2 |
1株益10.0円 PER80倍 PEG2 |
1株益10.0円 PER160倍 PEG2 |
| 来年 | 1株益10.5円 PER9.5倍 |
1株益11.0円 PER18.2倍 |
1株益12.0円 PER33.3倍 |
1株益14.0円 |
1株益18.0円 PER88.9倍 |
| 5年後 | 1株益12.8円 PER7.8倍 |
1株益16.1円 PER12.4倍 |
1株益29.9円 PER13.4倍 |
1株益53.8円 PER14.9倍 |
1株益189円 PER8.5倍 |
| 10年後 | 1株益16.3円 PER6.1倍 |
1株益25.9円 PER7.7倍 |
1株益74.3円 PER5.4倍 |
1株益289.2円 PER2.8倍 |
1株益3572.1円 PER0.5倍 |
5年後の段階では、企業Eが大きく躍進していますが、他はまだPERの順位の変動はありません。元からPERが低かった企業Aがまだ逃げています。ただ企業B・C・Dは12.4倍〜14.9倍に収まり、かなり近い数字になっています。
10年後になると、複利の効果で、成長率が大きい企業Eが断トツに良い結果となっています。ただ、成長率80%を続けるのは至難の業だと思いますし、企業Dの40%とゆう数字も難しいでしょう。ですので実際はこんな断トツな成績にはならないんじゃないかと思います。企業A・B・Cは5.4倍から7.7倍に収まり、比較的近い値になっているとも言えます。
これらを総合するとPEGは、成長率が高めの企業同士を比べる際は5年後位の株価を予想する手がかり、成長率が低めの企業同士を比べる際は10年後位の株価を予想する手がかりとして使えるかもしれません。ただし、現在の成長率予想の通りに成長するのか?って疑問は有ります。
また極端な話しをすると、成長率が0.5%の企業と成長率が1%の企業では、その位の差ならば今後逆転する可能性が結構あるとは思いますが、PERが一緒だと仮定するとPEGは2倍もの開きになります。もともと経常利益が低い企業、PERの低い企業には向かない指標だといえる。。その場合は素直にPERの比較の方がいいのかな。
5年後、10年後の数字の動きを見てみて、ある程度納得いくなと思えば使ってみると良いと思いますし、思わなければ無理にPEGを使う必要はないかなと。
私はというと、参考程度に新しい銘柄を買う時は一応見てみようかなって思う。
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- [2006/02/01 20:20]
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コメント
成長率が高い企業でないと、PEGはあまり意味がない気がしますね。
EPSもしくは経常利益成長率が30%以上の企業についてのみ利用しています。
PEGが1倍を割り込み、無借金、かつ、流動性もそこそこある銘柄、
見つけたら仕込んでおくと、1年、長くても2年でダブルバガーでしょうね。
もちろん、予算必達が必須条件ですけど...
コメントありがとうございます。
会社が中期計画を出している場合、その最終年度の経常利益が、
現時点から年率何%成長になるかを見ます。
中期計画を出していない企業は、四季報の2年目の経常利益とEPSの
予想数値から、年率何%成長かを見ています。
なかなか面白そうであれば、決算短信などのチェックを入念にしますね。
保有銘柄の目標株価を決めるときにもPEGを意識したり、
決算発表の時期には、前もってその企業のEPSをある程度予測しておいて、
それらのPEGや目標株価の表を用意しておくこともあります。
それにしても、実際どう使えばいいんでしょうね。
他の方々の意見も聞いてみたいです。
とても参考になります
私は、四季報の財務指標の予測をなんとなくは見てますが、中期計画ってちゃんと見た事がなかったです。
また決算発表の数字を見ても、前年比や予想より良ければ、良い。程度の理解しかなかったです。
これからの時期、決算を迎える企業が多いので、もうちょっと財務について勉強してみようと思いました。
>他の方々の意見も聞いてみたいです。
そうですね。私もいろいろな人の指標の使い方や、考え方を知りたいです。
ほぉ。。
そこで紹介してたのは「クインランド」「ビッグ東海」あと一つは忘れました。
クインランドもビッグ東海も翌日は勢い良く上げてました。
他にもPEG<1の企業を見つけてみたいと思います。
Re:ほぉ。。
会社の休み時間中だったんで、じっとは見てなくて、「PEG 1以下が割安」とだけメモとっておいて、後日ネットで調べて記事にしました。
>クインランドもビッグ東海も翌日は勢い良く上げてました。
そーなんですか?推奨銘柄もちゃんとメモとっといて買ったときゃ良かった〜(笑)
>他にもPEG<1の企業を見つけてみたいと思います。
お買い得な銘柄が見つかるとよいですね。
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